産科医療を取り上げた金曜夜10時からのドラマ「コウノドリ」が人気です。
毎週感動を与えてくれ、赤ちゃんにまつわる色々な社会の問題も浮き彫りにされています。ドラマはフィクションですが、ドラマの中で起きていることは、ノンフィクションです。

実はこのドラマには、ちゃんと実存の産婦人科医が存在します。
大阪府内の病院で産婦人科部長をされている医師がモデルで、このドラマの制作にも協力しているそうです。

産婦人科部長ですから、年齢の方は綾野剛さんよりもだいぶん上ですし、ちょっと頭髪も寂しくなっているようですが(失礼なことを申し上げてすみません)、産科医療に対する熱い想いや優しいまなざしなどは共通している部分があります。

産婦人科部長が願う事

このモデルとなった産婦人科部長が願うことは、ドラマを通じて
すべての出産が「奇跡」だという事を感じ取ってほしい。
その「奇跡」を最高の状態で迎えてほしい。

ということです。

困った妊婦さんもいろいろと・・・

「コウノドリ」のドラマの中にも、タバコを止められない妊婦さんなど、困った妊婦さんが登場しますが、このような妊婦さんがいるのも事実だそうです。

妊娠中にタバコを吸うのは、赤ちゃんを虐待しているのと同じ!
ドラマの中でもこれと異口同音のセリフがありましたね。
タバコは絶対にやめましょう!

安定期に入ったからと言って旅行へ行くのも、お勧めできません。
安定期=安全な時期という訳ではなく、切迫早産や予期せぬ事態に陥るリスクを抱えることになります。

また、妊娠したことを誰にも言えず、自分でハサミでへその緒を切り、産まれたばかりの赤ちゃんを抱いて初めて病院に来た10歳代の女性もいたそうです。
所持品が300円しかなくて、自殺の名所の切符が入っていた妊婦さんも・・・

産婦人科は社会問題を浮き彫りにしています。

「心配しなくても大丈夫な薬だから」と十分な説明をして風邪薬を出しても飲まない妊婦さんや、自然分娩にこだわる妊婦さんなども日常茶飯事のようです。

お母さんが呼吸が苦しいくらい咳き込んでいる時は、赤ちゃんにも十分な酸素が届きません。お母さんが苦しい時は赤ちゃんも苦しいので、薬を飲んで早く風邪を治すことが大事なんですよ。

お産は安全が最優先されるべきだと思うけど、自然分娩にこだわる理由は何なのかなあ?
それが、赤ちゃんのためなのか?お姑さんの手前とか世間体とか、そういう理由だとしたら悲しいなぁ・・・

何がベストなのか、自分の希望や考えだけではなく、赤ちゃんの声を聴いてほしい。
と産婦人科部長は語っておられました。

さあ、今日はどんなお話でしょうか?

今日は下屋先生がピンチに陥るようですが・・・きっと今夜も感動でしょう!
ハンカチを用意して、私もそろそろテレビをつけて用意しますね。

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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