エリクソンの心理社会的発達段階では、人間の一生を8つの段階に分け、
それぞれの段階で獲得すべき課題を設定している。

子供は、もともと母親のお腹にいる時は、一心同体であり、深い愛情で結ばれている。
人間は、生まれてすぐに歩くことが出来ない為、身近で世話をする者との愛着関係が大きく影響する。家庭という安全基地の中で、親を同一視することで性格形成の土台を作り、
家族以外の存在と関わることにより、徐々に世界を広げて、性格形成されていく。
思いを遂げるために対象を攻撃したり、侵入を繰り返し、叱られることで罪悪感を得る。
同輩集団の中で、周囲から承認される喜びから自尊心が育つ。失敗したときは、劣等感が生まれる。学校での仲間との集団関係が、子供の社会化に必要なのは明らかであるが、
個人差の違いから、いい子、悪い子、普通の子に分けられてしまうのである。
思春期になると、生理的変化を伴い、体の変化と共に、著しく混乱を招くようになる。
人格統一されずに拡散してしまうと、自分自身が確立されず、社会に位置づける事が出来なくなり、周囲との関わりを持つことも困難となる。

14歳という年齢で、犯した罪。
人は誰もが失敗を繰り返して成長する。集団生活の中で、同一性獲得していくもの。
取り返しのつかない失敗も、未熟なころには誰にもあることであり、
修正しながら習得し、心も身体も発達して行くのである。
共感したり、同一視することで他者を受け入れ、学んで成長していくのです。
不幸にして命を失ってしまう残念な結果を招く事もあるが、
社会に出るまで、出会う多くの人に教えられ、護られているのです。

生まれ持っての性質とは考えにくく、他者の視点に立って理解することが出来ない問題から、性的に受け入れない苦痛が巨大化し、自己中心性から葛藤と混乱を招いた。
自分が何であるか分からなくなり、ばらばらに破壊することで、別の人格を作り出し
特別な人間であると思い込んでしまった。結果、別の刺激的なものを渇望することで、
心を満たすようになる。異常な行動は、病気としか考えられない。
今も震撼させる事件。犯した罪は、子供だから出来たことでは許しがたい事実。
犯人の母親への誹謗中傷は当然であり、永遠に消えるものではありません。
しかし、この世の中で、命を与えられたものは、必要とされて生まれてくる訳で、
全てに意味のある使命を宿していると考えます。
子供の成長と共に、親も子供に育てられるのです。
いろんな家庭があり、あらゆる事情の中で、それぞれの子育て、
何が正しいとか、悪いとか理由づけるものではなく、回答などないものです。
子供がシグナルを出していても、見えないことの方が多く、知らない間に
大きくなってしまったと気づくのです。

少年法では、13歳まで罰されないとなっている。
14歳から15歳は刑事裁判の対象外であるが、処罰される。

保護者の責任は重大なのは当然だが、親として子供を思う気持ちは、どんな罪を
犯しても、子供を愛する気持ちは抑えられないでしょう。
心情は思い余るものはあります。子供が帰る場所は親の所です。
人は意味があって生まれてくるのです。どんな逆境に立たされても、どんなに
耐えられない苦しさでも、重い十字架を背負わされても、生きて行かなければならないのです。親として、最期まで子供を導かなければならないのです。

本を出すことにより、どれだけ時間が経過していても、社会への影響は非常に大きい。
子供が本を出版するのを、何故止められなかったのか残念です。




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