これまで、警察犬というとジャーマン・シェパードというイメージが強く、実際に世界各地で活躍する優秀な警察犬の割合は、ジャーマン・シェパードがほとんどだそう。知的かつ忠誠心と服従心に優れ、訓練を好むという性格から日本でも警察犬として登録が一番多い犬種です。

日本では、このジャーマン・シェパード以外にドーベルマンやコリー、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバーなどが警察犬協会の指定犬種とされています。近年ではこれらの指定犬種以外に、小型犬のシュナウザーや柴犬などを警察犬として認定するということが行われています。

もちろんどの犬も訓練を受け、審査と試験に合格しなければいけません。犬それぞれの性格や特徴がいかに警察犬として適任かが問われる試験は、犬にとっても厳しいものとされています。

今回、茨城県警でトイプードルを警察犬として認定

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トイプードルのアンズ(2歳)は、2013年に生まれました。生まれてすぐに飼い主により飼育放棄されてしまうという不幸な目に。殺処分寸前のところを動物愛護スタッフに引き取られました。

そこでアンズは4匹のシェパードと共に生活をし、訓練を受けて来ました。小型犬なので体力の点ではやはり大型犬に劣るものの、大型犬が見落としそうなことも小型犬ならではの体高の低さで気付きやすいという利点があり、アンズの「訓練好き」という性格も買われて見事審査や試験に合格、来年から1年間、行方不明者の探索や遺留品捜査に加わることになったそうです。

今年から3年間、犬種の制限を撤廃

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小型犬でも十分優秀で捜査に役立ってくれることが、過去に嘱託警察犬として登録された犬からでも明らかになっているそうで、日本警察犬協会では今年から3年間、試験的に犬種の認定を撤廃する方針に変更。

和歌山県警で嘱託警察犬として登録されたされたシュナウザーの「クリーク号」は、日本初の小型警察犬として2010年から活躍しているそうです。

プードルは一般的に知能が高く、ブリティッシュコロンビア大学の研究によるとボーダーコリーに次いで2位という優秀さを持つそうです。泳ぎも得意ということで、今後警察犬として犯罪捜査での活躍に期待できそうです。殺処分寸前で救われた命。警察犬としてアンズには是非頑張って欲しいですね!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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