今から10年前、2005年に起こった交通事故で
息子と娘を同時に失った夫婦がいました。

アメリカに住むダン&キャシー夫妻。
彼らの息子、アンドリュー(当時21歳)と次女のクリスティーナ(当時15歳)
は友人家族の元へ遊びに行く途中、一時停止を見落とし他の車と衝突。
この事故で二人とも帰らぬ人に。。。

愛する子供たちを同時に失った夫妻の悲しみは計り知れないものだったでしょう。
それから3年が過ぎても傷ついた心は癒されることがありませんでした。

そこでキャシーが決断した行動。
それは医療ボランティアとして貧困の地へ向かう事でした。
彼女は自宅から約8000キロ離れた地、西アフリカに位置するリベリア共和国へと旅立ったのです。

元々医療関係従事者として働いてきたキャシー。
子供たちを失った悲しみに暮れる生活を何とか変えたいと参加した医療ボランティア
そこで彼女の人生を変える出会いがあるなんて、だれが想像出来たでしょう。

”より多くの人たちの助けになりたい”
そう強く思い日々医療ボランティアとして活動していたキャシー。

そんな彼女が働く施設に、生後わずか4日の赤ちゃんが置き去りに・・・
生まれたばかりの赤ちゃんは口唇口蓋裂という先天性の疾患を患っており、
耳も不自由内臓にも重い合併症を抱えており、そのまま放置することは死につながるという状態でした。

この赤ちゃんはマシューと名付けられ、キャシーが担当となり世話をすることに。
“He just stole my heart,”(私の心は彼に奪われたわ)

そう笑顔で当時の事を話すキャシー。
マシューを養子として手続きし、自宅へ迎え入れる覚悟を決めたのです。

ダンとキャシーの息子として新しく家族の一員となったマシュー。
しかし、元々重い障碍を抱えて生まれてきた彼は、その後十数回以上にもわたる手術を余儀なくされました。

そんな彼も今特別支援学級の1年生に。
養父であるダンさんはマシューの事をこう話します。
“He was born 5,000 miles away, but he’s my son,” 
(彼は8000キロ離れた場所で生まれたけど、でも私の息子なんだ)
“He’s part of me.”
(彼は私の一部なんだ)

日本ではまだまだ障碍を持つ人に対しての差別や偏見が後を絶ちません。
もしこれが日本だったら、一体どれだけの人が彼らと同じ行動を起こせたでしょうか。

そしてどれだけの人が同じように愛情を持てるのでしょうか。

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