乳がんの手術後の乳房再建に新しい可能性。

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少し前のことになりますが、2013年から乳がんの全摘手術後の乳房再建に使う、人工乳房への健康保険適用制度が始まりました。Twitterなどでもあまり情報が無いようでしたが、皆様はこちらのニュースをご存知でしょうか。

乳房再建の治療を受けられる方、その治療を待ち望んでいる方がたくさんいらっしゃいます。

厚生労働省は、乳がんの全摘(乳房切断術)手術後の乳房再建に使う人工乳房への健康保険適用を初めて承認しました。保険適用を承認したのは、米国医薬品・医療機器メーカー アラガン・ジャパンの人工乳房と、人工乳房を体内に入れる際に皮膚を伸ばすのに使う皮膚組織の拡張器で、2013年7月より適用が始まります。

出典 http://hoken.rakuten.co.jp

使用するものには、一定の決まりがあるようです。

患者さんの負担を大幅に減らすことに繋がります。

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健康保険適用の大きなメリットは、高額な費用の為に治療をあきらめていた方にも、治療の選択肢が増えること、ではないでしょうか。

これまで、人工乳房再建術の費用は、おおよそ70万円~90万円の費用がかかっていましたが、保険診療になることで、乳がん患者の自己負担が軽減されます。また、入院を開始するタイミングによっては、高額療養費制度の活用でさらに自己負担額を少なくすることも可能となるでしょう。

出典 http://hoken.rakuten.co.jp

乳がんの全摘手術・入院費用もかなりの額になりますので、この手術が健康保険適用になるのは、助かりますよね。

一人でも多くの方に知っていただきたいことです。

手術・保障については事前に確認をしましょう。

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こちらの制度が始まって2年ちょっとですので、実際に治療を受ける場合は事前に保険会社さん、病院に制度の詳細を確認すると良いでしょう。

混合診療が認められていない日本では、乳房切断術と人工乳房再建術を同時期に実施すると乳房切断術も自由診療となり全額自己負担となってしまうため、これまでは同時期の実施はあまり考えられませんでした。今後は同時期でも保険診療となりますので、その場合の手術保障の取扱いについては理解しておくことが大切です。

出典 http://hoken.rakuten.co.jp

手術方法も、ひとつではないようです。

保険会社によっては、保険金の支払い条件を、「公的医療保険の適用範囲」の処置としているため、 公的医療保険の範囲内となる一部の乳房再建方法であれば、手術や入院の際に保険給付金が支払われるのです。公的保険制度や医療技術がどんどん変化・進化していくことも踏まえて、保険を選んでおくことも重要なんですね。


出典 http://www.hokenmarket.net

このような治療をする機会がないことが一番ですが、事前に備えておくことが大切でしょう。

治療の選択肢が、またひとつ増えました。

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女性にとって、このような事態になることは避けたいことですが、実際にこの治療に向き合われている方が沢山いらっしゃいます。治療方法がひとつでも増えること、一人でも多くの方が、最も望む方法で治療ができることを願うばかりです。

※実際の健康保険適用条件、生命保険の利用については事前に各機関にお問い合わせください。

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山本明日香 このユーザーの他の記事を見る

講談社:VoCE読者ブロガー「VOCEST」3期生。スワロフスキーアーティスト。ヨガ、ストレッチを中心としたボディメイク、ヨーロッパのファッション・ライフスタイルなどを発信するのが得意!ダイエット検定1級取得。Webライティング能力検定1級合格 ◆美容ブログ:http://ameblo.jp/asukaproduce/

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