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冬はインフルエンザの季節です! 予防接種をしても、インフルエンザは完全に予防できないもの…インフルエンザになってしまったら、とにかく早く回復したいですよね。例えば、食べるものはどうすればいいのでしょうか?

今回はインフルエンザにかかってしまった場合、どのような食事がいいのか、医師に話を聞いてきました。

「インフルエンザかも?」と思ったら…

インフルエンザかなと思ったら、まずは病院で検査を受けましょう。検査で陽性と診断されたら、家で安静にして内服薬を服用することになります。

インフルエンザは1~3日間の潜伏期間を経て、悪寒から始まり高熱と全身倦怠感が急激にあらわれます。さらに呼吸器症状(鼻水、咳、咽頭痛)や消化器症状(吐気、嘔吐、下痢)、頭痛や筋肉痛などが起こります。風邪に似た症状ではありますが、インフルエンザとなるとそれぞれの症状も強く出てきます。

発熱や鼻水、下痢で水分が奪われるし、嘔吐や下痢で栄養の吸収が減って栄養不足となり、体力や免疫力などが低下してしまいます。食事で体に必要なものをとらないと、体力ばかり消耗され、治癒しても体がだるいという状態になってしまいます。そのため、インフルエンザにかかったら適切な食事も大切です。

水分をとること

インフルエンザに罹った場合、まず1番必要なのは、水分です。高熱や下痢、嘔吐によって脱水症状を引き起こしがちになります。

最もおすすめしたいのは、スポーツドリンクなどです。発熱時には水分だけでなく、塩分も奪われ、下痢や嘔吐のときには、他にも多くの栄養素が奪われています。そのため、体内の電解質バランスが崩れてしまいます。水分だけでなくミネラルも含むスポーツドリンクがいいでしょう。薬局ならば、専用の経口補水液も入手できます。

消化の良いものを食べる

食べ物に関しては、消化の良い食べ物がいいでしょう。特に、消化器系が弱っているときは、刺激物や消化の悪い物は負担となってしまいます。

咽頭痛がある場合には、固形物を飲み込むだけでもつらいために、柔らかいものがいいでしょう。具体的には、おかゆやおじやがおすすめです。

さらに、免疫力アップのため、肉、魚、大豆やヨーグルト等のたんぱく質も食べられるといいですね。おかゆに魚も入れたり、おじやにキノコや緑黄色野菜を入れるなど工夫できるといいですね。肉などで脂分が多いものは消化に時間がかかるので、よく煮込むなど、柔らかくするといいでしょう。

インフルエンザ時の食事で気をつけたいこと

なるべくバランス良く摂取することが理想ではありますが、そのときの症状に合った食事をとりましょう。症状に反して無理に食事をとるのもよくないでしょう。

また、下痢ばかりで日に日に倦怠感が強くなるなど十分に栄養が取れないときには、病院で点滴も行えます。

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【医師からのアドバイス】

まだまだ続く、インフルエンザの季節。インフルエンザは予防が大切です。手洗い、うがいをし、十分な休息とバランスのよい食事を心がけましょう。楽しい冬休み、お正月を迎えられるよう、しっかり予防しましょうね。

(監修:Doctors Me 医師)

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