エレベーターに乗ろうとして、なかなか来ないことってありますよね。先日もあるデパートの8階で、エレベーターを待っていましたがなかなか来ないという事態に遭遇しました。

うーん

Licensed by gettyimages ®

なかなか来ません。フロアの表記ランプを見ていると、地下2階から出発したものの地下1階でずいぶんと止っているようです。遅いな、そう思ったとき「ドンッ」と衝撃を受けました。

痛い、そう思って私が振り返ると。

そこにはすごい剣幕のおばちゃんが

Licensed by gettyimages ®

私が立っていたのはエレベーターを呼ぶボタンの前。きちんと「下」を押してランプが点灯しているのですが、そんな私を手で突き飛ばして小さく舌打ちをしてにらみながら、そのボタンの前に立ったのです。

ボタン押したよな、そう思っている私をおばさんはさらににらみます。私は脳裏には、恐怖に似た感情が閃きました。どうしてこのおばちゃんは怒っているのだろう。

私がそう思っていると。

ダダダダダ!!!

Licensed by gettyimages ®

ボタンを連打し始めたのです。そして私のほうをチラッと見て、また舌打ち。そうです、このおばちゃんは、ボタンを連打しない私のせいでエレベーターが来ないと思っているのです。

こわい!

おばちゃんは1階で止まっているフロア表記を見て再び舌打ちをすると、またダダダッと押します。そして2階で止まるとまたため息をついて、ダダダダダと動き出すまで連打するのです。またおばちゃんは私をにらみます。

私は気が付きました。

おばちゃんは、自分ばかりに連打させている私に怒っているのです

Licensed by gettyimages ®

私は怖くなり、一歩下がりました。それがおばちゃんにはさらに気に入らないのでしょう。あからさまに敵意のある目で見ながら、各階でエレベーターが止まるたびに連打します。そして8階にエレベーターがつきました。

チーン。

扉が開くと、数人が下りてきて中は空になりました。そして待っているのは私とおばちゃんだけ。中に乗ると、二人きりになってしまう。

私は堪り兼ねて、乗らずにその場を離れようとしました。そして背中を見せた私に向かっておばちゃんは。

「馬鹿にしてんじゃねえよ!クソガキ!」

Licensed by gettyimages ®

不意に振り向いた私の目に入った、その顔。いまだに忘れられません。

鬼でした。



関連記事

この記事を書いたユーザー

シャア! このユーザーの他の記事を見る

東京在住のライター。日常の出来事で考えさせられるすこと、興味を引く面白スポットなどをとりあげています。

得意ジャンル
  • エンタメ
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス