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人類は、今も進化しています。それを実感できる事柄のひとつが、歯の数。私達の歯は、少しずつ数が減ってきているのです!
今回は、昔と今の歯を比較してみたいと思います。

■人類の進化に合わせ減り続ける歯

昔の人類は、歯が36本ありました。それが次に32本になり、現在は28本にまで減っています。この勢いは止まらずに、「やがて22本にまで減る」と予想されています。
なぜ、減ってきているのか。それは、環境に合わせた人類の進化です。
文化の発展に合わせるように調理された柔らかくて美味しいものを人類は食べるようになり、人類は固い歯や大きなアゴを必要としなくなってきたのですね。
これは進化? そう、進化です。
例えば、かつて携帯電話時代には伸ばすアンテナがついていましたが、現在はそうしたタイプを見かけないですよね。このように、必要ないものは淘汰されるのは進化の一種です。
同様に、歯が無くなるのも環境に合わせた人類の進化の一種と見なしていいでしょう。

■今は弥生時代より食事時間が減少

神奈川歯科大学の研究によると、弥生時代には50分ほどかかっていた食事が、現在では11分程度になっているそうです。
弥生時代の人がのんびりしていたというと、そうではありません。調理されていない固いものを自分のアゴで噛む必要があったため、そんなにも時間がかかっていたのです!
しかし、現在は基本的にすべて調理済みのものを食べるので、こんなにも差が出ています。これなら、確かに昔のような大きいアゴと沢山の歯は要らないのかもしれません。
ちなみにこの進化は、現在も続いている真っ最中です。
日本小児歯科学会が2011年に発表した調査でも「歯の数がもともと少ない児童は現在1割程度」と発表され話題に呼びました。つまり1割の子どもは、すでに28本以下になっていて進化済みなのですね。
やがて22本にまで減ると予想されていますが、上下11本ということです。
随分スカスカな感じがしますが、それは口の大きさに合わせたものなので、みんな小口ということ。よく宇宙人のイメージイラストを見ると口が小さいですが、それもホントなのかもしれませんね。
歯はリアルタイムの人類進化を感じられる数少ない器官だった、というお話しでした。
(文/シール坊)

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