出典Suzie

『20代のあなたに、会社が期待していること』(相原孝夫著、ダイヤモンド社)は、ビジネスパーソンにとって大切なことを解説した書籍。
序章「社会人としておさえておくべき『5つのポイント』」をご紹介しましょう。

■ポイント1:スキルよりも、「目の前の仕事」が大事

企業内には、スキルアップに熱心な人たちがいるもの。しかし、ビジネスパーソンにとって最も必要なのは、「スキルの習得ではない」と著者は断言しています。
重要なのは、目の前の仕事に集中すること。特に、サポートを受けながら仕事をする20代にとっては、「先輩、上司の教え」の方がはるかに大事だとか。

■ポイント2:資格取得よりも、「社長賞」を目指す

「とりあえず資格でもとっておこう」という人は少なくありません。
が、やりたい仕事があるならともかく、「いざというときのために」という程度の考えの人には、著者は「時間の無駄だからやめた方がいい」と答えるそうです。なぜならそれは、大切な時間の浪費にすぎないから。
それに「転職の際、履歴書に資格の記載があれば有利なのではないか」という意見もよく聞きますが、著者によれば、むしろ不利に働くことも
会社は、その人の採用を真剣に考えれば考えるほど、「自社に入った場合にどのような活躍をしてくれるだろうか」と考えるもの。であれば、仕事にとことん打ち込んでもらいたいのは当然です。
なのに、人事や採用担当者に対して「資格をとるのが趣味なのか」「仕事が暇だったのか」という先入観を植えつけていたとしたら、実にもったいないわけです。

■ポイント3:交流会の「人脈」はいますぐ捨てる

20代社員が異業種交流会などに出向き、人脈づくりに精を出す姿に、著者は違和感をおぼえるそうです。なぜなら、人脈はそれほど簡単にできるものではないから。
むしろ大切なのは、「一緒に仕事をしてみないと人脈にはならない」ということ。

■ポイント4:すべての仕事は、「社会の役に立っている」

自分の仕事が社会の役に立っていると思えず、「人の役に立つ仕事がしたい」という願望が高まる風潮を著者は「少々理解に苦しむ」と書いています。なぜなら、すべての仕事は人の役に立ち、社会の役に立っているから。
たしかに感謝されれば、「人の役に立っている」という思いを持てますが、そもそも現状においては“役立ち感”を得にくい状況にあるのが20代の若手社員。
でも“役立ち感”が得られるからといって、他の仕事より価値が高いとは限りませんし、間接的にではあっても、働いている以上は必ず社会の役に立っているもの。

■ポイント5:「やりたいこと」に、こだわらない

「やりたいことをやりたい」という考え方がありますが、仕事はつらいことの方が多く、「やりたい仕事など、業務経験がないなかで見つかるものではない」と著者。
「やりたい仕事などは見つからなくて当然、向いている仕事などはすぐにはわからなくて普通」と思っているくらいでちょうどいいといいます。
それよりも、いま目の前にある仕事に集中しつづければ、いつかおのずと「どうすべきか」がわかるということでしょう。
このように、社会人として、会社との関係性のなかで忘れるべきでないことを説いているわけです。以後の章も、ひとつひとつがきっと役に立つはずです。
(文/印南敦史)

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