お母さんに抱き締められた思い出。背中をポン!と押してくれた上司。つらいときに肩を抱いてくれた友達。彼(彼女)とケンカの後の仲直りハグ。かわいい我が子の笑顔に思わずギュッ。いろんな種類のボディタッチがありますが、思い出すだけでもふんわりシアワセ気分にしてくれると思いませんか。今回は、ボディタッチの持つパワーと、ボディタッチする・されることで得られる健康効果についてお話します。

ハグの効果

海外では日常のあいさつにも使われるハグ。抱擁は、人間同士が交わす、原始的な愛情表現のひとつだと考えられています。
いくつかの研究によると、ハグは脳内のエンドルフィン分泌をうながすため、全身の治癒力を高めます。幸福感をもたらす一種のセラピーとして、血圧を下げたり、生理痛を軽減したりする働きさえあるのだそうです。また、頭痛をやわらげ、不安感・ストレス・うつ病を軽減する作用もあります。
・自尊心を培う
・神経を落ち着かせる
・孤独感をやわらげる
・不眠症をいやす
・恐怖を克服する
・感覚を刺激する
・喜びをもたらす
・精神を落ち着かせる
などの効果があると言われているほか、老化を遅らせ、食欲を抑える働きもあると主張する人たちもいます。

されるだけでなく、する効果も。

ハグされるだけでなく、することでも、ポジティブな生理学上の効果が期待できます。そのひとつは、愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンの分泌をうながすこと。ハグは、鎮静作用があり、精神の安定・幸福感・心の平安をもたらしてくれるセロトニンやドパミンなどの神経伝達物質の分泌もうながします。このようなハグの効果は、抱き合っている間だけでなく、身体的接触が終わったあともずっと続く可能性があるともいわれています。

どこにする?

ボディタッチはどの部分にすると効果的か、というのはなかなか難しい問題ですが、一つ無難なのは背中でしょう。
励ましや慰めの意味、あるいは「よくやったね」という賞賛の意味を込めて、背中に軽く触れるのはボディタッチの初心者にも失敗の少ない方法だと思います。また、悲しいことや泣いている人の背中をさすることも、非常に良いボディタッチと言えるでしょう。
肩や腕なども親近感が湧き、自然にタッチできそうな部位ですね。
相手が男性なら、太ももに手を置いたりするのも、ちょっとドキッとさせる効果があるかもしれませんね。

恋人や夫婦でも。

恋人や夫婦の場合も、ハグやボディタッチを頻繁に行うことでオキシトシンの分泌が促され、お互いに対する親近感が増し、絆を深めることができます。
また、特別なことをしなくても一緒にいるだけで、気分が落ち込むことを防ぎ、不要な喧嘩なども防げる可能性もあります。
特にお互いのスキンシップが減って、健康問題が増えてくる傾向のある中年以降のカップルの場合、血圧を安定させたり心肺機能を向上させるといった効果も、ハグやボディタッチによって分泌されるオキシトシンのうれしい効用ですね。

日本人は伝統的に他人の身体に触れるのは何となく抵抗がある、という場合が多いですよね。何となく思いがうまく伝わらないとき、相手ともう少し距離を縮めたいとき、有効なツールとしてぜひボディタッチを活用してみてくださいね。

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東京生まれ東京育ち。

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