映画で見る人類とエイリアン

ゲームキャラクター、パックマンやドンキーコング等の姿を模したエイリアンが地球を侵略するエイリアン映画『ピクセル』が日本でも公開され、動員数も絶好調である。『ピクセル』の様にエイリアンは地球に住む人にとっての外敵として扱われている作品は多いが、実は名作『E.T.』に代表される人類に友好的なエイリアンを描いた映画も数多く存在する。今回はそんな中から、名作『ニューヨーク東8番街の奇跡』を紹介したい。

ニューヨーク東8番街の奇跡

監督: マシュー・ロビンス、製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグという布陣で1987年に制作されたニューヨーク東8番街の奇跡

映画の舞台は再開発の波が押し寄せる1980年代のニューヨークの東8番街。もはやクラシックになりつつあるボロアパートの住人達は、連日の立ち退きや嫌がらせに疲れ果て心が折れそうになっていた。そこに空から現れた未確認飛行物体が‥実はその正体はUFO型の機械生命体であった。

UFO型生命体は時間の経過と共に、住人との仲を深めていく。人の形をしてはいないが、感情を持ち人間よりも自由に怒り、時に哀しみさえ見せるその姿が次第に住人達や地上げ屋の悪党達までに、自らを変えていく切っ掛けを与えていく。それぞれの問題や現状に立ち向かう一歩を踏み出す勇気や、人間としての本当の優しさ。家族としての愛を取り戻していく過程は、現代社会においては忘れられがちな部分でもあるのかもしれない。

出典 YouTube

この映画は子供達にこそ見て欲しい名作である。軽快なジャズのBGMに合わせ、単純に可愛いUFO型生命体達が動いている様子を見るだけでも、きっと楽しい時間を過ごせる筈だ。ストーリーの何処が大事で、視聴後に心に残る温かさは一体何なのか?それは大人になってから気付けば良い。今年、大ヒットを記録した『ベイマックス』の様に、SFファンタジー映画というジャンルは、本来そういった夢の芽を子供達に植え付ける為の娯楽なのである。

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