出典筆者撮影

2015年10月28日…朝、5時起き!…眠い!!ですが頑張って早起きしまして。

南海電車、朝7時35分発の「りんかん1号」に乗って、初めての高野山に行ってきました。

地下鉄御堂筋線にて、江坂7時2分発⇒なんば7時21分着。
            徒歩にて南海電車改札まで数分。

南海電鉄にて、難波7時35分発(りんかん1号)⇒橋本8時19分着。
       橋本8時21分発急行⇒極楽橋9時ちょうど着。
       極楽橋9時5分発ケーブルにて…高野山駅へ
       高野山駅からバスにて、先手院橋下車。
  
※この時期、臨時バスが運行していますので、比較的スムーズに高野山内を移動できます。

       

出典筆者撮影

この後の9時の特急がほぼ満席だったので(友人調べ)、一本前の7時35分発の特急に乗りましたが早い時間だからでしょうか…、ガラガラでした。

が、車両ごとに車体の色が鮮やかな紅色、紫、黄色と、柄もそれぞれ違い…美しく、それだけでも充分目を楽しませてくれます。

この特急に乗られる皆さん、パチパチとデジカメや携帯で鮮やかな「りんかん1号」の写真を撮られていました。

出典筆者撮影

橋本で特急を降りて、そこから極楽橋へむけて乗り換えです。

「極楽橋…」と聞いて、〝そうか、高野山は極楽なんだ!!〟ということは、まだ死んでいませんが…、一足早くあの世に行くと言うことですね…と、生きているうちに極楽橋を渡るなんて不思議と不気味が入り交じり…、でも、なんだか気持ちがうきうきと軽やかになり、面白くなってきました。

出典筆者撮影

極楽橋からケーブルに乗り換えて高野山駅へ


この日の地上は晴天、ですが着いた極楽橋は、さすがは天空の入り口…、空気が重く切れるように冷たい。

まだ、秋の入り口10月の末だと言うのに、安易な地上の暖かさで判断しての軽装では…、体温をとられてしまうだろうなと思うほどに冷たく、切り立った山の斜面を登るケーブルの窓からは真っ直ぐに伸びた木々しか見えません。

殆ど…眼下に見える…と表現できる人家や町が見えません。

これほどの山奥に昔の人は…いえいえ、弘法大師様はどうやって来られたのか?どうやってこの場所を見つけられたのか…。

そんな不思議を考えながら目の前に広がる山々の〝青〟を楽しみながのケーブルはあっという間に過ぎて高野駅に着きました。

出典筆者撮影

高野山1dayチケット・・各電鉄が出しています。

私は、今回ホテルが江坂でしたので地下鉄で購入しました。
(地下鉄は各駅の駅長室に各10枚づつ、この1dayチケットを置いているとのこと)

自分の利用駅から高野山駅までと高野山のバスが乗り放題&参拝料の2割引、提携店でのお土産、食事が1割引きのお得ありの2930円でした。
(購入する交通機関<JR・阪急・京阪・南海など>で若干の価格に上下があります。)

面白かったのは、駅で「すみません、高野山1dayチケットは何処で購入できますか?」と駅の改札にまじめな顔で立っている駅員さんに聞きましたら…。

急に…。

満面の笑みで改札口の中、目の前の駅長室を指して早口で説明してくれ…「あっ、開けないとはいれませんね!」と、改札の外と中をしきっている銀色の柵を素早く開けようとします。

が、

このとき…、自分が聞きにいった改札口に駅長室があるとは知らなかった私は…、駅員さんのハイ・テンションについていけず…はっきりいって、なにいってんだか分からない状態だったので、〝なぜに?柵を開ける??か〟という言葉が頭の中をクルクル回り…。

やっと高野山1dayチケットを購入するなら、改札の中に入れるようにしますよという意味なのだと分かると…。

「あっ、今から梅田に行くので帰りに買います。開いてますか?」の質問に駅員さんの反応は素早かった。

「どうぞ、どうぞ、夜10時まで開いてますから」と、腰を折り、またまた満面笑みで乗車する私を見送ってくれました。

なかなか、地下鉄の駅員さんは親切ですが…、ここまで笑顔で接客されたことは初めてだったので、ちょっと面食らってしまったのが正直な感想です。

その後、

駅長室に高野山1dayチケットを購入しに行くと…、ここでもいつになく親切な接客をして頂きました。

パンフレット(高野山1dayチケットの分)が欲しくて聞いたところ、二人がかりで探してくれましたが見つからず…。気の毒なくらい謝ってくれました。

なので、パンフレットはもうなく無くなってしまったのかと思いましたが…。

友人は駅で貰ったということなので、たまたま江坂の駅では切れていたもよう。

これから高野山1dayチケットを使って行かれるのなら、パンフレットを貰って事前に楽しむのを良いかと思います。

でも、

もし、切れていたとしても…、高野山にある高野山宿坊協会(先手院橋バス停近く)に行けば、他にパンフレット(高野山マップなど)が有りますから、貰って利用することが出来ます。

