80年代のトレンディドラマのエースと言われた役者・三上博史が、舞台『タンゴ・冬の終わり』で圧倒的な演技を披露

『タンゴ・冬の終わり』

出典筆者撮影

共演は倉科カナ、神野三鈴、岡田義徳、ユースケ・サンタマリア

三上博史と言えば、その端正な顔立ちの中にも男らしさ、母性本能をくすぐるような瞳が印象的で、映画『私をスキーに連れてって』(1987)で一躍注目を浴び、その後TVドラマ『君の瞳をタイホする』(1988)や『あなただけ見えない』(1992)などに出演し、80~90年代のトレンディドラマのエースとして活躍してきました。

2000年以降もTVドラマや映画出演はあるものの、トレンディドラマ全盛期よりはその姿は見なくなりました。では三上博史は何をしていたのでしょうか。それは【舞台】。

ドラッグクィーン役の舞台『ヘドウィング・アンド・アングリーインチ』が大成功

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1997年にオフ・ブロードウェイで上演され、ロングランを記録した『ヘドウィング・アンド・アングリーインチ』は、性転換したロックシンガーのヘドウィングの人生を描いた作品で、2001年に映画化もされミュージカル映画としても名高い作品です。
そんな名作舞台の初の日本語版公演でヘドウィングを演じたのが、三上博史。
2004年に観に行った時、私はまだ高校生でしたが、「あのトレンディドラマの三上博史がこんな過激な役をやるなんて!でもとても楽しそうに演じてる!」とショックと喜びを感じたのをまだ忘れられません。

三上博史の快進撃は誰にも止められない!

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現在パルコ劇場で上演中の舞台『タンゴ・冬の終わりに』は、30年前に清水邦夫作、蜷川幸雄演出で何度も繰り返し上演されてきた名作。
主人公の精神を病んだ元俳優を三上博史が情熱的、圧倒的なスケールで演じます。
50歳を越えてもまだまだほとばしるその演技、役者という仕事に対する熱量。
『ヘドウィング・アンド・アングリーインチ』のときに比べて、更にその存在感が増しているように感じました。
『タンゴ・冬の終わりに』を観れば、三上博史の熱量・存在感で鳥肌が立ちます。
そして、あなたの頭の中でずっとタンゴが鳴り響くことでしょう。

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映画好きライター。東京都出身の帰国子女。アメリカ、奈良、千葉、福岡を転々する。
趣味は映画鑑賞、読書、美術鑑賞、演劇、ライブ、フェス。
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