産科医療を取り上げたドラマ「コウノドリ」。昨夜も、号泣した人が多いんじゃないかな?
私も、号泣しました。

患者だって、決断を下すのは怖いし迷いますよね。
今までに、28年前の胸腺摘出、3年前の子宮摘出、そして18日前にステロイド導入。どの決断も迷ったし怖かった・・

そんな私の昨夜の号泣シーンやそれに対する感想を綴っていきます。
ほとんど私の独り言や決意のような内容となりますが、良かったらお付き合いください。

答えなど、どこにもない

「これでよかったんですか?判断を間違えたんじゃ・・・?」と言う下屋先生に対して、
鴻鳥先生は、

★出産は結果がすべて。無事なら問題なし。うまくいかなかった時は、たとえ判断にミスがなくても、患者さんとの信頼関係は崩れる。
★正しかったかどうかは誰にも判らない。
★答えはどこにもない
★そんな答えのない過酷な決断を、僕らはいつも患者さんに迫っている。
★だからこそ医者は、正しい情報をきちんと患者さんに伝えて、真剣に患者さんと向き合わなければならない。
★患者さんが下した決断に対して、医者はベストを尽くさなければならない。

このように言いました。(一字一句同じではありません)

そうです。
答えなど、どこにもありません。

だって、全く同じ症例なんて存在しないから。
同じ年齢、同じ身長と体重、全く同じ検査データ、全く同じ症状の現れ方や強さ・・・・そんな患者さんは他にはいないから。

患者だって、決断を下すのは正直、迷うし怖い・・・

18日前、私はステロイドを服用すると言う決断を下しました。そして3日前から服用を開始しています。
決断するときはちょっぴり怖かったです。

「どうする?使ってみる?」と主治医より言われたとき、「えっ? ❝使おう!❞ じゃなくて ❝使ってみる?どうする??❞ 」って思いました。
先生が決めてくれる方が、患者としては気が楽です。

一昔前は主治医が決めて患者はついて行く、という感じでしたが、今は医師が患者に情報を伝えて、最終決定は患者が行う時代です。
自分の命だもん、自分で決めなきゃね!

「”ステロイドを使ってみたら?”という意見も出ているのだけど、リスクもあるし・・・もう少し様子を見たい」という話は、半年ほど前に聞いていました。
だから、自分なりにステロイドのことも勉強しました。

そして、ステロイド導入の際に必要な検査は全部やったし、そろそろ結論が出る頃だろうな、と薄々感じていました。
だから、自分の中ではもう結論は出ていました。
努力次第では防げる副作用もある。副作用は出さないぞ!と覚悟を決めていました。

それなのに、いざ「どうする?」と聞かれると、一瞬ためらいが生じたのです。
私の場合、体の不調が検査数値には現れないタイプで適応外でのステロイド使用となります。

主治医から説明は十分に受けた。聞きたいことも聞いた。それなのに、結論を下すことが少し怖かったのです。

人はいつも、いくつもの選択をして生きている

人はいつだって、いくつもの様々な選択を重ねて生きています。

朝食べた物も沢山の食品の中から選択されたものだし、今着ている服も沢山の中から選ばれた物。
食べ物や服くらいなら「思ったような味じゃなかったなあ。失敗だ。ハハハ」「意外とこの色、似合わなかったな。ハハハ」で終わります。

しかし、命や病気に関することや辛い思いをするかもしれないことの選択は、「ハハハ」と笑って済むことではないから、迷うし怖い。

選んだ道を後悔しないように歩いて行く!

”後悔しない道を選ぶよりも、選んだ道を後悔しないように歩いてほしい”

息子が行っていた高校の卒業文集に書かれていた、教師が卒業生へ贈った言葉です。
迷った末に十分考えた末に下した決断なら、それがベストチョイス!

平井堅さんも「LIFE IS」で歌っているじゃないですか!

❝答えなど どこにもない 誰も教えてくれない
でも、君を想うと この胸は何かを叫んでる それだけは真実❞

出典平井堅 「LIFE IS・・・」

少し古い歌ですが・・・

田中さんのお父さん、立派だね

小さな小さな赤ちゃんを見て「先生!俺にできることはないですか?」と言った田中さんのお父さん、立派ですね。
このお父さんなら、きっと育てられる!と思いました。

「赤ちゃんの生命力は未知数。信じてあげてください、赤ちゃんの生きる力」と新生児科の今橋先生。

爪楊枝のような細い細い指。そんな指でお父さんの指をギュッと握った赤ちゃん。まさに生命の神秘です。
わずか452gでもあんなに頑張っている。新生児だって必死に生きている。
大人が新生児に負けてられないよ!!

頑張れ、田中大地君パパ&ママ!あなたたちならきっと大丈夫!

決意!

出産だけではなく、人生の色々なシーンで人は色々な決断を下さなければいけません。
どれも、正解や答えはありません。

昨夜のドラマ「コウノドリ」では、このようなメッセージを私たちに送ってくれたのではないでしょうか?

鴻鳥先生は
★いつだって迷う。人間だから
★でもそれを怖いと思うなら逃げるしかない

とも言っていました。

私が「ステロイド、使います」と答えた時、カルテに記入する主治医の顔が、いつになく真剣な表情になっていました。
主治医もまた、私と同様に迷ったのだろう。そして私の下した決断を引き受ける決意をして下さったのだろう。

5分先のことでさえ、いえ1分先のことでさえわからないのが人生です。
自分が下した決断には責任を持ちたい。
そして、自分の下した決断がたとえどんな結果になったとしても、人のせいにはしない!
努力次第では防げる副作用もある。副作用は出さない!

昨夜のドラマを見て、そんなことを決意しました。

田中さんが下した決意に比べると、私の決意など些細なことですが、タイミングが良すぎる・・・・
昨夜はもう、すごい号泣でしたよ。

みなさんも、あのドラマを見て、感じることがたくさんあったんじゃないでしょうか?
また、自分が出産した時のことを思い出して、号泣した人もいるんじゃないかな?

正しいかどうかなんて誰にも判らない!答えなどどこにもない。
だから、
選んだ道を後悔しないように、歩いて行きましょう!

❝「もしも」はなくて「もう一度」もなくて「巻き戻し」もできなくて・・・

どう叫んでも 呼びかけても 答えはない
何て難しいんだろう これが生きるということなの?・・・・

いつかここまで来たって 思える日まで 言える日まで
さあ鐘を鳴らせ ガンガン打ち鳴らせ
それだけが どうにもならないこの気持ちと 歩く術なら・・・❞

出典 http://www.uta-net.com

「さあ 鐘を鳴らそう」
 DREAM COME TRUE 
作詞:吉田美和
作曲:中村正人、吉田美和

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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