第1子妊娠後退職

大手メーカーの事務に3年半勤め出産を機に退職した。
まわりからは、辞めるのは勿体無いから育休にしたら?との意見もあったが、子供は3歳まで自分の近くで育てたい!との思いがあり思いきって退職をした。

充実した育児

出産後、毎日慌ただしく生活していくなかで公園に行ったり、子育てイベント、たくさんの出会い、子供と共に経験する新鮮な毎日がとっても充実していた。
回りが1年経ち、子供を保育園に預け仕事復帰していくのを可哀想だな、私はまだこの子といれる時間が充分あって幸せと思っていた。

第2子出産、そして職欲

しばらくし、二人目にも恵まれた。
上の子が幼稚園し、二人目の子も1歳を迎えた頃急に仕事をしているママが羨ましくかっこよく思えた。
下の子といる時間が長くなり、二人目の余裕なのか新鮮さが薄れてきたのか、上の子の時に味わった毎日がキラキラ輝いてる感情が薄くなり、毎日同じ流れのなかで生活していく自分が嫌になった。
そして段々と仕事がしたいと思うようになった。

求職、子供も求める

毎日のように求人誌片手に子育て。
合間にハローワーク。
何の資格も取り柄もない自分にイライラ。
見つからない職にイライラ。
何故なら1歳児がいるから。
上の子が幼稚園に入園し、幼稚園行事などある為働けても週に2~3日。
待機児童が多いこのご時世、まだ職も決まってないのに預かってくれるとこなどない。
託児ありの求人も、看護師や保育士など。
この子がいるから働けないんだ。とさえ思っていた。
しかし、話せない乳児でも親の言っている事、思っていることは感じている。
必ず面接の予定を入れた前日に、熱が出る。
結果面接は流れまた一から探し直し。
そんな事を2度繰り返していた。

三度目の正直

子供が預けられないなら今度は子供を一緒に連れていってもいい職を探すことにした。
そこで目についたのが牛乳の配達。
自家用車で固定客へ配達するので、子供を横に乗せてもいいかと電話して聞こうと思っていた。
もしダメと言われた場合に備え、ポスティングの求人にも問合せをする予定だった。
そんな日の朝、子供が調子を崩す。
三日前から続いた謎の下痢。
朝元気がないので念のため小児科へ行く。
すると血液検査の結果、数値が思わしくなく総合病院へと緊急搬送された。
やはり、ここでも数値が思わしくなく即入院。
しかし原因がわからない。
結局、私も付き添い入院になった為24時間付きっきりで看病した。
普段二人でいる時間は長くとも、家事をしたり上の子供も相手したり、そんな事に加えて最近では求人を探したりと、下の子に構ってあげてなかったんだと気づく。

全身全霊での叫び

小さな体に大きな点滴。
見ているだけで痛々しい。
結局、電話しようとしていた求人は完全に諦めた。というよりそんな事考えてる余裕すらなかった。
原因が分からず、ただただ「ごめんねごめんね」と謝っていた。
そんな時主人が面会に来た。
一通り話をするなり落ち着いた頃に「これでは当分働くのは無理だな」と主人が呟く。
私も「なんだかこの子が働かないでって訴えているみたい。やっぱり家に居た方がいいのかな?」と会話していた瞬間、子供が急に泣き叫んだ。
話を聞いていたかのようなタイミング。私も主人もびっくりした。
ようやく落ち着き、その夜寝ている子供の側で「やっぱりママ働くのやめるね。もう少しあなたと思う存分楽しみたい!今まであなたの気持ちを考えなくてごめんね」と謝った。

すると翌日、前日とは比べ物にならないくらい元気なわが子が目を覚ましていた。
飲食もまともにできず点滴頼みだった我が子が出された食事を食べている!
ぐったり寝ていたのに点滴が邪魔だと暴れておもちゃで遊ぼうとしている。
そこには、普段通りの我が子がいた。
医者もびっくりし、血液検査も前回と比べ物にならないくらいくらいの良好な数値。
結果翌日退院となった。

未だに“謎の体調不良”と主人は言う。
でも私にはわかる。きっとまだ働かないで!と子供が全身全霊使って私に訴えていたんじゃないかと。
確実に大人の話をわかっている。
だって体は小さくとも立派な人間なのだから。

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3歳の女の子(年少)と1歳の男の子を育てているママです。
日常や子育てなどかいていきます。

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