みなさん、2016年が明けて初夢は見ましたか?そもそも初夢っていつ見るの?とふと疑問に思う方にちょこっと豆知識。筆者、初夢は1月1日の夜に見るものだと思っていました。でも実はそうじゃなかったんです。

1月1日~2日にかけて見た夢を「初夢」という

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諸説は色々ありますが、「今日は何の日 ~毎日が記念日~」によると、「1月1日の夜から2日に入った夜にかけて見た夢」のことをいうそうです。多くの行事が2日始めということから現在では1日~2日にかけて見る夢が初夢と呼ばれるようになったとか。

初夢の由来は中国

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悪い夢を食べると言われる獏(ばく)の絵を枕の下に敷いて寝る風習があった中国。日本では少し形が変わり、室町時代ぐらいから「新年には良いことが起こるように」と縁起のいい七福神が乗った船の絵を枕下に敷くようになったのだとか。

江戸時代から更にこの風習は浸透

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江戸時代には身分関係なく庶民にもこの初夢の縁起が浸透していったそうです。お正月には七福神の絵の売れ行きも好調だったそう。この七福神には「永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音の良きかな」という回文がありますが、これをひらがなにすると「なかきよのとおのねふりのみなめざめなみのりふねのおとのよきかな」と前から読んでも後ろから読んでも同じ音になります。

日本では、これを3回唱えその回文を書いた紙と共に枕の下に入れて寝ると良い初夢が見られると言い伝えられてきました。それでも悪い夢を見てしまった時には、その日のうちにこの宝船の絵を川に流して邪気祓いをすればいいそうです。

ただ最近は環境汚染のことを考慮しなければいけないので、紙を川に流すふりをするだけでもいいかも知れません。もしくは溶ける紙に書くという方法もありますね。

縁起がいいとされる「一富士二鷹三茄子」って?

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みなさんはこの縁起がいい初夢を見たことがありますか?残念ながら筆者はありません。富士山や鷹はイメージとしてなんとなく「縁起がいい」とわかる気もしますが、なぜ茄子?と思う方もいることでしょう。

諸説は色々あるけれど…

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茄子は「成す」という語呂に引っかけて縁起がいいものとされていることから、初夢に見るといいと言われています。ちなみに鷹は「高い」、富士は「無事」「不死」という語呂合わせからきています。

また、茄子は江戸時代では値段の高い野菜だったとか。家康公が「高いもの」をそのまま縁起の良いものとして名付けたという説もあるようです。

一富士二鷹三茄子には続きがあるって知ってた?

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実は「四扇五煙草六座頭(しせんごたばころくざとう)」という続きがあり、読んで字のごとく扇はその形が末広がりになっていることから縁起がいいものとされ、煙草の煙は天に向かって昇っていくことで運気上昇を意味します。

そして六の座頭は、剃髪した琵琶法師を指し「毛がない」つまり「怪我ない」という語呂から家内安全を願ったものとされています。

どれも私たちの身近にあるものばかりですが、果たして初夢でこれらを見ることができる確率というと、そんなに多くはないのかも知れません。だからこそご利益があると言われるのでしょう。なにはともあれ、新年がみなさんにとって健康で良き1年となりますように!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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