我が家は自閉症スペクトラムだらけ?

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カエルの子はカエル(笑)

長男は、小学生の時に。
次男は一歳半健診の時に。
それぞれに「おやぁ・・・?」と思うところがあり、保健所や療育センターに相談したところ、WISCという検査を受けることとなり、二人とも自閉症スペクトラムの診断がくだりました。

長男は小学3年生で、いよいよクラスで授業を受けられなくなるまで、「なんか他の子と違う」「育てにくい…」と思いながらも、「私の愛情不足なのかも」「もっと厳しくしなければいけない」と思いながら育てていました。


次男は、長男が既に診断を受け、療育などを開始したあとに生まれました。なので、個性が出始める1歳を過ぎた頃から「何か、またちょっと違うかも??」というように、早期に気付けたわけです。

そして、よくよく知れば知るほど、どうやら旦那も当てはまる

私も若干・・・(笑)

そんな一家の長男に、つい先日起きた驚きエピソードを紹介したいと思います。

トラブルが多い長男

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本人は怒られてる理由も良く解ってなかったり…

長男の中学校(支援学級に在席)から呼び出しを食らいました。

内容を聞けば、乱暴な行為が目立つとのこと。
そのような傾向はずいぶん前から何度もあり、その都度、菓子折りを持って謝罪に伺ったり、親子で何度も話し合ったり、ルールを決めてみたり、ご褒美を決めてみたり、いろいろやった挙句、繰り返されるのでした。

いわゆる、アスペルガーの「ジャイアンタイプ」なのです。


私だけの力では何もできない。

そう判断した私は、最寄りの児童相談所へ。

それまでも月に1度の通所をしていたのですが、少し繰り上げて面談していただけることになりました。そこで、自閉症スペクトラムのソーシャルスキルの度合いや偏りを知る簡単なテストを、児童心理士の方が用意してくださっていたのです。

そのテスト結果を見て、唖然
そして

先生と私、爆笑(笑)


とっても「なるほど!だからか!!」と思ったので
みなさんにも「自閉症スペクトラムって、こんな感じ」を知っていただければと思います。



また、今からご紹介する例はあくまでも

「うちの子の場合」

です。

同じ自閉症スペクトラム、同じアスペルガーでも、回答の仕方や、得意分野、知識の偏りや生活の拘りは千差万別あります。

教えてもらってないのに解るはずがない

自分はマイペースに良く喋るけど、相手の話しは良く解らないことも多い。



比喩は「教えてもらったり、本で読んだことがあれば解る。」

テストの中にこのような質問がありました。


Q1、A君は足が速いです。運動会で、同級生が「ごぼう抜きだったね!」「まるでチーターだわ!」と言っています。同級生は、A君をどう思っていますか?

(1)チーターになった
(2)足が速い
(3)ごぼうを抜いている
(4)解らない



長男はちゃんと、を選んでいました。
ホッとしたのも束の間、本人から一言。

「これは、去年の先生が教えてくれたから知ってる(`・∀・´)エッヘン!!」



目ン玉飛び出るかと思った私。
にこにこ見守る、心理士の先生。

「去年ってアンタ、もう小6じゃん・・・?」



「そうだよ。6年の時に”なんでごぼう抜くの?”って聞いたら教えてくれた。」




「マジか!」

と叫んだのは、言うまでもありません。

皮肉って、ハンバーグ作るやつ?の世界(それひき肉や!)

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A君はチーターじゃなかったようだ・・・。

皮肉は、基本的に解ってない。

またしても、ものすごい回答に吹き出す私。
質問はこの2つ。



Q2、太郎さんの部屋はグチャグチャで、ゴミだらけです。脱いだ服もそのまま。足の踏み場も、座る場所もありません。太郎さんの部屋を見た花子さんが「まあ!なんてきれいな部屋だこと!」と言いました。花子さんは、なんと思っていますか?

(1)部屋が汚いと思っている
(2)部屋が狭いと思っている
(3)部屋がきれいだと思っている
(4)わからない



長男の回答は

まさかの3番

先生が長男に話を聞くと・・・・

先生「長男君さ、太郎さんの部屋きれいだと思う?」
長男「いや?だってグチャグチャでゴミだらけなんでしょ?
先生「じゃあなんで、花子さんはきれいだと思っているの?」


長男「さぁ?花子さんが頭悪いのか、花子さんの部屋の方が汚いんじゃない?」




笑うしかない(笑)




これはwww
本人なりに普通にしてても、トラブルになるわけです!!!

