受けた言葉の傷はそのままいい返す戦術を覚えた16歳の少女秋風の物語


2015年11月26日(木)テーマ:小説2


「というわけで僕には僕の人生があるわけで秋風は湯川くんの彼女なんだから!もううちには、こないほうがいいよ!」と17歳の天才少年エスは16歳の少女秋風に言った。

秋風はそれが少しありがたくそして悲しかった。


エスに近づいてくる女の子は一様にふやけている。


しかしとても親切で秋風に口紅をくれた。秋風にはその親切が嬉しかったのだ。しかしエスは秋風に楽譜を渡す・・・

「これあげるから一週間以内に仕上げて来て」とエスはいう。

楽譜はもう離れた方がいいであろう秋風とエスを繋ぐ鎖のような物だった。

秋風はとても嬉しく課題の楽譜を受け取り指定された場所に行って、言われた通りに演奏した。


エスと親友の湯川くんは最近会ってないようだ。「秋風は湯川くんとはどうなったの?」とエスは聞いた。


ずっとここにいるんだから会う時間があるわけないだろ?!幽体離脱か!と秋風は思った。

「ん?勉強してると思うよ!」と秋風は答えた。

「それでいいのかよ!本当に?!」とエスは言う。

「うん、別にそれでいいんだ」秋風は無理に笑う。

「ま~僕はキミたちとは違って、いろいろ経験もしてるし、知ってるし!キミたちとは違うけどね!」とエスは言う。


「知ってるって?まさか!ストリップ小屋を?」

いつもエスが秋風をバカにしたような言い回しの言い方で秋風はエスに聞いた。

秋風には言われた嫌な言葉をそのまま返してからで?そう言われて?どう思った?と聞くところが生まれたのはエスのせいだった。

エスがいつも失礼なことを言いまくるからだ。

それを母親にやると全部言葉を訂正してあげなくてはならないので近づかないようにしている。父親はその言葉から逃げている。

でも秋風にはその戦術を覚えてからストレスが減った。

エスは挑戦的な目で秋風を見た。

「もうくるな!うちにわ!」とエスは秋風に楽譜を渡した。

秋風は悲しかったが、これでいいんだと思った。


工場の音が空しく響いて脳裏に焼き付いたがさようなら~♪灰色の空~!と歌を歌い自分には歌を作る才能はまるでないと秋風は思った。

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