高野山の紅葉は、色づき初め

出典筆者撮影

金剛峯寺のもみじ

金剛峯寺

出典筆者撮影

広い境内に入ってすぐにそびえ立つ、木組みが作り出す風情のある建物、思わず天を見上げました。
(金剛峯寺の境内)

出典筆者撮影

美しく積まれた薪に 静かなる美しさ を感じます。    (金剛峯寺の境内) 

出典筆者撮影

金剛峯寺の中庭にある紅葉…、美しい紅色に変わりつつある途中です。

冷たい空気の中を…舞うように伸びた幹と枝をなぜだかひどく美しいと思いました。

(金剛峯寺中庭の紅葉)

出典筆者撮影

紅葉の葉が、何でしょうか太陽の光に近いところから…、いえいえ、より多くの冷たい気の流れに多く触れる葉から、紅色に染まって行くのでしょうか…。

自然の不思議ですね。          

(金剛峯寺中庭の紅葉)

出典筆者撮影

この、何ともいえない紅色と黄色の紅葉のバランスが美しいと思いました。

完全な紅色に染まる前の…不完全な美がそこにある。

(金剛峯寺中庭の紅葉)

出典筆者撮影

太陽の光を通すと…、紅色が…可愛らしいピンク色に変わるんです。

これは、この日の光を通ることで表れるこの可愛らしピンク色は、昔の人が詠んだ歌や能の世界に表れる天女(ほんとに表れても不思議がないくらい)のイメージに近いかもしれません…と思いながら見上げていました。

(金剛峯寺中庭の紅葉)

出典筆者撮影

ここ金剛峯寺では参拝者にお茶と茶菓子(麩焼き和菓子)を無料で頂けました

(1dayチケットで既に拝観料を割り引いて貰っているいるのに…いいんですか?と少し遠慮しながらも、赤い毛氈が敷かれた大広間で美味しく頂きました。)

それから、これは偶然でしたが…、運良くお坊様の講話を聞くことが出来ました。

弘法大師様のお生まれから、どうしてお坊様になられたのかとお話を聞くことが出来ました。

とても印象に残ったのは、当時の大学は今とは違い、頭が良いだけでは入れない。お金があったとしても入れない。

弘法大師様が生きた時代、大学に入るためには…、

①親の権力と、②財力(お金)と、③頭の良さが必要だったということ。

そして、弘法大師様がお坊様になられたのは…、大学というところ(=将来、日本という国を背負っていく立場につくであろう人物たちの日々の生活を見ていると)は、そこに学ぶ者たちは、本当の意味で人の痛みを知らないでいる。

国を思うより。

自分の私利私欲に必死になっているように思えた弘法大師様は、大学を辞め。

今、苦しんでいる人を救おうと決意されたということです。

昔は、今のように、いつでも何処でも食べ物が手に入る時代ではありません。大学という保護を失うことは、=食べることに困ることです。

(それに大学を辞めるということは=その大学に入る為に、お世話になった人の顔に泥を塗る形になってしまった訳ですから…、その方たちにも、実家にも頼ることはできないということです。)

それは、生きて行くことに自分の命に直結することです。

が、

それをやってのけるくらいの精神力と体力、知力にくわえての強運が弘法大師様のはあったのだな…と、金剛峯寺のお坊様のお話を聞いていてい思いました。

それは「死」を恐れないから…、だからこそ、この、人が安易に入ることを拒んでいるように思える高野山に、天空に入ることが出来た。

改めて、弘法大師様のすごさを実感できる時間を頂くことが出来ました。


現地だから気がついたこと=ここまでの交通費(2320円+バス代140円~450円の間)と拝観料の割引き、紅色に変わり行く紅葉(目には見えない感動の代金)と、お坊様の講話(目には見えない気づきの代金)に、お茶とお菓子をいただいて(この時点で)十分すぎるくらい元は取れています。プラス、目には見えない自然が与えてくれる癒やしと自分の中に気づきがありで、1dayチケット購入(2930円)は、お得感が充分の満足いくものでした。

出典筆者撮影

今でも使われている台所のかまど。菊のご紋が見えます。

(金剛峯寺内の台所)

出典筆者撮影

この日は28日、気がつかなかったのですが、お不動産(不動明王)の日でした。色んな行事があるようです。

大餅…確かに準備されていました。

直径20㎝くらいの平べったいお餅に、朱色で「福」の字が書かれたお餅が並んでいました。

(金剛峯寺内の台所の張り紙)

時間が午後1時半からだったので、奥之院にも行きたいし…。

お昼を食べてから時間があれば、行きますか友人と相談して根本大塔に向かいます。
(あの円盤の様なお餅が、どんな風に飛んで行くのが見たい…と思ったのでした。)

現地だから気がついたこと=28日はお不動産の日だから、なにかしら催しがあるようなので、事前に調べてから行くとより楽しめると思いました。】

根本大塔に向かう蛇腹路

出典筆者撮影

「わぁー」…と、色づきかけた紅葉が天から降ってくる感じです。

(蛇腹路の紅葉)

出典筆者撮影

上を見上げて、ゆっくりと変わり行く色合いを楽しみました。

(蛇腹路の紅葉)

出典筆者撮影

光りの中、完全に紅色に変わった堂々とした紅葉をカーテンにして、日の光を遮り映し出されたその先に…。

天女が舞い降りそうな淡いピンク色の変わりゆく紅葉を、そっと覗いてみる…、この時期しか出来ない贅沢な一時(ひととき)を頂きました。

(蛇腹路の紅葉)

出典筆者撮影

この微妙に枝先の朱と全体をまだ緑に包んだ葉の向こうに…、人が造り、人が守り、人が愛したお堂がある。

なんだか、心が時代を超えて行ってしまいそうになります。

出典筆者撮影

根本大塔へを続く道にある紅葉は、反対側からの光りに照らされて、こちら側が影になり、なにか得体の知れない〝気〟が迫ってくる迫力がありました。

出典筆者撮影

それを、もう一度通り過ぎてから撮ると…。

やはり、何か、不揃いな方向をむく紅葉に美しいことよりも、空間を裂かれた様な不安定さが、なぜが印象に残ります。

(根本大塔へを続く道にある紅葉)

根本大塔

出典筆者撮影

鮮やかに太陽の光を浴びて、雲一つ無い空に大きく映し出されていました。

この日、運のいいことに根本大塔と金堂は無料拝観ができました。

中に入り、天を見上げるようにして仏様を見ながらぐるりと一周します。そこで(正面から向かって左端の奥にある)不思議なお供えものを友人が見つけます。

「ねぇ、ねぇ、あれ。あのお供え、なんで大根やにんじんを斜めにスパンと切ってるんだろう?」と友人。

「えっ、そんなの有った?」と私。

「ほら、あそこに…」と、友人は向かって左端の一番奥を指さします。

「ちょぅとここからは見えないから、近くにいって見てくる!」と、奥に向かい元来た道を走って行ったのですが…よく分からなくて戻り。

もう一度、友人に場所を確かめて走りました。


すると、そこには、確かに足の付いた黒塗りの膳の上に、丸いお皿が5つ。

(撮影禁止ですから言葉で説明します。)

お膳の手前二つが、斜めにスパンと切られた大きな、さつま芋と、にんじん

真ん中に、これも斜めにスパンと切られた大きな太い、大根

奥側二つが、斜めにスパンと切られた大きな、蓮根…と…もう一つは?これは「なに?」と思い知りたくて。
(野菜はどれも、これほど太くて大きなものは、スーパーなどでは見かけませんが?というくらい大きなものでした。)

そこで、(これはいったい何なのかと、)

近くにいた人に声をかけて聞いてみましたが…、皆さん分からないとのこと。

これが、どんな意味があるかも分からないとのこと…でした。



どうしても、斜めにスパンと切った根野菜たちの真実が知りたくて…。

〝誰か、教えてくれる人はいないか?〟と辺りを見回すと…、丁度、蠟燭をお供えするところで、燃え尽きた蠟燭を清掃している若いお坊さんを発見!

