それは2015年12月9日の事です。レイクランド在住のトリー・キーヌさんは、米フロリダ州にあるマクドナルドのドライブスルーで、注文をしました。ふと後ろを見ると、順番を待つ1台の車が見えました。キーヌさんは何の気無しに「後ろの人の分も一緒に払ってもいいか?」と店員のマリザベル・フィゲロアさんさんに尋ねます。

ドライブスルーは、注文してから進んだ場所にある清算口で、支払いをして商品を受け取るシステムの為、すでに後ろの人の注文金額がわかる様になっています。そして一緒に支払いをすると「後ろの方に『良いクリスマスを』って伝えてちょうだい」とマリザベルさんにお願いします。

後ろの車の人が会計をしようとすると、マリザベルさんからキーヌさんが支払いを済ませてくれている事、そして「良いクリスマスを」とのメッセージを受け取り、大変感動します。そして、この感動を自分の後ろの人にも伝えたいと感じ、自分も後ろの車の分の支払いをしたいと店員さんに申し出ました。

こうして、次の車の人も同じ様にとても感動して、その次の車の人の分の支払いを、そして次の車の人もまた次の車の人の分を…と「良いクリスマスを」のメッセージと共に、この愛情溢れる行動は連鎖してゆき、なんと、朝の9時から昼の3時過ぎまで続いたのです。

途中からですが、マリザベルさんは車の台数をカウントしていったそうです。そうしたら、なんとこの親切の連鎖は250人も続いていたのだとか!

その店員さんは「12年間マクドナルドで働いてきましたが、こんなことは今まで1度も起きた事はありません。この素晴らしい出来事に参加でき、私は本当に幸せで恵まれた気持ちでいっぱいです」と語りました。

一人の女性がふと思いついてした小さな親切。この優しい心が連鎖して、驚くほど沢山の人を幸せな気落ちにさせてくれました。いつもと同じ味のはずのマクドナルドも、この連鎖に参加した人たちは、きっと更に美味しく感じたに違いありません。この世の中、本当に捨てたもんじゃないという気持ちになりますね。


皆様、良いクリスマスを!

この記事を書いたユーザー

Mucoco このユーザーの他の記事を見る

愛犬と一緒に、海を眺めながら暮らしています。

権利侵害申告はこちら