秋風は高校一年生になったばかりの女の子だ。


同じ中学から同じ方面に向かう本山くんと太宰くんと高校に通うことにした。


本山と太宰は隣の駅の男子高校の一年生になった。

秋風は女子高校の一年生になった。




本山には年子の妹がいて秋風には年子の兄がいた。


本山と秋風は同じ塾に通っていて本山は秋風が好きだった。


本山が妹を思う気持ちが心地よくて


秋風も本山が好きだった。



ある日本山は太宰に「僕らは付き合ってるのでこないでくれ」と言ったらしく


太宰は約束の電車に乗らなくなった。


秋風と会っても目も合わせずに通りすぎてしまう。


秋風と本山はふたりで高校へ通うようになった。


本山と秋風の父親は友達だった。


本山の父親は官僚だ。


秋風の父親は2年前にいなくなった。


秋風は受験が終わったのでそのことを本山に相談した。


「お父さんどうしてる?」と本山が聞いたからだ。



「いないよ!もう・・自分の父親が12歳の時からいないので


いなくなったらしいよ」秋風は本山に話すと元気になった。


本山が秋風の父親のことを悪く思っていないからだ。


「短歌を残して消えたの!!



戦いに父失いし、我12歳!吾子今その春を迎えり


でも12歳は秋風じゃない!おにいちゃんなの」と秋風は笑った。


でも兄も11歳だどうやら数えらしい。


「お兄さんが私立の中学に受かったから消えたんだろうな!」と本山は言った。

そうかも知れないなと秋風は思った。

本山はその後も秋風の父親と会ったらしい。




本山は秋風の家族に秋風は本山の家族に詳しかった。


「僕の父親もいないよ!今はウイーンにいるらしいけど」と本山は言った。


秋風は本山に話してよかったなと思った。



「秋風は妹のこと助けてくれたよな」本山は秋風を信頼していた。



秋風は本山の妹を助けたことがあった。




秋風は繊細な本山の妹が好きだった。本山の妹は東京の中高一貫女子中学の3年生だった。


秋風の兄は東京の中高一貫校の高校2年生だった。


「僕は秋風のお兄ちゃんもお父さんも好きだ。


子供の時よく車に乗せてもらってすごく嬉しかったから」本山は微笑んだ。


秋風は嬉しくなった。


「またたぶんあの人のことだから帰ってくると思うよ」


本山は秋風の父親のことを確信を持ってそう言って笑う。


「そうだね」


秋風は本山が自分の家族を好きでいてくれることが嬉しかった。



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