ご好評につき(?)「語録」第2弾。誰の?「うちの子の!」

前回、主治医である心療内科医のことばを記事にまとめてみました。今回は、著者の息子である6歳児のことばを、わたしのツイートの中からご紹介したいと思います。「ぷっ」と笑ってしまうかわいらしいものから、妙に的を射た鋭い意見まで、いろいろです。子どもって、本当に面白い生き物!
*わが子を「息子さん」と表現していますが、ご容赦ください。

優しいんです。

◎鼻炎のくせに嗅覚の鋭い息子さん。わたしがトイレにレモンの香りの芳香剤を置いた時のやりとり。ちなみに彼は、かんきつ類が大の苦手です。

息子さん「(顔をしかめて)レモンの匂いがする」
わたし「トイレに食べ物の匂いは、間違ったかね。めんご」
息子さん「悪いのはレモンの匂い(のトイレ用芳香剤)を作った会社だよ!」

…優しいのね…。

母に似て、心配性ですか?

◎実母から息子さんへの誕生日プレゼントが届いた。ムーミン文庫BOXセット。

息子さん「おばあちゃん(僕の誕生日プレゼントなんて買って)、お金の無駄じゃないのかなぁ。まだお金あるのかなぁ」

子どもはそんなこと心配しなくてよろしい。
その後、電話で実母から諭してもらいました。

子どもの発想って、面白いです。

◎夕食で親子丼を食べながら、

息子さん「(大きな目をりんりんさせて)僕はこう思うんだ。『親子丼』って、『親子』で食べるから『親子丼』なんだ」

鶏と卵の関係性、鮭とイクラの関係性、他人丼の存在まで説明したが、実はそんなのどうでもいいくらいに、親子丼の持つ家族の結束力アップというポテンシャルに感動した。

◎学校の国語の授業で、「魚が走る」と書いた息子さん。先生、思わず○をつけて、上から×への書き換え。「そういう表現、面白いと思うよ」と伝えると…、

息子さん「砂はさ、ばーって(地面に)下りてくる時、寝るんだよ。ベッドに。その上にまた重なって寝るんだ。2段ベッド。その上にまた…」

「魚が走る」、「砂が寝る」。母は素敵な表現だと思います。「雪が舞う」とか言うしねぇ。

親としては、いささか回答に困ります。

◎トイレに日本地図を貼った。ある日、トイレの中から、

息子さん「ねー。おかーさーん。『中国』って、日本の中にあるのー?」
わたし「(トイレに駆けつける)ん?いや、隣の国だよ。ほら、ここ(地図の端っこ)に、うっすら『中国』って書いてあるじゃん?」
息子さん「(日本地図を差して)でもここに『中国地方』って書いてある」
わたし「うーん。確かに。ええと…それは…(←地理の知識ない)」

自分も昔、「なんで日本の中間にあるわけでもないのに『中国地方』っていうんだろう?」と不思議に思ったのを思い出した。

◎ある晩、なぜかしきりに戦争に言及しだした息子さん。

息子さん「戦争で女が死んだら、子ども生まれなくて人が減る」
わたし「うーん。男と女が揃わないと、子どもは生まれないシステムで…」

息子さん「え?なんで?」
わたし「神様的に?」


ごめん、まだ本当のこと言えない。

◎(ことばではないけど)
息子が、文庫「エデンの園」(ヘミングウェイ)の表紙に描かれた裸体の男女にしきりに言及する。

息子さん「ねぇ、裸。ふたりとも裸」

エディプス期か。

将来、何になるつもりですか?

◎空手教室に申し込みをした。まだ1度も稽古を受けていない状態で。

わたし「○○君(保育園が一緒だった子)は剣道やってるらしいよ」
息子さん「…(苦笑して首を振る)。空手で十分だよ。剣道は刀がないと闘えないけど、空手は素手でいけるでしょ」

意気込みはいいが、一体何とそんなに本気で勝負するつもりなのかい?

ごもっともなんですが…。

◎自己申告なのでどこまで本当か分からないけれど、息子さん談。
遠足の帰り道にて、

A君「オレは疲れている!」
B君「オレだって疲れている!」
息子さん「みんな疲れている!」

そういう正論の爆弾投下は時として危険だよ?と母は思う。

◎説教めいた話をしていたら、

息子さん「今、僕、その話は聞きたくないんだ」
わたし「お、おぅ」

悪いな。出直すよ。

◎配偶者とのやりとり。

配偶者「お母さん(わたし)ってお父さん(配偶者)のこと、好きだと思う?」
息子さん「好きだと思うけど、お父さんが子どもみたいなことばっかりするから、怒るんでしょ」


よくご存じで。

あなたのお子さんも、面白いこといっていませんか?

いかがでしたか?子どもって、純粋だったり、自由だったり、妙に大人だったり、面白いものです。あなたのお子さんも、きっとオリジナリティあふれる素敵な感性を持っているはず。時々大人を困らせるようなませたことも言うけれど、素晴らしい発想を是非持ち続けてほしいですよね。子どもの話に耳を傾けて、じーっと観察していると、とても面白いですよ。
 「子どもを観察している余裕なんてない!」というお母様、よかったら下の「心療内科医語録」も御覧ください。子育てへのヒントも、見つかるかもしれません。

この記事を書いたユーザー

miho yamana このユーザーの他の記事を見る

ブックショート2015年8月期優秀作品受賞(http://bookshorts.jp/20150807p/)(筆名:山名美穂)

権利侵害申告はこちら