私は8歳の女の子と3歳の男の子のママです。
赤ちゃんに関する協会の代表と、フォトスタジオの運営をしています。
起業して2年、今までは自宅オフィスでしたが半年前に東京都中央区、日本橋に新しくオフィスを構えました。現在は私と他2人のスタッフが常勤しています。
(東京以外には神戸にも事務局がありますが、そこも子供に優しい職場です)

3歳の息子が来年の春から幼稚園に入るまで、期間限定で東京の中心で子連れ出勤中です。多いときで週に4~5日通勤しています。土日は出張なのでほぼ家にいません。

どうして私が子連れ出勤をしているのか。
平日保育園に預けて、土日家にいなかったら、ほとんど子供たちに会えない!という気持ちと、そもそも希望の幼稚園or保育園に入れない。
という理由もありますがそれ以上に子育てしながら働く社会を作りたい、そんなお母さんのロールモデルになりたい。という思いでそのスタイルをとっています。

仕事での打ち合わせは大体事務局に来てもらうことが多いのですが、月に5~6回は一時保育を利用しています。
持ち帰った仕事を子供たちが寝てからやる、ということは日常茶飯事。
仕事が詰まっているときの平日夜や土日の出張時は夫が子供たちをみています。

東京の中心で子育てをしながら仕事をするということはどういうことか。
ベビーカー論争も頻繁に起こるようなイメージの東京。よく、頻繁にネットやニュースであがる記事は、ママにとって悲しい気持ちになるものばかり。
泣いている赤ちゃんを見ると舌打ちされる?
ベビーカーをたたまないで乗ったら迷惑そうな顔をされる?
階段ばかりの駅で途方にくれていてもは誰も見て見ぬふり?
というネガティブ意見ばかりが目立つイメージを持っている方も多いと思います。

ですが、実際通ってみてわかったことがあります。
それは、東京の人は皆さんが思っているほど冷たいわけじゃないということ。
子連れ出勤をして良かった!という出来事もたくさんありました。

私の家から事務所まではドアTOドアで30分程度。
バスに乗って、電車に乗って、一回乗り換えて。という工程が入ります。
朝の通勤電車、息子はいつも大人しくじーっと立って乗っています。
皆静かにしてるから、自分も騒いじゃいけないということは解るようです。
ベビーカーは状況に応じて持参したりしなかったり・・だけど、朝はたたむことのほうが多いです。

片道15分の電車はいろいろな気づきを与えてくれます。
先日は、息子は帰りの電車でおじさんに席を譲ってもらいました。
ところが、座っている途中でウトウトしはじめ・・両隣の席は若い男の子やサラリーマン。
眠気に負けてぐらっとなるたびに、しがみついたり、寄っかかったり。
あぁ、疲れてるだろうに申し訳ないなぁと、その度にすいません、と謝ったのですが・・二人とも「いいですよ」とニコニコしてくださったのです。

いつも乗ってくる若いOLさん。
こちらをチラチラ見てくるので、迷惑に思われているかなぁと思ったら、息子と目が合うとにこっと微笑んでくれました。おもちゃを落としたらすぐに拾ってくれました。

ベビーカーがぐらっと倒れそうになったらとっさに手が何本も出てくるときがあります。
ここ空いてるよ!と席が空いたら教えてくれる人もいます。
階段では率先して運んでくれる方が何人もいます。
そんなささやかな出来事のひとつひとつ、ありがとうという気持ちでいっぱいになります。

満員電車の中ってお母さんは本当に気を使うし、申し訳なく思っているので、そんな一言が「ここにいてもいいですよ」っていうお返事を頂いたようで、頑張るお母さんの疲れを吹き飛ばしてくれるのです。

東京にいるお母さんたちは、外に出ると謝ってばかりの気がします。
泣いちゃってごめんなさい。ベビーカーで迷惑掛けてごめんなさい。
でも、すいませんと口に出すたびに「ここにいてごめんなさい」「赤ちゃん生んでごめんなさい」という気分になってしまう。
一日の中で一番多く口に出す言葉がごめんなさいなんて、自分や赤ちゃんの存在すらも否定された気になってしまいます。だから、外に出るのが怖いというお母さんの気持ち、よくわかります。私も昔、そうだったので。

息子を産んでから、上の娘のときよりは少し気楽に考えるようになりました。
すいませんという言葉を連発するのはあまりよくないなと思っています。
だから、すいません、の後には必ずありがとうございます、とつけるようにしています。

手伝ってくれてありがとう。迷惑かけちゃったのに許してくれてありがとう。きっとそのほうが言われた方も嬉しいはずだから。

東京で子連れ出勤、ほかにもいろんな出来事があります。
これから何回かに分けて記事を投稿していこうと思います。

この記事を書いたユーザー

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8歳と3歳の子供の母親。一般社団法人日本おひるねアート協会代表理事。
おひるねアートスタジオ「Story(ストーリー)」トータルプロデューサー。
200名のママ講師を抱える傍ら、自らも3歳の子と一緒に東京の中心で子連れ出勤をしている。
子供と一緒に働くという事が当たり前になる社会を目指して日々奮闘中。
「おひるねアート.com」
http://ameblo.jp/ohirune-art/

得意ジャンル
  • 育児

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