【序】「ボディーブロー節約術」とは?

「ボディーブロー節約術」とは、聞き慣れない言葉である。いや、聞き慣れないのも無理は無い。実は、筆者の家庭で勝手に使っている造語だからである。
節約に関して試行錯誤した結果、筆者なりに辿り着いたひとつの結論である。

「ボディーブロー」とは、ボクシング用語で、相手の胴を殴る事でダメージを与える方法だ。顔やアゴを狙う攻め方とは違い、一撃で相手をダウンさせる事は少ない。しかし、確実に相手にダメージを蓄積させ・追い詰め・最終的には勝つという方法だ。場合によれば、ボディーブローだけで勝負が決まるなんて事もあり得る。

それと同じで、「一見すると地味だが、確実に成果を出す」という節約術だと自負している。本文を読んで頂き、参考にして貰えれば嬉しい。


【序-2】「ボディーブロー節約術」の基本的な考え方

「ボディーブロー節約術」の基本的な考え方は、次の通り。

(1)無理はしない。お金を使うべきところでは使う。
(2)使う所と、そうでない所のメリハリを明確にする。
(3)「何となく」で考えるのでは無く、出来るだけ数字で状況を把握する。
(4)楽しんで出来る範囲で行う。辛くなれば、一時休止も可とする。

「ちょっと甘いんじゃないの?」「パッとしない方法だな~」なんて声が聞こえてきそうだ。しかし、この心構えが無いと、長期継続は難しいと思う。

これらの考え方から導き出される「具体的な方法」を、いくつか紹介したい。


【策1】 在庫を把握する

家にまだ使えるものがあるのに、それに気付かずに新品を買った…なんて経験をお持ちの方は多いと思う。これが実に無駄で、節約の対象になる。
こういう話をすると、食品や消耗品に目が行きがちだ。もちろん、そっちも大事なのだが、それ以外の長持ちする品物の方に目を向けたい。そういった品物は、高価な事が多い。

筆者の考える目安のひとつとして、「3ヶ月使わないものは、一生使わない」と思っている。条件に当てはまれば、追加で買うなんて事も無いし、持っているものを捨てる事もある。

但し、季節で使うもの(冷房・暖房用品、除雪器具など)、1年に1回は確実に使うもの(正月の飾り、クリスマスツリーなど)、定期的に使うものでは無いが・いざとなると必要なもの(冠婚葬祭の礼服など)等は除外する。

これらのデータを、エクセルなどで表にまとめる。この表は、買い物方針を決める時など、後々活用できる。



【策2】 無料で利用できないか?調査する

買わずとも目的が達成できるものはないか?…を考える事も有効だ。代表的なところでは、書籍が挙げられるだろう。図書館で済ませられるものはあるだろうか?と考え、もしあれば図書館の利用で済ます。かなりの節約になる。

但し、なんでも図書館で済ませれば良いというものでもない。試験の参考書など、時間をかけてじっくり身につけるものは、買う方が効果的である。

他にも、公共施設などを無料で使用できるところは多い。以下、2つほどリンクを紹介しよう。

上記の例の他にも、様々な無料サービスが各地で展開されている。自分の住んでいる自治体について、調べてみる事をお勧めする。


【策3】 買い物をする前に「底値表」を作る

これは、食料品や日用品に関しての話である。
どんな地域でも、日替わり特売などの様々な安売りイベントがあると思う。これらのデータをまとめ、「この商品の、最も安い価格帯はどれぐらいか?」の情報を整理し、後々参考にできる形にまとめたものを「底値表」という。
この底値表を使えば、計画的な買い物プランが立てられるし、衝動買いを防げる。

他にも、パソコンソフトやスマホアプリなどで、底値表を作成管理できるものが存在する。ここでは詳しく紹介しないが、選択肢の一つとして考えてみるのもいいかも知れない。
その場合、「節約効果よりも、通信費・アプリ使用料金の方が高かった」というオチは避けるようにしたい。


【策4】 常に「総費用」を考える

例えば、野菜を買う場合、歩いて5分のスーパーより、何kmか先のスーパーの方が10円安かった…なんて状況があったとしよう。

遠くのスーパーで買う方が節約に繋がるかも知れないが、そこまで車で行ったりするとガソリン代がかかり、結局費用が多くかかった…なんてオチになりかねない。

又、安いからと買いすぎた結果、新規で「高価な収納棚」を買うハメになったりすると、本末転倒だ。常に「全体で、一体いくらの費用がかかるのか?」を意識して動く様にしたい。


【策5】 ポイント還元は、実は「事後値引き」だと悟る

「100円のお買い上げで、1点の割引ポイント進呈」なんて話は多い。これは見方を変えると、「100円のものを、1円値引して、99円にするよ。値引きの1円は、後で返すからね」という意味である。
そう考えると、「素直に値引きしてくれる安売りセールの方が、時間も費用もかからない」という状況も多いだろう。

後で還元されるものが、その店でしか使えない商品券・ポイントであるならば、使い方が限られる。効率的な使い方が難しい。
ポイント欲しさに、安易に買い物を増やす事はオススメできない。


【実際にやってみた】筆者の場合

筆者が、実際に1ヶ月やってみた。

(1)在庫を把握する事で、余計なものを買わない。→ 約5300円の節約。
(2)雑誌などを図書館で済ます。→ 約5800円の節約。
(3)底値表を作る。→ 約3700円の節約。
(4)常に総費用を考える。→ 約1600円の節約。
(5)ポイントよりも価格を優先。→ 約5100円の節約。

上記を合計すると、約21500円の節約になる。1年間続ければ、25万円を超える。十分効果的だと言える。


【終わりに~節約を成功させる最大のポイントは?】

最も大事なのは「楽しんで出来るか?」「無理なくできるか?」という事だと思う。ダイエットと同じで、無理な行為は後で大きな反動を伴う。「リバウンド」というヤツである。

いくら効果的とはいえ、長続きしないと意味は無い。自分にあった方法を自分なりに考え、実施する事が大事だと思う。本記事がその手助けになれば、非常に嬉しい。

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関西在住のライター。
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