結局、3年まで勉強してなかったツケは大きく、トリプル上がりしたテストだけは勉強して出来たけれど、その他の学業が全く手つかずだったため、1度目の大学受験は完敗。

 そして、どう頑張っても1年では日東駒専にしかは入れないレベルからの浪人スタート。

 1年間、予備校で死にものぐるいの勉強をするも、急に実力が格段に上がるはずもなく、2年目の受験でも次々と玉砕して、6大学は完敗、駒沢も滑る、亜細亜が補欠とさんざんの結果の末、ようやく東洋に引っかかった。

 T陰の理数科から日東駒専レベルの大学しか行けないのは私くらいのものだったろう。

 気分は落ち込むばかりの日々を送っていた。

 幸い、センター試験だけは8割5分を取っていたので、国公立にかけるという選択肢が残っていた。

 受けたのは前期が東京外大のインドネシア語学科(英語や独語は偏差値が高すぎて受けられなかった)と最果ての地にある横浜の公立大学。

 それまで20個ちかくの大学受けてきて疲労がピークになっていたこともあり、東京外大では英国社とまあまあの出来だったのに、小論文を読むのに論旨を読み間違えて、見当はずれの解答を書いてしまう。

 続く横浜の公立大学は、テストは英国だけだったが、英語を終えた時点で力尽きてしまい、もう合格しようという気も失せて、とにかくひたすら根性だけで国語の問題を時間ぎりぎりまで解いた。

 この大学はあまりに遠かったので、2度と来たくないと思いながら帰路についた。

 それから合格発表を待ったが、大学まで見に行く気力もなく、家で朝刊に載っている合格者の欄を見ることにした。

 いちるの望みをかけていた東京外大…撃沈(_;

 もう東洋に行くしかないのかと憂鬱さ倍々の日々。

 半分以上は諦めていた横浜の公立大学が合格を発表する日が来た。

 その日は夜から眠ることが出来ず、一睡もしないまま朝刊が来るのをひたすら待つ。

 何度かオートバイの音がするが新聞は来ないという状態が続く。

 そんなことを繰り返していたが、、、

 ついに来た!

 急いで新聞を取ってきて、深呼吸してからおもむろに新聞を開いた。

 何ページかめくっていくと合格者が載っているページになった。

 そこに!

 なんと!

 私の名前があるではないか!?

 一瞬、目の前が真っ白になった。

 次の瞬間、腹の底から喜びがこみ上げてきて、思わず家中を1階と2階を行ったり来たりと走り回って止まらなくなる。

 その音を聞きつけて両親が目を覚まし、こんな早朝から何を騒いでいるのかと怒られる。

 私が横浜の公立大学に受かったことを伝えると、少し驚いた様子だったが、すぐに冷静になって、それは本当なのか、他の新聞も買ってきて確認してみろと父親に言われる。

 なにせ駒沢を落ちている身だったので、親も疑心暗鬼になっていたようだが、どれだけ息子を信用していないのだとぶつぶつ言いながら近所のコンビニまで他の新聞を買いに行った。

 他の新聞にもやっぱり私の名前があり、それを親に見せたらようやく納得したみたいだった。

 それにしても嬉しくて仕方なかった。

 駒沢を落ちた上に亜細亜が補欠だった人間で、この横浜の公立大学に合格した人間は私くらいのものだろう。

 私の同級生もこの事実を聞いて信じられない様子だった。

 というように、私の大学受験はこれまた紆余曲折の大きな浪人時代だったのです。

 おわり。

この記事を書いたユーザー

じゅじゅーん このユーザーの他の記事を見る

双極性障害なので、心に病を抱えていますが、頭脳は明晰な私です(^^「精神障害者」という言葉に、負のイメージではなく、プラスのイメージを与えることが出来ればと思っています。私の行動や言葉で、それを実現しようと考えていますので、気軽にお付き合いしていただければと思います。老若男女、LGBTに関わりなく、すべての人にオープンに接したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします(^^vv

得意ジャンル
  • インテリア
  • マネー
  • 動物
  • 海外旅行
  • 国内旅行
  • おでかけ
  • グルメ
  • 料理
  • テレビ
  • 恋愛
  • 美容、健康
  • ファッション
  • キャリア
  • おもしろ
  • ニュース
  • 話題
  • 音楽
  • スポーツ
  • 社会問題
  • インターネット
  • 育児
  • 広告
  • ゲーム
  • 暮らし
  • エンタメ
  • カルチャー
  • コラム
  • 感動

権利侵害申告はこちら