普段コルセットをしている方は少ないですよね。もともと、バストとウエスト~ヒップの落差を付ける為に貴族の間で好まれたアイテムです。しかし20世紀以降からは、ドレス文化の衰退と、女性の社会進出のあおりを受け、その本来の用途ではなく、どちらかというと医療用として用いられるようになりました。。長い歴史を持つコルセットは、今では生活様式やライフスタイルの変化と共に形を変え、現代社会の中では、腰痛対策や妊娠時、背中にかかる重みを緩和する為に着用するものなど注目を集めるようになってきています。


◼︎密かな人気「コルセットダイエット」
 有名女優が実際にチャレンジしたダイエット方法として取り上げられ、密かに注目を集めているのがこのダイエット方法。自分のウエストよりも10cm~12cmほど小さいものを1日3~6時間ほど着用するといういたってシンプル。着用した本人曰く、発汗量が増えダイエット効果があるとのこと。このダイエット方法は、体の形状記憶機能とリンクしていると言われており、普段より細いくびれを作り続けることで、実際のウエストも細くなり、美しいくびれを作る効果があるのだとか。姿勢にゆがみがある場合、血管が圧迫され、流れが滞ってしまいますが、補整アイテムを着用する事で正しい位置に戻し、血行を促進させるのです。

 しかし、着用の方法によっては、血行を良くするどころか、リンパの流れをせき止めてしまったり、またキツく閉めすぎることで内臓の下垂や、骨格の変形などを招くこともあるので要注意。またボーンが入っている物があり、そういった支柱の入っている物はボディを立てた状態で着用することを想定として設計されています。激しい運動や、着座の姿勢を長時間取る際などは、コルセットの下部がお尻や太ももを圧迫しうっ血や血行不良を招いてしまうことがあるため、初めての方や慣れていらっしゃらない方はこまめに自分の体の変化をチェックし、うまくアイテムを使った方がいいですね。

<サイズの選び方>
 通常は自分のウエストよりも10cm~12cm小さいものを選ぶと良いでしょう。ただし自分のウエストを計る際に、お腹を凹ませて計測してしまうと、着用した時に息が苦しくなってしまったり気分が悪くなってしまったりすることがあるので、あくまでお腹は凹ませないように。

<おすすめアイテム>
 背中編み上げタイプが可愛いですが、1人で着用する際背中に手を回して編み上げよ調節するのは至難の業。最近は前にニッパー(ホック部分)が装着されているものもあるので、背中で胴回りの長さを調節した上で、前のホックを下から順番に留めていくというタイプを選ぶと装着時は楽になりますね。また支柱の入っていない、いわゆる「補整腹巻きタイプ」もあり、締め付け感が苦手な人は、このような伸縮性のある物から試してみましょう。また、締め付け感が苦手な方以外にも、寝るときに着用する場合も注意が必要。特にハードなコルセットを利用されている方は、ボーンが就寝時の寝返りやうつ伏せ体制になった場合に、体に食い込み肌を傷つけてしまったり、気づかぬ間に体を必要以上に圧迫してしまう可能性があります。就寝時はハードタイプではなく、腹巻き形状の比較的サポート力の弱いものを選びましょうね。


◼︎医療用のコルセットもある!
医療用には大きく3つの種類があり「簡易タイプ」「軟性タイプ」「硬性タイプ」。ベルトと呼称のつくものは市販もされていますが、コルセットと呼ばれるものは医療用のものが多く病院で処方されています。

・簡易タイプ
 固定といった用途ではなく、サポートを意識したアイテムです。メッシュ生地など伸縮性のある素材を利用している事が多く、あまりボーンなどの支えになる支柱は入っていません。中でも「簡易コルセット」と呼ばれる腰と骨盤を固定し腰痛全般に用いられるタイプのものと、「骨盤ベルト」と呼ばれる痛みを伴う腰痛に用いられるタイプの2つがあります。対象としては腰痛症、急性腰痛などの一般的な腰痛に幅広く用いられるアイテム。

・軟性タイプ
 メッシュ素材の基盤にステンレス性のバネや金属のボーンで補強したもので、腹部に圧力を加えることで腰椎にかかる負担を軽減するという仕組み。支柱が入っているので簡易タイプよりも固定力があり、動くことで生じる痛みなどを和らげてくれます。対象としては、椎間板ヘルニア、腰痛症、腰椎分離賞などに用いられるアイテム。

・硬性タイプ
 これは病院でしか手にいれることができません。非常に固く、ほぼ腰回りを固定していまうので手術後などに病院で装着される意外は、自身での着用は難しいです。

 ベルトは腹筋や背筋など弱い部分の補強をしてくれるものですが、そのままそういったアイテムに頼っていると本来治すべき部位はいつまでたっても鍛えられません。常用し続けることで逆に悪化させてしまうこともあるので、利用期間や強度などについてはプロの意見を聞き、正しく医療用アイテムと付き合うべきですね。

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