正社員とフリーター、どっちがいいのだろう。

Licensed by gettyimages ®

特に若年層や現在学生の方などは、このように考える方も多いのではないでしょうか。今日は、正社員とフリーターの将来についてお話をします。

若いうちはこのように考える方も沢山いらっしゃいます。また、実は正社員のほうが雇用期間が長くなると「長期休暇」なども取りやすくなるため、フリーターから正社員に就職をすると、待遇の良さに驚く方も多いようです。

社員にするには企業側に、人件費などの大きな負担がかかります。でも、良い人材は企業も常に雇用したいものです。

学生のうちに、この事実を知っているかどうかも重要ですね。その事実を知ったうえでフリーターを選ぶのであればともかく、知らずになんとなくなってしまった…。というのは勿体ないことです。

年収に大きな差が出てくる。

Licensed by gettyimages ®

若年のうちはあまり感じないこのような「差」も、年齢とともに顕著に出てきます。その例がこちらです。

「厚生労働省」によると、正社員・フリーターとも同じ会社にずっと勤めた場合の賃金の格差が45歳〜49歳の時点で大幅に開きが出てしまうという統計があります。 大学卒業をした男性が、正社員になった場合と、フリーターになった場合を比較した独立行政法人労働政策研究・研修機構の集計では、25歳から29歳の正社員の平均年収が約350万円、フリーターの平均年収が約150万円。40歳から44歳になると正社員の平均年収が約650万円であるのに対し、フリーターの平均年収が200万円と、3倍以上の差が開いているという調査結果が発表されました。 

出典 https://hataractive.jp

同じ会社で働いていても「雇用形態」が違うだけでこのような差が生まれます。実際には「業務の責任度合」はもちろんのこと、「勤務時間」等の制約も違うかと思いますが、これは厳しいものがありますね。

老後の年金にも、大きな差が出てきます。

Licensed by gettyimages ®

定年後、特定の仕事を持たない場合は「年金」だけが生活の手段になります。充分な貯蓄ができているかどうかも大きなポイントですが、支給される年金額も大きく異なるのです。

正社員とフリーターでは、老後にもらえるお金の額がなんと平均7000万円も異なるという事実をご存じでしょうか。企業年金や保険の整備が異なるために、このような大きな差が開いていると言われています。 正社員とフリーターでは、もともとの平均年収にも開きがあるため、保険などの加入年齢や積立額にも大きく違いが出ているようです。ですから、フリーターと正社員の老後の生活水準が大きく異なってしまいます。

出典 https://hataractive.jp

正社員ですら、老後の生活は「生活費が足りない」といわれていますが、フリーターの場合はなおさらです。さらに「年金未納」ということであれば、条件はさらに悪化することでしょう。せめて国民年金は支払っておきましょう。

正社員とフリーターの婚姻率に圧倒的な差が生まれています。

Licensed by gettyimages ®

比較的安定した雇用が約束されている正社員は年齢とともに年収アップも望めますが、年齢を重ねてもほぼ同じ年収のフリーターでは、特に男性において婚姻率がかなり下がっています。

収入が少ない世帯ほど婚姻率が低くなり、子育てしている割合も減っています。 結婚や出産・子育ての補助制度に関して、正社員にはさまざまな支援制度や福利厚生があるのに対し、フリーターにはあまりないという事実も影響しているようです。

出典 https://hataractive.jp

残念なことに収入の低いフリーターよりも、正社員のほうが子育てに関する支援制度は整っている傾向にあり、親の年収が子供の教育や学歴にダイレクトに影響するようになっているようです。

子育ての援助も、正社員のほうが充実しています。

Licensed by gettyimages ®

また出産の費用、育児、子供の医療費や保険なども含め、結婚に関わるお金は、結婚前も、結婚後もかかるのです。 正社員とフリーターでは大きく違いのある結婚や出産・育児にかかわる支援制度。結婚や出産を機に正社員への就職を考える際は、会社の情報をしっかり確認し、仕事探しに役立てて下さいね。

出典 https://hataractive.jp

家族手当、子ども手当、住宅手当など、正社員は企業の選び方が良ければ月給の他にも多くの福利厚生を受けることができます。正社員から正社員へのキャリアアップや、これから社員になる方は、この情報もしっかりとリサーチしましょう。

重要なポストは殆どの場合、正社員が就くことになる。

Licensed by gettyimages ®

有能なフリーターの方は、現在も多くいらっしゃいますが、「雇用」という立場を選ぶのであれば「正社員」のほうが重要なポストに就くことができます。将来企業やフリーランスで完全に生きていく場合を除いて、この先どのような雇用形態にするのかをよく考えたほうがよいでしょう。

派遣社員は派遣元に雇用され、就業先に派遣されて働いているため、就業先の福利厚生を受けることはできません。派遣元の福利厚生は受けられますが、雇用期間があります。契約社員も同様に雇用期間があります。派遣社員、契約社員ともに期間終了後に更新できるかどうかは会社の経営状態に大きく左右されるため、社員であっても安定した福利厚生が継続的に受けられるとは言い難いのです。

出典 https://hataractive.jp

年収、年金、子育て支援の他、本人のキャリア形成にも大きな影響を及ぼします。「仕事ができる」だけでは、報われにくいのがフリーター。スケジュールの自由がきくなどのメリットはありますが、雇用形態は慎重に選びましょう。

目的があってフリーターをする。正社員に就くなど、選択肢は人それぞれ。

Licensed by gettyimages ®

将来の独立などを見据えて、一定の期間フリーターをするのは、良いかもしれません。でもずっとフリーターを続けるよりも、「期間を決めて」行動をすることが大切です。また、本気で夢を追いかけるのであれば正社員をしながらでも充分に取り組むことができます。ぜひ、将来のこと、老後のことを考えながらキャリア形成をしていきましょう。

この記事を書いたユーザー

山本明日香 このユーザーの他の記事を見る

講談社:VoCE読者ブロガー「VOCEST」3期生。スワロフスキーアーティスト。ヨガ、ストレッチを中心としたボディメイク、ヨーロッパのファッション・ライフスタイルなどを発信するのが得意!ダイエット検定1級取得。Webライティング能力検定1級合格 ◆美容ブログ:http://ameblo.jp/asukaproduce/

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス