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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
赤ちゃんはのお肌はツルツル、スベスベのイメージですが、実は皮膚が乾燥しやすく、その分、デリケートでアトピーになりやすいということをご存知でしょうか?
そこで今回は、乳児のアトピーの原因と対策について医師に解説していただきました。

アトピー性皮膚炎と乳児湿疹の違い?

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりをくりかえして起こす、かゆみのある湿疹です。赤ちゃんは、乳児湿疹になりやすいですが、これとの違いは、繰り返し、慢性的に続くことにあります。

主な症状は頭部や顔、頬、耳やひじ、ひざの裏などの関節部分などにも湿疹ができたり、耳など皮膚が切れることもあります。
強いかゆみがあり、よく眠れなくなることもあります。

アトピー性皮膚炎の原因は?

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アトピーは皮膚が乾燥しているとなりやすいといえます。通常は皮膚の表面にある角質層に保湿成分やセラミドなどがあるため、皮膚のバリアになる役割をはたし、体内の水分が出ていくことを防いだり、外からの刺激を防いだりしてくれます。
しかし乾燥していると、このバリアがなくなってしまい、アレルギーの原因となる異物や細菌などの感染もしやすく、汗などの刺激にも抵抗できず、かゆみがでたり肌が荒れてしまいます。
これをかいてしまうと、さらに皮膚の構造が壊されてしまい、バリア機能がさらに弱くなり、外からの刺激を受けやすくなり、炎症を起こしてさらにかゆみがひどくなるという悪循環に陥ります。

アトピーの原因は、遺伝による体質に加え、
・食べ物
・汗
・ダニ
・ほこり
などの生活環境、細菌や真菌なども関連して発病すると考えられています。

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薬は塗った方がいい?ステロイドは心配?

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治療としては、保湿やスキンケアをしっかり行い、ステロイド治療や、必要があれば食べ物などアレルギー物質の除去などをしっかり行います。
ステロイドを過剰に嫌がる方もいらっしゃいますが、しっかり外用治療を行わないと上記のような悪循環が起こりやすいので、はやめに治療を行うことが悪化を防ぎます。

【医師からのアドバイス】

生後まもない時期から保湿剤を塗り続けると、アトピー性皮膚炎の発症を減らすことができるという研究結果も報告されており、しっかりと保湿を行うことが予防となります。

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