小学校入学前までに家庭でやっておきたいこと6項目

子どもが伸びる力を育てるためには、どうすればいいのでしょうか。

家庭教育には原則があります。遠い昔から私たちのご先祖様が伝えてきたことです。


第一 毎日一度は子どもをぎゅっと抱きしめてやる

第二 夜8時までに寝かせる

第三 テレビ・ゲームなどの時間を制限する

第四 「片付ける」ことを教える

第五 本の読み聞かせをする

第六 「甘いもの」の制限をする


子育てをしていて、これらのことができているかどうか意識するだけでも変わります。

ちょっと自分自身の子育てを振り返ってみてください。

第一 毎日一度は子どもをぎゅっと抱きしめてやる

愛されていると思えないと、自分に自信を持てず、その子自身が持っている力を出し切ることはできません。

まず大切なのは、親の愛です。

「大好きだよ。」「私の宝だよ。」「挨拶が上手になって、うれしいよ。」など、
子どもをきゅっと抱きしめながら、たっぷりと愛情のこもった言葉をかけてください。

この愛情は、子どもが育っていくための大切な土壌になります。

親の愛を毎日感じている子は、精神的に安定します。

親に包まれている安心感によってこそ、「知的好奇心」は芽生え、「行動」につながっていきます。

忙しいあなたも、ぜひ1日一度は子どもと2人の時間をとって、ぎゅっと抱きしめてください。

この時間が、親にとっても子どもにとっても一生の宝になります。

第二 夜8時までに寝かせる

睡眠は、成長にとって欠かせないものです。

寝ている間に私たちは成長します。

幼児の時は「8時までに寝かせる」のが目安です。

最近の脳科学では、「学力を伸ばすには、よく寝なくては駄目だ」といわれています。


京都大学の先生に伺った話ですが、軽度知的障害がある子でも、「8時前に寝かせていた子」と「夜更かしをしていた子」では、結果が大きく違うようです。

「8時前に寝かせていた子」は、軽度知的障害を見事に克服した子が多いのに対して、「夜更かししていた子」は、障害が重くなった場合が多いそうです。


「寝る子は育つ」とは昔から言われていることですが、とても大切なことです。


睡眠と子どもの成長は大きく関わっています。

寝ている間に成長ホルモンが分泌され、骨が成長したり、脳が発育したりするのです。

この成長ホルモンは、寝入ってすぐの深い眠りの時にたっぷり出されるのですが、時刻によっても出方が違ってきます。

最もよく分泌されるのが、夜の12時前後といわれています。

つまり夜遅くまで起きていると、成長ホルモンがたっぷり出ないことになり、体や脳が十分育たないことになってしまいます。

実は、私も子どもが小さいとき、8時には寝かすことができませんでした。

ついつい子どもを親のペースに巻き込んでいたと反省しています。

まだお子さんが小さい方はぜひ、8時までに子どもを寝かせるように心がけてください。

睡眠は、子どもの発達には大変重要です。

8時までに寝かせましょう!

第三 テレビ・ゲームなどの時間を制限する

子どもはテレビやゲームが大好きです。

テレビやゲームをしているときは、じっとしていて静かです。

ご飯の準備をするときなど、忙しいときはテレビを見せていたほうが、親にとっては都合がいい場合もありますよね。

でもテレビやゲームは、子どもの脳にとっては刺激が強すぎるのです。

いろいろな脳科学の本を読んでわかったことなのですが、意欲、判断、情動抑制など、人間らしさを保つために重要な働きをする前頭前野が、テレビやゲームをしているときは、ほとんど動いていないそうです。

テレビ・ゲームに熱中ばかりしていると、キレやすく、注意散漫で、創造性が養えないまま大人になってしまう可能性もあるのです。

《参考文献》
『ゲーム脳の恐怖』森明雄 著 生活人新書 NHK出版


小学校の教員をしているとき、テレビ・ゲームを何時間しているかと調査したことがあります。

そのとき、テレビを3時間・4時間以上見ている子どもは、宿題忘れが多かったり、忘れ物が多かったりする子が多かったです。

クラスの子どもたちをみていると、ゲームをよくやっている子がなんとなくわかりました。

どうしてかというと、ゲームをたくさんやっている子どもは、感情表現が乏しいように見受けられたのです。急にキレることもありました。

テレビ・ゲームは楽しいものかもしれませんが、つきあい方には十分気をつけた方がいいように思います。

子どもの成長のためにも、テレビ・ゲームに頼る子育てはやめませんか?

第四 「片付ける」ことを教える

1.朝のあいさつをする子に ーそれにはまず親の方からさそい水を出すー

2.「ハイ」とはっきり返事のできる子に 
ーまずは母親が主人に呼ばれたら必ず「ハイ」と返事することー

3.席を立ったら必ずイスを入れ、ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に

出典『一語千鈞 森信三』 寺田一清編 (致知出版社)

国民教育の師父である森信三先生のいう『しつけの三大原則』


私も母親として、朝は元気な声であいさつ、名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をし、靴を脱いだらそろえるようにして、毎日を過ごしています。

でも、自分の子ができているかというと…?なかなか難しいものです。

返事・あいさつ・あとしまつ」
ができるような子どもに育てたら、子育て合格です!


