最低限の子育てが問題になりづらい理由とは?

目に見えてわかる子どもへの虐待は、殴られた・怪我をしたといった身体的な虐待であったり、家の中だけではなく外でも怒鳴り散らすなどの暴言があるといった場合は発見しやすく、関係各所に通報・保護される場合があります。

ですが、日常的に暴力もなければ、怒鳴り散らすといったこともありませんが、一切子どもに興味を持たない親が増えているそうです。子育てといっても、躾はせずご飯だけ食べさせ、お風呂に入れるといった生活だけをさせることも虐待の一種ではないでしょうか。

幼い時に愛情をもらえなかった子どもは、大人になってからも幼い時の影響で色々な弊害を発症する可能性があります。そこで、子どもへの虐待について考えてみました。

自分が大切であり、子どもは二の次になってしまう価値観

母親となった自覚がどこまで必要なのかといわれると、正解というのはないと思います。とはいえ、母親となった以上子どもを育てる必要性はありますが、子どもを差し置いて自分を優先する母親が増えているそうです。

何も息抜きをしてはいけないというわけではありません。息抜きといったレベルではなく、自分が楽しく遊ぶために「子育てを放棄してしまう」場合があります。化粧をしている時間、一切子どもを気にしなかったり目を離したといった時間は、ほんのちょっとといっても実際は1時間以上だったり「そこまで?!」と驚くような結果があるそうです。

友達とカラオケに行ってオールするために、子どもを寝かしつけたらおいて出てしまう。ご飯は菓子パンひとつ与えておけば問題ないと考える母親もいます。
子どもを置いて出かけてばかりなので、トイレトレーニングをまったくしない母親も多く、いつまでたってもオムツが取れないといった報告もあるそうです。

出かけるというと遊びに行くといったイメージが強いですが、仕事に打ち込むといったパターンもあるそうです。仕事ばかりで子どもに関心がない、仕事が優先(そこまでしなくても生活できるのに)といって人に預けてばかりといった子育ても一種の虐待ではないのでしょうか。

全てに口を出す母親は子どもの成長を妨げる

お母さんは自分の子供がすること全てに「こらっ」「だめ」「やめなさい」と言っていました。(中略)やること全てに口出しされ、どうしてだめなのかわからない状態になっているのです。

出典 http://maternity-march.jp

いくら子どものためといった大義名分を掲げても、子どもの行動すべてに口を出してしまうと子どもは動かなくなるか、言うことを聞かなくなるかの2パターンだそうです。

→おもちゃをひっくり返して、大喜びで遊ぶ

遊んでいい場所でやっているならば怒る必要はありません。
乱暴に扱ったり、片づけたりするときに指導してあげればいいだけです。

行動のひとつひとつに、「それはだめ!」「あれはだめ!」「なにやってるの!」と怒っていると、母親の怒った状態が子どもにとってはデフォルトになり、子どもは叱られているといった感覚がなくなっていき、どうしていいかわからずいうことを聞かない子どもになるのだそうです。

口を出すなら、出すべきところで「簡潔にわかりやすく」子どもに伝えることをしたほうがいいようです。

抑圧や束縛で子どもの感情を閉じ込める教育が問題

幼児から小学生中学生になっても親が全てに口を出してしまい、子どもに考えさせない教育に結果的にはなってしまったという事例もあるそうです。褒めたり、喜ばせたりといったことは一切せず、自分の思い通りにしない子供に「ダメダメ」と何もかも小さなことまで抑圧して押さえつけ、言われたこと以外動かない子どもを作り上げていきます。

結果、自主性が乏しく言われたこと以外まったく何もできない、自分で考えることができない大人になってしまいます。突然、将来はどうするのか考えているのか?と言われても、今まで散々口を出して自分の要求を潰してきた親に突き放されると、自分の考えも感情に乏しいため、欲がないといったことになるそうです。

本当にやってはいけないこと、叱らなければならない場面など、メリハリをつけて褒める・叱る・応援するなど様々な感情で子どもと接しなければ、将来的に何もできない子どもに育ってしまう可能性があるのです。

子どもの全てにYESと答え、お菓子などをあげ放題にする

今まではどちらかというと躾と称した「自分の思い通りに動く子ども」にしてしまう子育てのパターンでしたが、全く抑制しない子育てパターンも問題となっています。

子どもの要望全てをかなえてしまう子育て方法を、良しと考える母親がいます。どんな要望すらも叶えてしまうため、大抵は肥満児になってしまいやすく、我慢を知りません。どんな状況下でも叱らないため、叱られること=悪いことの分別が付かず、体が大きくなり力も強くなってくる頃には母親でも手が付けられない状態となり、問題行動を起こすばかりとなります。

小さなころは可愛さあまり、何に対しても「いいよ」といってしまいたくなる気持ちもわかりますが、将来的に苦労するのは子どもです。全てが許される世界に居たのに、いきなり小学校に上がれば、あれはダメこれはダメ!なんでこんなことも我慢できないんだ!と怒られてしまう可能性があります。

本来であれば、怒られることがどういった事なのかをある程度分別は付いてくる年頃ですが、一切そういった経験がないため理解ができません。想像以上にストレスは強いと思われます。これも一種の虐待ではないでしょうか。

子どもと向き合いコミュニケーションをとることが大切

大人目線で子供を見ている人は常に叱ったり躾けなければいけないと思いがちです。それをやめてみましょう。子供は想像以上に賢いです。自分で楽しいことを考えて工夫して遊びます。(中略)

「なんでそんなことするの」ではなくて「おもしろいことするなあ」という目線で見るのです。子供のすることを肯定しましょう。その子の良いところを見つけてあげましょう。

出典 http://maternity-march.jp

子育てに正解はありませんし、何が正しい姿でこれが完璧だということはないと思います。子どもひとりひとりに個性があり、母親から受ける愛情をもらうことで感情豊かに育っていくのだと考えます。

子どもだからと、適当にあしらうのではなく「何が悪いのか」「何がいいことなのか」をわかりやすく伝える努力が親には必要なのではないでしょうか。

また、子どもであってもひとりの人間です。パーソナリティーを尊重すること、子どもがなぜそんなことをしたのかを話し合ってみることも意外と大切な要素だと思います。子どもは、何かしら考えがあって「行動」をしている可能性があります。

それが、実は悪いことでも「ママが喜ぶと思ったから」かもしれません。そんな気持ちまで否定されてしまうと、子どもはとても悲しみます。子どもだからと思わずに、話を聞いてあげるコミュニケーションも大切なことなのではないでしょうか。

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