日本スポーツ界の「レジェンド」たち

「スポーツ界のレジェンド」と聞いて、あなたは誰を思い浮かべますか?

Jリーグのレジェンドである、サッカーの三浦知良選手。
相撲界のレジェンドである白鵬関、あるいは千代の富士関。
日本人初のNBAプレイヤーになった、バスケットボールの田臥勇太選手。
テニスの全米オープンで準優勝した錦織圭選手。
確かに、彼らは私たちにとって、尊敬に値するレジェンドたちですね。

彼らは間違いなく、日本スポーツ界のレジェンドです。
しかし、それはあくまで、私たち日本人だけのレジェンド、と言えなくもない。
つまり、サッカーにおけるペレやマラドーナ、
バスケットボールにおけるマイケル・ジョーダン、
テニスにおけるフェデラー、サンプラス、ボルグ、マッケンローとは違います。
世界規模で見ての「レジェンド」とは、カテゴリーが違うのです。

世界的な「レジェンド」の条件とは……?

では、世界的に見て「レジェンド」と呼ばれる選手とは、どんな選手なのでしょう。
ジョーダンやフェデラー、マラドーナ、あるいは水泳のフェルプス、ゴルフのウッズ、
陸上のカール・ルイスに共通する条件とは何なのでしょうか。

1.世界的な知名度
まずは、「その競技に関わる人なら誰でも知っている」くらいの知名度は必要です。
それも、世界中の人が知っているということが重要です。

2.世界的な舞台における活躍
オリンピック、ワールドカップ、世界選手権など、世界規模の大会での活躍。
たとえマイナーな競技であっても、世界一を決めるコンペティションを
経験しているかどうかが大切です。

3.圧倒的な実績
当然ながら、その競技において抜きん出た実績を上げていることも条件のひとつです。

4.特筆すべきキャラクター、カリスマ性
やや王道からはそれる場合もありますが、記録よりも記憶に残る存在として尊敬され、
愛されるという「レジェンド」も存在します。

以上の条件を踏まえ、日本が世界に誇る「レジェンド」を探してみましょう!

体操界を席巻する‟絶対王者” 内村航平

内村 航平(うちむら こうへい、1989年(昭和64年)1月3日 - )は、日本の体操競技選手。オリンピック2大会(2008年北京、2012年ロンドン)に出場し、ロンドン大会個人総合での金メダルを含む5つのメダル(金メダル1、銀メダル4)を獲得している。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む19個のメダル(金メダル10、銀メダル5、銅メダル4)を獲得している。

出典ウィキペディア:内村航平

2015年10月の世界体操選手権で、前人未到の6連覇を達成したのは記憶に新しいところ。
ロンドンオリンピックの金メダルも合わせると、7年連続の世界一です。
ちなみに、内村選手以前の世界選手権連覇記録は「2」。
体操競技の長い歴史の中、3連覇以上を果たした選手すらいなかったのに、
内村選手は6大会連続総合優勝という信じがたい連覇記録を打ち立てたのです。
彼こそが体操界の「レジェンド」の称号にふさわしいと選手だと言えるでしょう。

神の領域に立つ‟霊長類最強女子” 吉田沙保里

吉田 沙保里(よしだ さおり、1982年10月5日 - )は、日本のレスリング選手。身長156cm、体重56kg。背筋力は200kg超(高校時180kg)。学位は学士 (健康スポーツ科学)(中京女子大学)。そのほか名誉学位・称号として名誉修士(中京女子大学)を有する。

出典ウィキペディア:吉田沙保里

オリンピック3連覇、世界選手権13連覇。計16連覇中のアルティメット・クィーン。
メディアが付けた「霊長類最強」のキャッチフレーズは本来、
世界大会13連覇を成し遂げたロシアのアレクサンドル・カレリンの代名詞でしたが、
本家の連勝記録を軽々と突破。文字通り、「最強」の称号を手に入れました。
もう競技名をレスリングじゃなくて「ヨシダ」にしたほうがいいのではないか
とさえ思わせてくれる、正真正銘の「レジェンド」です。

世界が認めた‟KING OF SKI” 荻原健司

荻原 健司(おぎわら けんじ、1969年12月20日 - )は、日本のスキー・ノルディック複合元選手・指導者。現役時代は「キング・オブ・スキー」の異名を取る。社団法人日本近代五種・バイアスロン連合副会長。スポーツビズ所属。北野建設スキー部部長。

出典ウィキペディア:荻原健司

多くの日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、
ノルディックスキーは北欧を中心にヨーロッパでは人気の高いスポーツ。
群馬県は草津出身の荻原選手は、ノルディック複合の選手として、
本場の選手が誰一人成し遂げていなかったワールドカップ個人総合3連覇を達成。
現地のメディアからも‟キング・オブ・スキー”と称えられる活躍を見せました。
オリンピックでは2度の団体優勝。世界選手権では個人2回、団体2回の優勝。
ワールドカップの通算勝利数は19回。まさに「レジェンド」です。

ノルディック複合は、ジャンプとクロスカントリーを組み合わせて競う競技。
荻原選手は前半のジャンプで圧倒的なアドバンテージを稼ぎ、
クロスカントリーで逃げ切るというスタイルで勝利を重ねましたが、
国際スキー連盟が下した「ジャンプのポイント比重を下げ、
クロスカントリーの比重を上げる」というルール改正に泣かされました。
この理不尽なルール改正は、ジャンプが得意な荻原選手を中心とする日本勢を
牽制するするために行われたという噂もあります。
要はそれだけ荻原選手が勝ちまくっていたということです。
世界的に知られるスキー大国の猛者たちに、苦汁を舐めさせ続けた日本人。
彼も、世界を震撼させた「レジェンド」の1人です。

世界を沸かせた「レジェンド」は他にも……

オリンピックを制し、世界選手権で勝利を重ね、他者を圧倒することで
一時代を作った日本人「レジェンド」をご紹介しました。
ただ、これで終わりではありません。
前述の「条件4」に当てはまる「レジェンド」、つまり、圧倒的な実績はなくとも、
世界を感動させ、多くのファンからリスペクトを受けた「レジェンド」も存在します。
そんな「世界の記憶に残るレジェンド」は、vol.2でご紹介しようと思います。

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