片付けが一番身につくのは、小学校入学前です。靴を履いて歩けるようになった頃から、「くつをぬいだら、とんとそろえようね。」と声をかけ、毎日毎日言って、聞かせて、やらせて、ほめることが大切です。

「しつけ」は、本当に大変です。

1日でできるようになりません。最低100日はかかります。

ぜひ、靴をきちんとそろえることを意識してみてください。

片付けることを教えると、「最後までやる」くせがつきます。

「最後までやる」というくせは、長い間にわたって、その子の力を伸ばします。ぜひ片付けできるようにしつけてください。

第五 本の読み聞かせをする

わたしは、子どもが小さいとき、毎日本の読み聞かせをしていました。

子どもに本の読み聞かせをした時間は、親である私にとっても宝になっています。

ゆったりとスキンシップしながら、本を読み聞かせし、心を動かせる時間は本当にすばらしいものです。

本の読み聞かせは、親が子に贈ることができる最大のプレゼントです。

1年間で1千万円プレゼントするのと同じぐらいの価値があります。


本の読み聞かせをすると

◎親子の情が深まります。

◎ストーリーを頭の中で想像するようになります。

◎文章を覚えます。

◎言葉に関心を示します。

◎読むリズムを体得するようになります。

◎記憶する力もついてきます。

◎知的好奇心もそだちます。


本の読み聞かせは、いいことずくめです。


「絵本」って、子どもだけの読み物ではありません。

大人になって「絵本」をよむと、また違う感動が味わえ、心の栄養になります。

絵本の読み聞かせをしているときは、子どもと親の心の通うときでもあります。

どんなに忙しくても、1日のうち1回は本の読み聞かせの時間をとってみてください。

そして、親子で至福の時間をすごしてください。

第六 「甘いもの」の制限をする

カルシウムは、骨を作り、脳の働きをコントロールします。

カルシウム不足だと、「キレやすい子」になります。

「甘いもの」は体内のカルシウムを破壊します。

角砂糖1個で、牛乳ビン7本分のカルシウムが壊れると言われています。

1本の甘い飲み物には、角砂糖が7個分ぐらい入っています。

つまり1本甘い飲み物を飲むと、牛乳ビン50本ぶんのカルシウムが壊れます。

学校で、「乱暴な子」「よくキレる子」を調査すると、甘い飲み物やお菓子をたくさん食べている場合が多いです。


子どもは甘いものが大好きですし、与えると喜びます。

しかし、子どもの成長を考えると「甘いもの」を制限するのは、親のつとめのように思います。

本当に子どもに幸せになってほしいと望むのなら、「甘いもの」を制限しませんか?


第一 毎日一度は子どもをぎゅっと抱きしめてやる

第二 夜8時までに寝かせる


第三 テレビ・ゲームなどの時間を制限する


第四 「片付ける」ことを教える


第五 本の読み聞かせをする


第六 「甘いもの」の制限をする



以上の原則は、遠い昔から私たちのご先祖様が伝えてきたことです。

普段の生活の中で、これらのことができているかどうか意識するだけでも変わります。

6つの中の一つだけでいいので、できるところから意識してはじめてみませんか?


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元小学校の教師で、心理カウンセラー、PTA会長経験したママ先生が、あなたの中にいる神様を起こし、あなたのオンリーワンの才能を発掘し、育成し、自分の望む人生を歩めるようにサポートします!
【Happyいくじコーディネーター 親サポート専門】ママ先生 平田由里子

誰もが自分の中にいる神様を起こし、 ブレない自分軸をもち、 ”自分らしく生きたい!””楽しく子育て・自分育てをしたい!” という人をサポートすることをライフワークにしています。

私は大学卒業後、7年間東京で小学校の教師をし、専業主婦として二人の子育てをしています。

「子育ては自分育て」です。

小学校の教師としての経験、専業主婦として2人の子どもを育てた経験、心理カウンセラーとして電話相談員をした経験、ドイツで海外生活をした経験、PTA活動の経験・・・・私は20年以上子どもの教育に携わってきました。
子どもの教育に携わってきた中で、子どもの教育をよりよくしようと思ったら、まず子どもを育てる親のサポートをする必要があると感じています。現在は、子育てセミナー・ワークショップ、カウンセリングなどを通じて、多くの親のサポートを中心に活動しています。

だれもがはじめから立派な親なんていません。子どもと一緒に成長すればいいのです。

子育てのちょっとしたコツを知っていたら、誰もがにこにこ笑顔で子育てができるようになります。

20年以上教育に携わった中で得た子育て・自分育て知恵・ヒントなどを日々ブログで発信しています。

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これからも、子育てをする親をサポートするために、今自分ができる最善を尽くしたいです。
どうぞよろしくお願いします。

【Happyいくじコーディネーター  親サポート専門】  ママ先生 平田由里子


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