スリップは女性用のランジェリーの一種です。形状はストラップ型のワンピースの様な形で、アウター衣類との滑りをよくし、衣類による肌のこすれを軽減したり、肌から分泌される汗や皮脂で衣類が汚れるのを防ぐために着用されます。また、ブラなどのファンデーションがアウターに響いてしまうのを防いだり、透け感を抑えるためにも着用します。同じ様な種類のものに「シュミーズ」と呼ばれるタイプがありますが、シュミーズはと「肌着」的な役割で、その装飾の美しさや形状からみると、スリップはよりファッション的な要素を持つランジェリーです。あまり馴染みの無い方も多いと思いますが、1枚あると大変便利なランジェリー。使い方をマスターして、オシャレをアップさせてみましょう。


■種類
 スリップには大きく4つの分類方法があります。一つが「上半身の肩ひもの形状に着目した分類です。
1)スリップ:ストラップ状の細い紐で吊るすタイプの一般的な形状
2)ラウンドタイプ:タンクトップ型の肩ひも
3)ブラスリップ:ブラのカップがスリップと一体になったもの。

 裾の長さにもいくつか種類があり、70センチのものから5センチ刻みに、100センチくらいまで製造があるブランドが多いようです。この丈の長さに寄って呼称も異なり、短い丈のものを「ショートタイプ」、そして丈の長いものは 「ロングタイプ」です。

 汗をかきやすい上半身にコットン素材、下半身をナイロンなど滑りのよい素材に切り替えた、切り替えタイプ、子供が着用する用に規格されたジュニアスリップなどもあります。


■サイズの選び方
 通常のアウターの下に着用しますので、アウター丈の5センチほど短めを選んでみてください。これ以上長くなってしまうと、腰をかがめたり、階段を上ったりする際に、裾から中が見えてしまうと思います。

 色を選ぶ際も工夫が必要。ダークトーンのアウターであれば特に色は気にする必要はありませんが、白や、淡いカラーのアウターを着用する際はショーツも同じく注意が必要です。淡いカラーを着用する際に最もオススメのカラーはベージュ系です。淡いカラーのスカートなどに白系を合わせてしまうと逆に「白浮き」がしてしまうのです。白のスリップでは下着のカラーを隠しきれない場合がありますので、念のため下着も派手なカラーを控え、ベージュの中でも少し色の濃いめのカラーを着用してみてください。

 素材はアウター素材との相性を考えてみましょう。素材によって、摩擦時に発生する電気の性質が違います。歩いたり、動いたりする際の衣服との滑りを良くする為に着用するインナーと、衣服の間で静電気が発生してしまい、足にまとわりついてしまいます。原因は静電気。どのような組み合わせればよいでしょう。

<プラスに帯電しやすい素材>
ウール・羊毛 > ナイロン > レーヨン

<マイナスに帯電しやすい素材>
塩化ビニル> アクリル > ポリエステル > 麻

 どちらのカテゴリも、左側の素材が最も帯電しやすく、右へ進むほど帯電しにくくなっていきます。ここで覚えてお着たいのが「左端同士の相性が最悪」ということ。例えば、「ウールのアウター×塩化ビニル」は、プラスの帯電と、マイナスの帯電を起こすので静電気を発生させやすいのです。もっと言えば「羊毛×アクリルのインナー」も相性がよいとは言い切れません。逆に「レーヨン×ポリエステル」などは比較的静電気が発生しにくい組み合わせですし、ベストは「同じ素材同士」です。上級テクニックとして、スリップを選ぶ際は一度、インナーラベルを確認の上、素材をチェックすると失敗しないでしょう。


■どんな時に利用する?

<薄手のドレス着用時>
 素材の柔らかいドレスやワンピースを着用する際におすすめです。薄手の素材は、下に着ているファンデーションのデコボコを外に響かせてしまいがち。せっかく高級感のある素材の洋服を着ていても、ブラのぼこぼこや、ショーツのラインがしっかり見えていては台無し。もちろんショーツをTバックにしてみたり、またガードルを履く事でラインを補整もできますが、ここでオススメなのがスリップ。ドレスの流れるようなドレープ感を損なう事なく、動きのある着こなしもできるので、立ち居振る舞いがより一層ゴージャスになるはずです。最近はベアトップタイプなども販売されているので、アウターの形状に合わせて、スリップも適した形を購入してみましょう。

<こんなシーンにもおすすめ>
 本来は浴衣や着物の下には「長襦袢」と呼ばれる、淡いカラーの着物用の下着を着用するものですが、なかなか使用頻度の低い着物に合わせて、備品を揃えるのって大変。ただ、ブラジャーの上からすぐに浴衣をきてしまうと、ごわごわとした肌触りで肌が荒れてしまったり、また暑い夏場などは汗が直接衣類にしみ込んでしまい、洗濯も手間がかかります。浴衣や着物は帯で胴回りを締め付けますので、ムレやすくなります。そんな汗をインナーでしっかり吸い取ることで、快適に着こなせますね。

スリップの選び方や、着用シーンを考えオシャレアップできそうですね!

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