記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
妊娠中は、何かと心身の変化に悩まされるものですね。
特に妊娠初期のつわりの時期は体調不良に伴って、イライラしたり、不安感から涙もろくなったりすることもありますね。また、妊娠後期に入り、出産間際になると、身体も重くなり胎動も激しくなって、夜眠れない日が増えたりして、これもまたストレスが溜まるものです。

その上、とくに第一子の場合などだと出産そのものに対する不安や恐怖感も高まって、なかなか平静ではいられないものです。
そこで今回は妊娠中のイライラについて、医師に解説していただきました。

まちに待った安定期!でも気分は優れない…

一般的にはツライ妊娠初期と出産の間にオアシスのように訪れると考えられている安定期。

食欲も出て、何を食べてもおいしいし、体調がよくて経過が順調なら、多少の遠出も…といろいろと制限の多い生活を送っている妊婦さんも、心待ちにしているケースも多いと思います。
あるいは、慎重派の妊婦さんであれば、流産の確率もぐっと低くなるこの時期まで、周囲に対する妊娠報告を待つ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、安定期がいざ訪れると、あんなに楽しみにしていたのに、確かに吐き気などは落ち着いたけれども、気分のほうは思ったほど良くないという方が意外といらっしゃるのも事実なのです。

これは一体何故でしょうか?

急激な体の変化に心がついていかない?

この原因は、いくつも考えられます。
つわりの時期は一般的に気分の悪さで体重の増加速度が遅く、中には逆に減ってしまうといった方もいらっしゃいます。でも、安定期に入って食べられるようになると、今まで食べたくても食べられなかった反動もあって、食事量が増え、間食などが止まらなくなる妊婦さんもいます。

これは多くは一時的なものなのですが、どんどん増加していく体重を見て、不安になるのも当然のことですよね。
さらに最近は、産婦人科で体重の指導などもあって、あまり急激に増えると注意を受けるので、健診が憂鬱で気分が何となくすぐれない、という話もよく聞きます。

また、体型もより妊婦さんらしくなってきて、妊娠前には見たことのない自分の体型の急激な変化に戸惑ってしまう、ということもあります。妊娠前の服が入らなくなったりすることもあり、今まで苦労してキープしてきたラインがみるみる崩れていくのを見るのもつらいことですよね。

迫りくる『出産』にナーバスになることも?

また、この頃になると赤ちゃんを授かる、ということがいろいろな意味で現実的になり、名前を考えたり、ベビー用品を買いそろえたりと身の周りが騒がしくなってきます。

見た目にも妊婦さんとはっきりわかるようになってくる方が多いので、ただでさえ身体がだるくてつらいのに、「生まれたらもっと大変よー」など他人から言われることも増えてきます。
また、働いている妊婦さんであれば産休・育休に入る準備や仕事の引き継ぎなども考えはじめる時期ですよね。もちろん、出産そのものに対する恐怖感などもあるでしょう。
赤ちゃんが生まれてからちゃんとやっていけるのだろうかという心配も加わり、マタニティブルーになる場合もあります。

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【医師からのアドバイス】

安定期に必ずしも心身が安定していないのはごく普通のことですので、あまり自分を責めたり、ガッカリしたりせず、小さなことは気にしないでのんびり赤ちゃんとの対面を待つ気持ちになれたらいいですね。

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