落語会で居眠りをして追い出された客が激怒!!

落語会の席で居眠りをした人を追い出したところ、その追い出された人が「公衆の面前で追い出されて名誉を傷付けられた」として裁判を起こしました。 

さて、どちらが勝ったでしょうか?

1.追い出された人
2.追い出した落語会の主催者側

出典 https://www.hou-nattoku.com

勝者はどちらか?

正解(2)追い出した落語会の主催者側

実際に居眠りをした人が訴えを起こし、落語会の主催者側が訴えられるというケースがありました。その落語会、なんと故:立川談志氏の落語会でした。不届きな客を追い出すあたり、「らしい」と言えます。  

さて、その裁判の結果ですが、円滑な演目の実施と他の観客の利益保護の見地からやむを得ない対応であったとして、違法性が否定された結果、落語会側の勝訴となっています
(飯田簡判平成11年4月21日判決)。

出典 https://www.hou-nattoku.com

『噺家殺すにゃ刃物はいらぬ、欠伸ひとつで即死する』
などという都々逸もありますが、客に居眠りをされてしまったら、如何に名人・立川談志師匠をもってしてもそこで最高の技を披露するのは厳しいということでしょう。

法廷でもそれが認めらました。恐らく演芸に造詣の深い裁判官であったのだと思います。

「ここも居眠り禁止ですよ」と言ったという話は、落ちてはいませんがニヤリとしてしまういい話でした。

居眠りの是非について

立川談志 ぞろぞろ

出典 YouTube

自らの死後の戒名を生前に話している高座です。
死後に家族がこれをそのまま発表しました。
戒名は「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)」です。

色々なことから自由です。自らの死に対してまでも。
そういう風に生きて、そういう風に死にたいと熱望します。

実は談志さんの大部分の遺骨は骨壺に入ったまま自宅マンション内に1年以上の間、ずっと置かれたまま。その背景には、“墓騒動”があったという。
「原因は、談志さんが自分で決めた戒名です。十年以上前に本人が気に入って決めたのは『立川雲黒斎家元勝手居士という戒名。無宗教を公言していた上に、戒名が『うんこくさい』では、引き受けてくれるお寺はありませんでした」(前出・談志さんの知人)

出典 http://jisin.jp

墓に入れるだけでも一苦労があったようです。
自由に生きるということは、とても大きなエネルギーの要ることなのですね。
それでも、それを実現してやろうと、実現してあげたいと思われる談志師匠の大きさが窺い知れる死後のエピソードでした。

確かに眠くなるようなレベルの芸もあると思いますが、この談志師匠の生涯を賭けて貫いた落語という芸に関して言えば、やっぱり居眠りしている場合ではなかったということでしょうね。

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花咲 未来 このユーザーの他の記事を見る

心にいつも熱い想いが詰まっている「夢多きアラフィフ」です。子育ても給料を運ぶ以外はほぼお役ご免になりましたので、これからの自分はどう生きるかを模索しながら、第二の青春を生きています。『アオハルはいつも間違える』ので、記事には誤字脱字のなりように気をつけます(^^;;

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