他人に親切にしようとして、思わぬリアクションを受けることがあります。こちらは純粋な親切心でしかないにも関わらず、悪意を持って反応する人。悲しいですね。筆者の住むイギリスでもこういうちょっとしたことがありました。

でも今回のケースは、親切にしようとした男性が反撃を受けた後、思わぬボーナスが手に入ったという話です。

ロンドンの地下鉄構内で

出典 http://metro.co.uk

ロンドン在住のジョー・クリスティーさんは、前にいた女性が10ポンド札(約1800円)をバッグから落とすのを見ました。女性は全く気付いていない様子。クリスティーさんはお金を拾って女性に声をかけました。

「すいません、お嬢さん」

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クリスティーさんは、フレンドリーに話しかけようとしました。ところが、振り向いた20代の女性はクリスティーさんが言い終わらないうちにこう言ったのです。「私、黒人男性には興味ないの。」そしてお金を落としたことに気付かないまま、急いで歩き去ったそうです。

出来事をFacebookに投稿

出典 https://www.facebook.com

せっかく女性が落とした10ポンド札を拾って渡してあげようとしたクリスティーさんの親切行為が、思わぬ女性の差別発言を受けることに。ある程度の年齢の人なら、まだ世代のギャップで硬い頭を持っている人も多いのでこうした差別発言は驚きもしませんが、20代の女性でこのような発言が出ることに驚き、同時に悲しい気持ちがした筆者。

これが実社会の厳しさなんでしょう。もちろん、この女性がたまたまそうした差別意識を持っていただけかも知れません。でも何千分の1かの確率でクリスティーさんは不運にもこうした差別意識を持った人に、親切を仇で返されてしまったのです。

でも、クリスティーさんは「10ポンド、返しそびれたからそれでランチを買ったよ。」とFacebookに投稿。親切が仇になったけれど、その後予期せぬボーナスが入ったので、結果としてはそんなに悪くはなかったということでしょうね。

肌の色で差別する人に心の器はない

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肌の色で人を差別する行為は、最も下卑た人間のすることです。白人が「自分たちが一番ベストな人種だ」と思う理由はいったい何なのでしょう。それは他の人種でも言えること。「自分達が一番」という概念を持っていることは明らかに差別です。

悲しいことに、今の世の中でもこうした差別が存在するのは事実。クリスティーさんの投稿記事には「悲しい奴だな」「最低な女」「肌の色なんか関係ないでしょうに」といった女性に対する批判的なコメントが相次いでいます。

気付いてほしい。人の外見は関係ないということを

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ちょっと考えればわかること。犯罪を犯したり、野蛮な行為をする人はみな肌の色が同じですか?世界には約73億人の人が存在します。これだけ多くの人が同じ肌、同じ言語なわけがありません。

肌の色や国籍、言葉は全く関係ないのです。他人に親切にしようとするのは外見ではなく心なのだということをこうした人達はいつ気付くのでしょうか。そんな愚かで悲しい人は1人でも減って欲しいですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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