日本に住んで語学(英語)を勉強していたころ・・・
そのころは外国語がぺらぺらに話せるというだけのことに、単なるあこがれを抱いていた。外国語を習得してネイティブ並みに話せさえすれば、海外でカッコいい生活が送れるんだと。。。そんな幻想を持っていて。

でもそんなのは幻想にすぎないのだと、海外に出て初めて気づく。
現実はどんなに言葉を頑張って習得したとしても、私は日本で生まれ育った日本人なのであって、海外に出れば当然自分は外国人。何をどうしたって、別人格の別国籍の人間になんて、なれっこない。

期間限定の留学をしていたころは、それでも単なる外国かぶれというか、ちょっと外を知った気になっているだけだった。

私が本当の意味で「海外で生きるということ」を知ったのは、つい最近の話。
ずっと勉強していた英語圏でもなければ、文化も全くの未知の韓国へやってきて・・・
結婚して、出産して、子供を育てて。
常に外国人として、外国で暮らす。終わりなき挑戦。
法的には永住権を得ても、この地で子供を産み育てていても、自分は韓国人にはなりきれない、ありのままの自分を大切にしたいという強い想いの芽生え。

韓国を拒絶しているのか?といわれるとそういうのではなくて・・・
韓国にも日本にない良いところがたくさん。これはいいな、とりいれてみたいなと思うこともあって・・・そういうことは実際に少しずつライフスタイルに取り入れていて。

そうやって試行錯誤していて、それでもどうしてもこれは違うなとか、自分のやり方のほうがいいな、と思うことがあれば、それは必守していく。

時には理解されないこともあれば、変な眼で見られることも・・・
そうやって世界から、少しずつ孤立していて。
それでも自分のアイデンティティーというのは、大切にしたい。自分らしくありたい。

最初のうちは溶け込めない自分に焦りを感じたり、不甲斐なさを感じたりもした。
そういう段階を越えていくと、だんだんと悟りの段階に入ってくる気がして。
悪く言えば諦めともいうのかもしれない。
でも、自分は自分。こういう気持ちを持つことは、これからの自分の人生において、すごく大切な気がしている。。。

海外で生きるということ・・・並大抵のことではなかった。
そんな生活の中で発見したあれこれを、綴っていきたいと思う。

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海外生活約7年。第3国にて出会った夫と国際結婚。未知の国韓国にて全くゼロの状態から結婚生活スタート。海外に住むこととは・・・結婚とは・・・言葉という概念を越えた、自分らしい生き方を模索中。単純に語学だけでは語れない、生きる上でのヒント、発見について書けたらと。

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