Facebookのトリコロールペイント機能に関する記事は、否定的なものばかりである

Facebookのプロフィールにトリコロールを重ねられる機能は、その機能が実装されてから一気に日本中に広がりを見せました。
しかし、半日もするとその動きには否定的な意見が相次ぎました。

そして、このSpotlightでも長谷川豊さんのブログから記事となりました。

これらの意見や、個人情報が漏れるとか、isisに資金が振り込まれるなどの噂が流れたことで、人々は次々とトリコロールを剥がしていきました。
しかし、これらの否定的な意見がは果たして全て真実で、トリコロールを重ねる事は本当に私たち日本人にとって悪い事だったのでしょうか?
冷静になれと言われている意見を更に冷静になってみてみると、違う考えがうかんできます。

ざっくり2つ、挙げてみたいと思います。

①そもそもFacebookはアメリカが提供しているサービスである

なぜパリだけなのか?同じパリでも、今年1月に既にテロは起きている。
ロシアでは飛行機が墜落したばかりだし、レバノンでは毎日テロではないか?

という意見に対しては、Facebookを提供しているアメリカという国について考えてみるといいのではないのでしょうか?
アメリカも自爆テロを受けた国です。しかも大規模な同時多発テロです。
小規模なテロならいいと言う訳ではありませんが、まだ大丈夫という考えがあったのではないでしょうか。
それから、フランス・パリに対して親近感を持っているという事です。

日本でトリコロールが広がったのも、パリとの距離感が近いということが大きいと考えられます。行ったこともないよく知らない国よりも、行ったことがあったり、知り合いが住んでいたり、自国と関係の深い国の方が関心もより高まり、悲しみも大きくなるというものでしょう。

Facebookがアメリカが提供しているサービスだということを考えると、他の国の犠牲者も同じように・・・とはいかないでしょう。

②笑顔が元気づけることもあり、気持ちは表現しないと伝わらない

笑顔の上にトリコロールを重ねるのは不謹慎
祈りは見せる必要はない

という意見に対してですが、確かにわざわざふざけた写真に変更した上でトリコロールを重ねるというのは不謹慎でしょう。しかし、ずっと使っていた笑顔の写真にトリコロールを重ねることが本当に不謹慎でしょうか?平常心を保ちつつも追悼の意を表するために皆が真面目な写真を使う必要があるでしょうか?

東日本大震災の際に寄せられた世界中からの笑顔のprayに、私は不謹慎どころか暖かさと元気を感じたものです。

そして、気持ちは表現しないと伝わらないものです。普段の挨拶やありがとう、ごめんなさいを言葉にしていますか?もししていなければ、心の中でどれだけ思っていても他の人にとっては思っていないのと同じ事なのです。

フランス人とは言語が異なる日本人がどこで見るか分からないフランス人に対して追悼の意を表してトリコロールを重ねることは、非難されるような事ではない気がします。


まとめ

結局のところ、今回のトリコロールを重ねられるFacebookの機能が悪いのではなくて、この機能を使う際に一人一人がきちんと考えた上で使う分には問題ないのではないでしょうか?
今回のパリに対してだけにこの機能が付いた事は、むしろFacebookの運営に言うべき問題であって、ユーザーにあれこれ言う問題ではないでしょう。
しかし実際によく考えずに使い、他人の意見に流され、変な噂に流されている人が沢山いるのを見てとても残念に思いました。
私は土着的ではありますが、初七日だけ半旗を掲げるという意味でこの機能を利用しています。それは空爆を良しとしているというのでは決してないので、変更したプロフィール画像に説明文を書いています。

多くの情報が溢れ、色んな選択肢がある現代だからこそ、何かを利用する前には一呼吸おき、よく考えてから自分の意思で選び、利用したいものです。


今回犠牲になった方々のご冥福を、心からお祈りします。

この記事を書いたユーザー

井上知華 このユーザーの他の記事を見る

唄う障害の伝導師。
Never give up the life (人生を諦めない)を信念に日々生きています。
身体、精神共に1級の障害者。
耳つぼセラピストでもある。

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