早速、聞いてみました。

「あの、すみません。一つ質問してもいいですか?」の私の問いかけに、まだ若いお坊さんは、〝なに聞いてくるんや!〟と身構えて、一瞬ぎくりとしたのが分かりました。

〝これは…、聞いてもむりかな…〟と思いつつも、

「あの奥にある野菜のお供えは、なぜ斜めにスパンと切られているのですか?」

…そう、なぜ?そうする必要があるのかが聞きたい…。知りたい。

と、若いお坊さん…、

〝なんだ、そのことか〟と、いうように身構えていたのが一瞬でホッとゆるんで教えてくれました。

「これは、いつから始まったのか定かではないんですが、高野では、お供えの野菜を斜めに切ります。宗派によっても違うとおもいますが、高野ではそうします。そうすることでより断面が大きくなって、仏様に香りをより多く召し上がって頂けるということです」

なるほど、お線香の香りは仏様のご飯ときいていましたが、もののもつ「香り」そのものが仏様の召し上がるご飯だったんですね。

「では、ですね。さつまいも、にんじん、大根、蓮根とありましたが、あと一つはなんですか?」

これも聞くことを忘れてはいけません。

「ああ、それはおです」とお坊さん。

ですか?」と私。

「はい、高野山は高野豆腐発祥の地なのにと思われると思いますが、それは本当かどうかは分からないんですよ、それよりもむしろおを多く用いてきたんですよ」とお坊さん。

お坊さんが言うには、高野豆腐は高野山が始まりと言われていますが、本当のところは分からない。高野豆腐よりも、の方が好まれて食べられていた様な話しぶりでした。

その話を聞きながら、〝なるほど、だからさっきの金剛峯寺のお茶菓子は麩焼き菓子だったし、お土産物にも麩焼き菓子せんべいが多く置いていたのか〟と思いました。

それと、後から気がついたことですが(お土産もの売り場には、確かに高野豆腐が置かれていましたが…)お昼を食べるのにお店を覗いたのですが、精進料理の中に…高野豆腐の料理がなかったことに気がつきました。

友人も、「あんぶ」=麩まんじゅうが有名だとの情報を仕入れ…、絶対に食べて帰ろうねといっていましたから…。

これは、現地を訪れないと気がつかない事実ですね。

おもしろい勉強になりました。

【現地だから気がついたこと=高野山に来たら、高野豆腐ではなくおを味わうのが正当な楽しみ方のようです。】

お供えものの謎も解けて根本大堂の階段を降りながら…。

「ねぇ、ねぇK子ちゃん。1dayチケットでお得に回って、金剛峯寺では思わぬおもてなしのお茶とお菓子を頂いて、運良くお坊さんの講話も聞けて、この根本大塔と金堂はこの五日間無料で拝観出来るし、これで大餅投げの、あの円盤みたいなお餅貰えたら…。すっごいオチになると思わん?」と聞きましたら…。

「そんなん、どんだけお得に回る気なん?あるわけないやん。そんなこと考えること自体が面白すぎるわ~」と大爆笑されましたが…。

この後、それが思わぬお餅に出会うこととなるのです。

現地だから気がついたこと=言葉は力、特に聖地と言われるところでは、言霊の力がすぐに結果に繫がる可能性がありますので…。言葉使いには、充分に気をつけるほうが良いでしょう。】

出典筆者撮影

屋根の向こうに色づき始めた紅葉の艶やかな紅が、屋根の色に映えて綺麗でした。

(金堂の紅葉)

出典筆者撮影

濃いグリーンの中から、そっと恥ずかしそうに変わる自分の姿を見せる紅葉。

(霊宝館の紅葉)

出典筆者撮影

太陽の光があまりにもきつかったのか…、紅葉の葉が、眩しそうにしている様に見えました。

(金堂から先手院橋へ向かう道路にある紅葉)

奥之院へ

金剛峯寺⇒根本大塔⇒金堂⇒霊宝館と当初の予定通りに拝観を終えたのが午後12時15分でした。

後は、奥之院に行くのみです。

ここでお昼にしましょうとなりましたが、1dayチケットに記載されたお食事処はどこも団体客でいっぱいです。

午後1時30分よりご案内出来ますとの張り紙がされていました。

では、違うところでもいいかと目抜き通りを歩きましたが、何処も人でいっぱいなので、大餅投げの円盤の様なお餅も、お昼の時間にお昼ご飯を食べることも諦めて…。

奥之院にも、確か…少ないけど食べるところはあったはずだから…、という友人の記憶を頼りに、先に奥之院に向かうことにしてバスに乗りました。

現地だから気づくこと=この時期(紅葉)団体の観光バスが半端なく訪れていました。プラス、檀家さんの団体客のバスも(多分、時期の良い頃に檀家さんを連れて高野山に行くは、お寺さんの恒例行事なのかもしれません。)たくさんありました。
早朝の人や車の多さは比べものにならないくらい…、バスと車が駐車場でひしめき合っていました。

