40年も前の戦争被害が、今を生きる子供達にまで…

ベトナム戦争が生んだ最大の悲劇。それは何と言っても枯れ葉剤の影響でしょう。
戦後約40年たった今でも枯れ葉剤の影響は続いており、それは生まれた子供達の体に大きな障害を残しています。

米軍によって繰り返し撒かれた大量の枯れ葉剤

出典 https://ja.m.wikipedia.org

米軍は敵地の隠れ家を壊滅させる為そして食料を無くす為に、ベトナムの密林を中心に大量の枯れ葉剤を撒きました。
散布面積はなんと、日本で言えば四国の面積に匹敵するそうです。散布量は1ヘクタールあたり平均27リットルだそうです。

枯れ葉剤の影響は、体調が悪くなったり病気になったりと当時の人々が苦しむだけでなく、遺伝子に影響し生殖障害を引き起こします。
簡単に言えば、当時薬を浴びた人々から生まれる子供は、戦後であっても奇形児の可能性が高くなるということです。実際に戦後も多くの子供達が枯れ葉剤の影響によって、生まれつき手足が無い、双子がくっついた状態、頭や顔の形がイビツなどの奇形を持っています。

当時日本でも話題になったベトちゃん、ドクちゃんも結合性双生児と呼ばれる奇形で、下半身がひとつで上半身が分かれた状態でしたよね。

枯れ葉剤の影響はネットで検索すると沢山出てきます。見るに耐え難いものも沢山あるので、ここでは割愛させていただきますが、戦争の被害や現状を知ることも大切な事だと思いますので、ご興味のある方は検索してみてください。

両腕が無くても前向きに生きる少女

出典 http://www.boredpanda.com

このような被害者の1人、ベトナムに住むグエトさんの生きる姿がたくましく素晴らしいと話題になっています。

グエトさんの先祖(おそらく祖父母か曾祖父母世代)が浴びた枯れ葉剤の影響で、グエトさんは生まれつき両腕がないそうです。
しかし彼女は不自由さを感じさせない様子で、私達と変わらない生活をしているように見えます。

両足があれば何でもできる

出典 http://www.boredpanda.com

出典 http://www.boredpanda.com

家事の手伝いや甥っ子や姪っ子のお世話まで。器用に足を使っているのです。

出典 http://www.boredpanda.com

パソコンのキーボードだって打てます。

出典 http://www.boredpanda.com

時間があれば知識を向上させるために、読書やインターネットをするそう。

両親を助けるために、家事手伝いに子守り…なんだってするグエトさん。

彼女には夢があるそうです。“小さな家を買って自立し、村で幸せに暮らす”こと。叶うといいですね!応援したい気持ちでいっぱいになりますよね。

何の罪もない彼女が昔の戦争の被害者になり、強く必死に生きる姿を見て、私は自分の弱さが情けなく感じてしまいました。そして世界の平和を強く願うばかりです。

あなたは彼女の姿を見てどのように感じましたか?

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海外かぶれ✈︎のコテコテ大阪人ライターです。まだ日本では伝えられていないような海外ニュースを中心に、育児ネタ、雑学ネタを記事にしたいと思います。多くの人に感動を、そして様々な問題を考えるキッカケを与えていきたいと考えています。やんちゃな2児の育児に奮闘する傍ら、執筆活動を頑張っています★よろしくお願いします!

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