ムファサという名前を付けられた、推定20歳の雄のピューマは、南米ペルーでサーカス用の動物として生涯を費やしてきました。
ムファサは鎖で繋がれ、ピックアップトラックの荷台で生涯を過ごしてきたのです。

ペルーでは法律により2011年にサーカスでの野生動物の利用を禁止ましたが、
動物保護団体の調査によりペルー北部で禁止後も保護動物を含む野生動物を見世物として利用している、という情報を得て、今回のムファサの救出に至りました。

ムファサの救出にあたって警察と野生動物保護団体の役員が同行し、
恐怖心から威嚇と抵抗を示すムファサを機動隊も含む多くの職員が協力し合い何とか捕獲の檻へ。

無事ムファサの救出への第一歩を踏み出したのです。

出典The heavy harness and shackles that were wrapped around his body for so many years were finally broken.

20年間にわたり彼をつないでいた重い鎖とハーネスは遂に切り外されました。

ムファサは、彼の終の棲家になるであろうアマゾンの熱帯雨林にある自然保護区に輸送される前に、救助センターにおいて数か月にわたる治療とリハビリを受けることに。。。

出典 YouTube

”レッドリスト”
という言葉をご存知でしょうか。

世界の絶滅のおそれのある動物をリストアップした「レッドリスト(正式名称:絶滅のおそれのある種のレッドリスト」は、スイスのグランに本部を置く、IUCN(国際自然保護連合)により発表されています。
現在、日本の環境省も日本独自のレッドデータブックおよびレッドリストを作成していますが、これらも、このIUCNが作成したレッドリストの評価基準に基づいて作成されています。

出典 http://www.wwf.or.jp

IUCNでは、それぞれの専門分野の研究者グループが、野生生物を調査した結果に基づき、野生生物1種ごとの絶滅危機の度合いを査定します。危機のランクは、以下のような形に分けられています。

この中で、一般的に「絶滅のおそれのある野生生物」とされているのは、特に絶滅の危機が高いとされる、3つのカテゴリー(【CR】Critically Endangered、【EN】Endangered、【VU】Vulnerable)にランクされている野生生物です。
この3つのランクは、日本のレッドリストではではそれぞれ「絶滅危惧IA類(CR)」、「絶滅危惧IB類(EN)」、「絶滅危惧II類(VU)」と訳されています。

出典 http://www.wwf.or.jp

2014年の時点で公開されているIUCNの「レッドリスト」には、最も絶滅の恐れが高いとされる、3つのカテゴリーに、2万種以上の野生生物が記載されました。
IUCNのレッドリストではとりわけ、研究データの分析が進んでいる、哺乳類、鳥類、両生類の危機が明らかにされています。
掲載された種を大分類別に見ると、この表のようになります。

人間の”欲”という物は恐ろしいもので、
”希少価値が高い”もの程、人間の”物欲””独占欲”を掻き立てるといいます。

今回のムファサは保護団体に無事保護され自然へと還されましたが
水面下では今なお希少動物の闇取引は後を絶ちません。

あなたの周りにも、もしかした違法に密輸入された動物や植物を飼っている人がいるかも?

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