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昔から、「早起きは三文の得」といわれます。
いかにも「早起きはいいこと」「早起きすると得するから、朝から活動しよう」という印象がありますが、実際にそんな価値があるのでしょうか。
しかもそれ以前に、「三文って、そもそもいくらなの?」と思いませんか。今回はそんなことを調べてみました。

■三文は現在価値で100円程度

まず、一文は約30~40円。つまり三文は、現在価値で約100円程度です。
つまり、「早起きは三文の得」は「早起きしたら100円の得」だということになります。微妙な金額ですよね。その程度の金額なら、「早起きして100円得するより、ゆっくり寝ている方が価値は高い」と思う人も多いはず。
実際、当時も三文はその程度の扱いだったようで、それは「三文」が入っている他の言葉を見てもわかります。
「二束三文(たいして価値がない)」「三文小説(つまらない安っぽい小説)」などがいい例。
「早起きは三文の得」は「早起きは三文の徳」とも書きますが、いずれにせよ当時でも「早起きしたら、ちょっとだけ得(徳)」という意味。
よって、「早起きは素晴らしい! すごくお得」という言葉ではなかったのです。むしろ「小さい得なので、少しずつ積み重ねましょう」というニュアンス。
いまでもたまに、「早起きの勧め」という意味で「早起きは三文の得だぞ」などといわれることがあります。その裏には「すごく得」というようなニュアンスがあるわけですが、当時の貨幣価値を知ったら安易に使えないかもしれません。
早起きが100円の得だとしたら「100円払うから、もっと寝させて」という人が続出するでしょうから。

■早起きは本当に能率がいいのか

「早起き=仕事の能率アップ」というイメージがありますが、アメリカの調査では「仕事の能率をアップさせるためには、単純に早起きがいいとはいえず、自分にとって一番能率のいい時間に働く事が肝心」という結果も出ています。
つまり朝が快調な人は朝。夜になると活発になる人は夜でいいということなのかもしれません。
(文/シール坊)

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