10月28日に発売された松田聖子さんの新曲「永遠のもっと果てまで」。作詞は、作詞家生活45周年を迎えた松本隆さん、そして作曲は、1972年デビューから常にトップを走り続けるたシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実さん。80年代に数々のヒット曲を生んだ«黄金トリオ»が聖子さんデビュー35周年を機に、31年の歳月を経て再びタッグを組みました。

NHK番組でも31年ぶりに三人が再会!

10月30日にオンエアされたNHK番組「SONGS 松本隆特集」で31年ぶりの再開を果たしたお三方。かつての舞台裏が初めて語られました。

三人で初めて仕事をしたのは、1982年に発売された聖子さん8枚目のシングル「赤いスイートピー」でした。既に人気急上昇中だった彼女。当時聖子さんの歌の作詞とプロデュースをしていた松本さんは、女性ファンを増やしたいと考えユーミンに作曲を依頼します。ユーミンは「呉田軽穂」というペンネームを使うことで承諾。“女の子の複雑な気持ち“を代弁したこの曲は大ヒットなり、聖子さんの代表作となるとともに、その人気を不動のものとしました。

その後も三人で発表した「渚のバルコニー」(1982年)、「小麦色のマーメイド」(1982年)、「秘密の花園」(1983年)、「瞳はダイアモンド」(1983年)、「Rock'n Rouge」(1984年)、「時間の国のアリス」(1984年)はいずれもヒットチャート第一位を獲得。聖子さんは歌の歌詞と共に“アイドルから大人のシンガー”へと成長していきます。

ユーミンと聖子さんにとっては25年ぶりの再会だったそうですが、ユーミンの楽屋にプレゼントを持って会いに来た聖子さんと感極まってハグをしたら、聖子さんは号泣だったとか。

「今でも現役でいてくれるから、今でもアイドルとして歌ってくれているから、かつての楽曲が息づいてくれてる。結婚、出産、離婚を経験しつつもアイドルの佇まいをキープし続ける聖子さんは特別な存在だし、これからもエールを送り続けたい」・・・後日ユーミンは、ご自身のラジオ番組で聖子さんに対する思いをこう述べていました。

新曲に込められたメッセージ

さて、番組の中で新曲についてはどんな話が出たのでしょう?

まず「僕らが作ると、時計が一瞬の間に30年戻るね」と松本さん。続いて「『夕陽を絞ったジンジャーエール』、すごいよね一行目から。“松本隆”って感じ!」とユーミン。冒頭からお二人の会話はさすがにウィットに富んでいます。

「生きてるって 素晴らしい。両手広げて 叫ぼう」

久しぶりに歌詞を書いた松本さんが今の聖子さんに贈った言葉。
「風雪を越えて帆をあげて旅立とうって歌詞を昔だったら歌えなかったかもしれないけど、ここまでの時間がこの歌にこもってる。すごくいい意味で、聖子版マイウェイ」と語るユーミンのコメントも深いです…

それでは、聖子さんの新曲「永遠のもっと果てまで」をお聞きください。

出典 YouTube

カップリング曲には中田ヤスタカさんも参加

いかがでしたか?
特に聖子ちゃん世代の人には、感慨深いものがあるのではないでしょうか。

10月31日公開の「PAN~ネバーランド、愛のはじまり~」日本語吹替え版の主題歌にもなっているこのニューシングル。ダブルA面として同時収録されている「惑星になりたい」は、中田ヤスタカさんが編曲を担当しています。「聖子さんでエレクトロをやりたい」と願ったユーミンの思惑が大当たりしそうな予感・・・

抜群の歌唱力、ピュアな可愛らしさ、逆境に負けない強さで音楽家までを魅了する“永遠のアイドル”聖子さん。このニューシングルをきっかけに更なる活躍を期待したいところです!

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mama chempy このユーザーの他の記事を見る

渡仏してから17年、パリ郊外在住。趣味は料理とお菓子作り、旅行、芸術鑑賞、ヴィンテージ雑貨などなど。パリの観光バス会社で勤務後、現在はブログにてパリ情報を発信しています。
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