出典Suzie

『絶対的な自信をつくる方法—「OKライン」で、弱い自分のまま強くなる』(森川陽太郎著、ダイヤモンド社)というタイトルからもわかるとおり、「OKライン」とは「自分が『ここまでできたらOK』と思える基準のこと。
つまり本書では、自分の「OKライン」を活用することによって自信をつけるための方法が紹介されているのです。なんでも、OKラインが設定できた時点で、目標達成できたも同然だとか。
とはいえ、どうやったら「OKライン」を見極めることができるのでしょうか? 「自分に合った『OKライン』設定・3つのステップ」を見てみましょう。

■ステップ1:自分の感情を評価しない

「頭にきた」「怒りが湧いた」ということは誰にでもあるものです。しかし、そもそも感情とは、刺激に対する心の自然な反応。自分の中から勝手に湧いてくるものだからこそ、それをコントロールできないわけです。
ところが、思考によって感情にフタをしようとするのが人間。
「そんなことを思っちゃいけない」と頭で考え、感情を抑え込むということです。しかしそんなときは、自分の素直な感情と向き合うことが大切なのだと著者。
頭で考えているだけでは、「自分」を知ることは不可能。しかし、コントロールできない「感情」をウォッチし、「そういう感情が自分にあるのだ」と気づき、そのまま受け入れる。
それが、等身大の自分を知るいちばんの近道だといいます。

■ステップ2:リアリティのある目標設定をする

OKラインを設定する際、いまの自分に見合った「リアリティ」のある目標を立てることが大事。著者はそう提唱しているそうです。
理由は、「目標を達成して結果を出す」ことの積み重ねによって、人は自分に自信を持てるようになるから。
そしてそのためにはまず、目標の立て方、設定の仕方が重要になってくるといいます。「なれたらいいな」という夢ではなく、「いまの自分ならできる」という現実感=リアリティのある目標を立てるということ。
どれくらいなら実現可能なのかをよく考え、「0.5キロでもいいから、1ヶ月でいまの体重よりも減らす」というようなリアリティのある目標にすればいいという考え方です。
最終的な目標が大きかったとしても、いますぐクリアできる「ひとくちサイズの目標」に切り分けられる人が、目標を達成できる人。

■ステップ3:成功体験を積み重ねる

自信を積み上げるステップとして、「失敗した」という事実はもちろんのこと、「成功した」「結果が出た」「目標達成した」という「うまくいった事実」を認めることも重要。
そこに至る過程がどうであれ、自分ができたことを素直に受け入れる気持ちは、自信を持つためにとても大切なのだと著者は断言しています。
しかし、なにより重要なのは、「自分が」できたこと。他人と比較したり、「この程度で喜んではいけない」と自己否定するよりも、「できた」という事実を認めることが重要だということです。
現実的に、なかなか自信を持てないという人は少なくないはず。本書は、そんな人になんらかのヒントを与えてくれるかもしれません。
(文/印南敦史)

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