このことから、個人で行かれるなら、お昼は早めに済ませるか、時間を大幅にずらした方がいいですね。

ですが、あまり時間をずらしすぎると…、高野山のお店は閉まるのが早いので、そこも気をつけなくてはいけません。

でも、お昼に精進料理にこだわらなければ、…せっかく高野山に来たのだから…と思わなければ、カレーやその他軽食が食べられるお店やカファが、お通りを横に入ったところにちらほらとあり。そこもそれほど混んではいませんでしたから、そこでお昼を済ませることは出来るとおもいます。】

バスに乗り、市の橋で降りて約2㎞の道のりを歩きます。

途中「織田信長公」のお墓にも立ち寄り…、ゆっくりと人のまばらな石畳の道を、あれは赤穂の殿様?とかいいながら歩きます。

お昼を我慢した代わりに団体客がいない静けさと、敬虔な空気を存分に堪能させて貰いました。

現地だから気づくこと=朝早いのもそうですが、人が休んでいる(動き始める前の早朝やお昼ご飯時など…)時間に動くように予定を立てる方が、その地を心置きなく堪能して満足な時間を過ごせると思いました。】

奥之院で気づいた言霊の力?!

一の橋、中の橋を越えて奥の院へ。

ここでもお昼の時間だからでしょうか、個人客も、団体客もまばらで、ゆっくりと拝観させて頂くことが出来ました。

そして!今日のメイン!!

弘法大師御廟の地下に入り、即身仏になられた(だから、今も生きておられる。)弘法大師様と丁度向き合い手を合わせます。

天井には、幾つもの灯籠がビッシリと並び、淡い光りを静かに放っていました。

殆ど人がいない時間。。。静かです。


現地だから気づいたこと=誰でも、メインの場所は人に邪魔されずに味わいたいものです。これは、結果的にそうなりましたが…。
人と同じ行動をするよりも、そこから少しずれて時間を使う方が、結果として静かな場所を静かに味わうことが出来て、とても良い思い出になると思いました。】

そして、ここで言霊の力を知ることとなります。

大餅投げを諦めて…お餅は貰えなくても、あの円盤の様なお餅がどのように空を飛んで行くか見たかったのですが…。

その代わり、弘法大師御廟を出て、もうそろそろお昼を食べましょうとの帰り道、なにか声が聞こえて来て…。

「昨日、お供えしたお餅のお下がりです」と、聞こえて来ます。声のするテントの側面には、なにかしらの供養一霊200円と書かれていました。

だから、お供えのお下がりを売っているのかと思い。

「K子ちゃん、空飛ぶお餅は貰われへんかったけど。お下がりのお餅買えるみた。いこいこ」と友人を誘い。

心の中で〝そうやな、タダで貰おうという根性がいかんのいやわ〟とお金を出す気満々で行きましたところ。

昨日のお供えのお餅は、一切れずつ紙に入れられて無料とのこと…。

「お餅がやってきた。ほら、やっぱりオチついたわ」と私が言うと。

「ほんまやな~、お餅がやってきたよ!円盤違ったけど、けど、円盤のお餅貰っても食べきられへんし。これくらいが丁度いいよ。明日のお味噌汁に入れるわ」とK子ちゃん。

もし、これが軽食でもいいからとお昼を食べて奥之院に行っていたら、頂くことが出来たかは分かりません。

なぜなら、帰りの道を団体さんが次から次へとやってきて…、多分、あと少し箱の中に残っていた「お下がりのお餅」は無くなっていたと思います。

なので、この不思議なオチに、二人ともえらく気分が良くなりお腹はすいていましたが、足取りは軽く感じていました。

お下がりのお餅

出典筆者撮影

これが、弘法大師御廟で頂いた「昨日のお供えの、お下がりのお餅です

言葉は力、根本大塔で「お餅を貰う」という言葉を口に出さなければ、このお餅を頂くことは出来なかったかもしれません。

そう考えると、聖地と言われるところで自分の言葉を使うのは=言霊を飛ばすことになるのかもしれません。

こんな風に、旅が楽しくなるオチを言葉にして、それが現実になるのはとても楽しいことです。
ですが、反対を返せば言葉使いを気をつけなければ、これとはまったく正反対の出来事がやって来るかもしれません。

現地で気づいたこと=聖地と呼ばれる場所では、言葉の力を意識しましょう。】

出典筆者撮影

秋のススキと紅葉…、「秋ね…」と、無意識に言葉がこぼれ落ちてしまうくらい綺麗でした。

(奥之院から中の橋案内所までの間にある紅葉)

「はちょう」さん…にて、精進料理Bを頂く!

出典筆者撮影

結果論ですが、奥之院から中の橋案内所の近くにあるお店の一つに入ったのですが、そこが高野山1dayチケットに記載されたお店だったのです。

なので、ここでも飲食代1割引して頂きました。

お味は、しっかりしているのに、しつこくない。だからだと思います。食事の後の水分をあまり欲しがらない。
これは、素材の味がしっかりしていて…たぶん、化学調味料が少ないからではないかと私は思うのでした。

それて、ごま豆腐がタップリ堪能できておまけに美味しい。弾力があるのに口の中で溶けていく。

ほんなもんの「ごま豆腐」です。

出典筆者撮影

この道すがら、先に法然上人様の供養塔をみたので…。

もしかして、「親鸞聖人さまのお墓もあるかもね。場所分からんけど…」と声に出したところ。

なんと…、言霊の力がすぐにやってきてビックリしました。

(奥之院から中の橋案内所までの間にある紅葉)

出典筆者撮影

この紅葉が咲くお山の中に親鸞聖人さまの供養塔があったのです。

残念なことに、立ち入り禁止にはなっていましたが、丁度、真下に碑が建っていました。

(奥之院から中の橋案内所までの間にある紅葉)

現地だから気づくこと=奥之院を出て、お昼を食べようと石畳の道を戻っていたとき、丁度お昼を終えた団体さんが次々とこられ、あちらこちらで歴史的有名人のお墓の前でガイドさんによる説明がなされていました。

そこで…、

聞くとはなしに聞こえてきたお墓の前での説明は、その方が詠んだ歌の意味を解説しておられました。

「この鳥は、火事になれば自分の羽を広げて炎から子どもを守ります。」

〝ほうほう、そんな鳥がいるんだ…。なんていう鳥だろう?〟と思ったら…。

「キジは、身を挺して子どもを守ります。私達も父、母に守られて…」と説明は続きます。

〝なるほど、キジかぁ・・〟と、一つお勉強になりました。

眠いけど、朝早くに着いて…、そのうえ、お昼がスゴく遅くなりましたが。
人とは違う時間の流れをとったお陰で、どのお寺も待つことなくスムーズに拝観出来た時間の得と、紅に変化する紅葉を見上げて歩いても周りを気にすることない空間の得、それから、知らないことを流れ聞く得がありました。】

奥之院をあとにして

出典筆者撮影

奥之院から先手院橋までバスで戻り。

お土産ものを買おうと歩いていた時に見つけました。なかなか風情がありますね。

笹巻きあんぶ・・・カフェ「西利」にて頂く!

出典筆者撮影

この笹の中に「あんぶ(麩まんじゅう)」が入っています。

これは、是非、高野山にいったなら食べてみてください

この噛みきれない弾力は舌と歯で、味わい…口とお腹を満足させてくれます。

出典筆者撮影

お寺の枯山水に、ハラハラと落ちた紅葉が美しく浮かび上がっていました。

出典筆者撮影

本当に、日の光に透ける紅色は不思議なピンク色に透けて見えて…。

美しい女性の姿と重なります。昔の人が天から天女が山に降りてきた感じたのも…納得してしまいます。

(金剛峯寺)

高野山、これからますます紅葉が艶やかな紅色に染まっていくと思います。

特に今年は寒暖の差が(お昼間と朝晩の温度差が多きときは、紅葉がより綺麗になるのだそうですから…)大きいように思うので、より綺麗な色が楽しめそうだなと思いながら、すべての予定をクリアして帰ってきました。


現地だから気がついたこと=地上とは気温も空気の冷たさも違いますからスカーフを一枚持って行くとか、寒さ対策は忘れずに。
(それと足元が冷えるので、お寺の拝観ように旅行用のコンパクトなスリッパを持っていっても良いと思います。)

帰りの時間が分かっているときは、帰りの特急券を行ったときに駅で買っておく方がいいと思います。

あと、宿坊で時間を気にせずに楽しむのもありですね。
(が、その場合は、高野山は下界と違い、夜が早いということを忘れずに行動することが良いと思います)

2015年10月28日、高野山の紅葉は色づき初めでした。

あと…、一週間~10日もすれば、真っ赤に燃える紅葉…の、見頃を迎えるのではないでしょうか。

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