人間の哀しさを描いて死した石田徹也という天才!

この絵を見て欲しい。
うつろな目をした人間が印象的なこの絵は「飛べなくなった人」という作品で今は死した石田徹也さんの作品です。

プロペラも翼もありながら、飛べない人間の哀しさを描いた見ただけで、ど肝を抜かれる作品です。

知られざる人間の哀しさを描いた石田徹也とは?

石田徹也さんは1973年静岡県生まれ。
武蔵野美術大学を卒業後、東京を中心に活動。

しかし、その生涯は2005年若干32歳で突然の電車の踏切事故で幕を閉じてしまいました。

私が石田徹也さんを知ったのは、「聖者のような芸術家になりたい~夭折(ようせつ)の画家・石田徹也~」という特集をEテレで2013年に見たことがきっかけ。

そう私が知った時は、すでに石田徹也さんは亡くなっていました。

生前の石田徹也さんは、作品は売れても安値で常にバイトをしないと生活が送れない状態で、両親からの仕送りも一切拒否し続けたと言います。

知人は石田徹也さんは、絵を描きたい一心で食べる時間が惜しいといつもカップラーメンを食べながら絵を描いていたと証言していました。

人間の死はただの回収に過ぎない?

これが、石田徹也さんが描いたお葬式の絵です。
私はこの絵を見た時ど肝を抜かれあまりにも機械的な人間が描かれていて衝撃を受けました。

この作品の名前は「回収」
死んだ人間を電気屋さんが、まるで家電品のように解体し部品ごとに段ボールにしまっている姿を死んだ人間の家族が喪服を着てじっと見つめています。

この絵の人間も同じく目がうつろで大変哀しさが出ていると言えます。
しかし、その表情は人間の死を悲しんでおらず、無表情に死んだ人間の解体を見ている。

石田徹也さんの瞳には、お葬式がこう映ってたのか。
疑問がわくものの、もう石田徹也さんご本人はもうこの世にいない。

人間の哀しさを抱え込んでいたのは石田徹也さん自身?

石田徹也さんご本人は、否定をされていますがどの作品にも共通する、目がうつろで無表情な哀しさを訴えかける人間に石田徹也自身が似ているという声は多いです。

確かに、石田徹也さんと作品の登場人物の哀しさは似ていると感じます。
だとしたら、石田徹也さんは哀しさを見る側の私たちに発信していた貴重な画家だと言えます。

その石田徹也さんの突然の死から10年・・・死してなお未だに日本だけでなく世界で個展が開かれている。
それだけ、石田徹也さんの作品が語る人間の儚さや哀しさが現代を表していると言える。

人間がどれだけ、もろくて哀しいことを誰よりも知っていたのは石田徹也さん自身だったのかもしれない。


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