乳児健診でこんな場面見かけませんか?

先生が赤ちゃんの両足を持ってグリグリ回したり、
ピーンと両足を伸ばしてみたり、健診の時に目にしたことが
あると思います!

あれは、股関節に異常がないかチェックしてるんです!

先天性股関節脱臼って何?!

「先天性」といいますが、9割が後天的なものです。つまり、生まれつきではなく、生まれた後になるということです。

そして、男の子よりも女の子が多いとされている疾患です。

どんな症状?!気付けるの?!うちの子は大丈夫?!

症状は、
①ひざを曲げた状態で股を広げると股関節にポキポキや、クリッという音がする。
これは股関節がはずれたり、はまったりするときに出る音の可能性があります。
②両足を曲げて、ひざが外側を向くように広げてみると、開きが悪い。
③両足をそろえると、太ももやおしりのシワの数が左右で違う。左右の足の長さも違う。
④歩き始めが遅い。しかも足を引きずるように歩く。歩き始めから足を引きずるようにしているときは、脱臼の可能性があります。しかし、両側とも脱臼がある場合は、この症状ははっきりとは出ません。

怖いのは、基本的に赤ちゃんが脱臼を起こし、
痛がって泣いて教えてくれることがありません。

つまり、親は見逃してしまう可能性もあるということです。

そのため、乳児健診では念入りに脚をチェックしてくれるはずです!

治療は????

軽度の脱臼であれば、オムツの当て方や抱き方に注意し赤ちゃんの脚がM字になるように気を付けます。これで治る赤ちゃんもいます。

ただ、完全脱臼でオムツや抱き方では治療困難な場合は、リーメンビューゲルといい、簡単なバンドを肩から足にかけてつるし、赤ちゃんが足を動かしているうちに自然に脱臼が治るように工夫された装具をつけます。

股関節脱臼がどんな影響をもたらすの?

早いうちに治療を行う理由は、成長に伴い股関節が変形し、
将来歩行時に痛みなどを伴う可能性もでてくるからです。

また、股関節脱臼は3、4か月健診で発見されることが多いですが、
見逃され生後6ヶ月を過ぎてから発見された場合は、
牽引など特殊な治療を受けることになります。

股関節脱臼にならないようにするには?

まずは、オムツの当て方です。
基本的には膝を曲げ股を開いた状態で交換します。
赤ちゃんの股関節の動きが妨げられないようにしましょう。
オムツのサイズも小さいなと感じたらサイズを大きいものに変えてみましょう。

基本中の基本ですが、おむつ交換の際は赤ちゃんの脚を真上に引っ張らないように
注意してください!!!

あとは、抱き方です。
抱っこ紐も、エルゴなどは赤ちゃんの脚が開脚するようになっていますよね。
スリングタイプのものだと、赤ちゃんをすっぽり包むので、股関節にも制限がかかります。
抱っこ紐を使わずに抱く場合もそうですが、股関節は開くように抱きましょう。
自然と赤ちゃんの脚がM字になるはずです。

普段から、オムツ替えの時なんだか片方だけテープが止めにくい気がする、
太もものシワの数が違う、などママやパパが気づけることも
多くあります!

大事な我が子です!日頃から気を付けて見てみましょう!

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