だって「お前いい加減にしろよ?」って言われたら
「自分にとっての良い加減(ちょうど良い、の方)」までするんです。
「いい加減にしろよ?」って言った方は、イライラしちゃいますよね?

だって、本人が納得するまで続いてしまうんですから。

そして、次の質問も・・・・


Q3、騒がしい子供を連れた家族が、レストランへ食事に来ています。子供は、椅子から飛び降りたり、食べ物で遊んだり、大きな声を出したり、走ったりしています。隣の席に座っていたおばあさんが、お母さんに向かって「おとなしくて、可愛いお子さんですね。」と言いました。おばあさんは、どう思っていますか?

(1)おとなしくて可愛い子供だと思っている。
(2)子供が騒がしくて迷惑だと思っている。
(3)なんとも思っていない
(4)わからない



そう。長男はブレません。
      
回答は1
その理由は

「おばあさんの子供の方が、ヤンチャで、うるさかったんじゃない?すごい子だくさんの大家族だったとか(笑)」

そりゃ、なんか怒っててもスカスカ抜けていく感じがするわな~…。
自閉症スペクトラムの中でも、グレーに近いと思い込んでいた私にとっては、驚きの新事実でした



ライオンでも可能?!

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いや、いないから・・・

そしてもう一つの新事実。
なんと長男は「なぞなぞの意味が解らない」子だったのです。

こんな質問がありました。

Q5、なぞなぞです。大きな口で、足を飲み込んでしまうもの、なぁんだ?

(1)ライオン
(2)ワニ
(3)くつ
(4)わからない



長男、回答は

またもまさかの

「・・・え?なぞなぞだよ?かいけつゾロリ見てたじゃん?(;゚Д゚)」
と、言う私に対して




「だって!!ライオンもワニも、足飲み込めるじゃん!!」





怖いわ!(゜o゜)



まぁでも言われてみれば・・・(笑)

彼には彼なりの、素敵な世界がちゃんとある。

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共に歩む仲間のような気持ちで居たい。

2時間近く、たくさん話した結果。

やはり、彼には彼にしか解らない世界が存在しているようです。
ただそれを否定するでも、強制や矯正するでもなく・・・

その世界にほんの少しの知識を教え、手助けをすることによって、本人が困ってしまうことや、本人の周りが困ってしまうことを減らしたり、無くしてあげることが、課題だと痛感しました。

彼には彼の独特な捉え方、見え方、考えるプロセスがあります。
それは悪いことではないのです。

それによって引き起こされる悪いことは、確かにあります。
でも、彼が悪いのではなく、私や、彼を取り巻く大人たちが、その彼のシステムを受け入れた上で「じゃあこっちが得意なら、こっちを頑張ってみよう!」と指針を出し、不得意な分野やトラブルを起こしやすい環境を遠ざけてやり、まず自信を身に着けてやること。

その身に着けた自信は、次に不得意な分野へチャレンジするとき、彼を支える力と信頼に繋がるのです。



育てるのが辛い時もある。

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いつもニコニコしてられないさ。

たまにしか会わない人や、親戚などから見ると「些細な事」に見える違いも、生活を共にする家族からや集団生活で長い時間を共にする担任などから見ると、やはり「ん?」と思われるようです。


逆に、家族だけの意見だと、特に一人っ子では「これが普通」と思って「育てにくさ」を感じながらも、無理をしたりドツボにハマるケースも。
ちょっと話しが逸れましたが、何か違和感があるときには、恐れたり恥じたりせずに、母親の直感に誇りをもって、専門家に相談してみてくださいね!


そうは言っても、当事者である私は、毎日が必死の状態で。
優しくしようと誓った直後に怒鳴ってしまうことも多々。
毎日同じことを注意したり促したりしなければならず、イライラしてしまいがちです。


そんなとき、A君が去年までごぼうを抜いていたこと花子さんが汚部屋なことおばあさんが大家族の肝っ玉母さんだったことライオンとワニがなぞなぞが解けずお互いの足を飲み込む話を思い出して、少しでもやわらかい対応ができたらいいなぁと、思います。

以下も是非、お目通しを♪

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