私はいつもの通り、電車に乗っていました。そして、つかれたなあ、などとぼんやり考えながら、暗くなった窓の外をぼんやりと見つめていると。

うーん

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なんだろう。後ろが騒がしい。誰もが静かにつり革を持っている中、がなりたてている人がいるようだ。

なんだろう?

私はそう思い、耳を傾けた。すると、その内容が聞こえてきた。

「お前、脇の下がくせーんだよ!」

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なんということでしょう。つり革を持つと脇があく、脇があくと臭いがする、まるで雨が降ると桶屋が儲かる小話のようです。そういえば、なるほど軽く臭う気もします。

どのような顔をしているのか、若いのか年なのか。後ろで起こる騒ぎに、振りかええることができないまま、じっと耳をすまします。

すると、それまでその罵声を聞きながら黙っていた脇の臭う男が、口を開きました。

「お前は口がくせーんだよ!!」

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なんという泥仕合。

疲れている帰りの電車くらい、穏やかにすごしたいものです。



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東京在住のライター。日常の出来事で考えさせられるすこと、興味を引く面白スポットなどをとりあげています。

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