2016年の干支は申(さる)。動物であらわすと「猿」の年です。猿を神の使いとして崇める神社といえば、日吉さん日枝・山王さんとも言われます。全国に3800社ほどあり、総本宮は滋賀県大津市坂本にある「日吉大社」です。

日吉大社は京都の魔除・比叡山延暦寺の鎮守

日吉大社・西本宮楼門

出典2015年1月2日筆者撮影

日吉大社は滋賀県の比叡山の麓にある神社で、祭神は山の神であるオオヤマクイノカミと、奈良の三輪山から勧進されたオオモノヌシノカミ。
平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社とし、比叡山に延暦寺が建立されてからは、延暦寺の鎮守、天台宗全体の守護神と位置づけられるようになりました。

山の神と比叡山の猿が結びついて猿が神の使いに

西本宮楼門の軒下で屋根を支える神猿(まさる)さん

出典上の西本宮楼門の画像の屋根部分を拡大

西本宮楼門の軒下四隅には、それぞれ違ったポーズの神猿(まさる)さんが屋根を支えていらしゃいます。棟持猿(むなもちさる)と呼ぶそうです。

神猿舎(まさるしゃ)

出典2015年1月2日筆者撮影

境内では猿が飼われていています。古くから飼われていて、室町時代の記録にも登場しているそうです。『日吉山王権現知新記』の記録では、神猿さんの食費として一石(いっこく)(大人一人が一年に食べる米の量)の予算が当てられています。神様の使いだけあって、大切に扱われているのですね。

御利益は?

方除け・厄除け・縁結び・家内安全・夫婦和合・商売繁盛等の御利益があるそうです。神猿さんをイメージしたお守りがとてもかわいいです。

日吉大社の神様のお使い神猿(まさる)さんは「魔去る」「勝る」に通じ、縁起の良いものとされています。神猿さんのお守りで魔除け・必勝のご利益をいただきましょう!

出典 http://hiyoshitaisha.jp

境内にある石橋・日吉三橋は時代劇ロケ地として有名

出典2011年11月26日筆者撮影

境内を流れる大宮川に掛かる三基の石橋(大宮橋・二宮橋・走井橋)。天正年間に豊臣秀吉が寄進したと伝えられますが、当時は木橋で、現在の石橋に架け替えられたのは、寛文9年(1669)のことです。
数々の時代劇のロケ地として有名で、最近では映画『るろうに剣心・京都大火編』(剣心が新井赤空から逆刃刀を受け取るシーン)、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(新次郎とはつ対話シーン)で登場します。

交通アクセス

JR京都駅からJR湖西線に乗り比叡山坂本駅下車、徒歩20分。または三条京阪駅から京津線で浜大津駅まで、石山坂本線に乗り換え、坂本駅下車、徒歩10分。

正月は大渋滞しますので、JRか京阪電車を利用してください。

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自称フォトライター。琵琶湖のほとり大津に住んでいます。滋賀、京都を中心に活動しています。自然観察、史跡巡り、映画鑑賞、音楽鑑賞、デジ物関係の5つのBlogを運営中。
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