大人おたふく風邪ってどんなもの?子供がかかるイメージのあるおたふく風邪。大人がかかることもあるんです。しかも大人がかかると重症化しやすとのこと。今回は、大人がかかると危険な、おたふく風邪についてまとめました。

ムンプスウイルスの感染が原因

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おたふく風邪は子供の頃にかかりやすい病気の一つで、「ムンプスウイルス」と呼ばれるウイルスの感染が原因です。人から人へ飛沫感染、接触感染などによっておこります。流行性耳下腺炎という名前からも、おたふく風邪は耳下腺から顎下腺部分にかけての腫れ症状をおこす病気です。

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ムンプスウィルスという、ウィルスが原因のようです。おたふく風邪と言えば子供がかかるもの、ぐらいしか知識がなかったので、あらためて考えると、意外に知らないことがありました。

大人はどんな症状が出るの?

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耳下腺部 (耳の付け根から頬、顎にかけての部分)の腫れは個人差があり、両方の耳下腺部が腫れる場合や片方の耳下腺部だけ腫れる場合、時間差で片方ずつ腫れる場合などがあります。腫れの大きさや左右の側についても個人差があります。

初期症状として首の痛み、頭痛を訴える場合があります。腫れは発症してから24時間以内に出てくるのが通常で、腫れが最も大きくなるのは2日目頃です。3日目以降は通常、発熱も腫れ症状も徐々に消失していきます。大人になってからおたふく風邪になった場合は40度を超える高熱を出すこともあります。

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40度以上...かなりの高熱ですね。2、3日で治るとは言っても怖いですよね。やはり大人がかかると、重症化しやすいようです。

ムンプス難聴が怖い

おたふく風邪によって難聴になってしまう場合があり、「ムンプス難聴」と呼ばれます。約1万人~1万5000人に一人程度の割合で発症する可能性があると言われております。

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難聴もあるんですね、これは怖すぎます...。まさかおたふく風邪で難聴になるなんて、想像していませんでした。やはりたいした病気じゃないと言う認識があるんでしょうね、しかしこれは今後の生活に大きな支障が出てしまいます。

男性は特に注意を

稀に膵炎を起こして腹痛を訴えたり、男性の場合は睾丸炎をおこして生殖機能にダメージを受ける場合もあります。 

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睾丸炎ってどんなもの?

流行性耳下腺炎にともなっておこる急性睾丸炎は、1週間くらいで自然によくなります。
 耳下腺炎の発生時点でγ(ガンマグロブリンを注射すれば、睾丸炎の発生が減少するとの報告もありますが、確実ではありません。ふつう、鎮痛薬の使用と冷湿布(れいしっぷ)で経過を観察します。
 流行性耳下腺炎にともなう急性睾丸炎は、精細管の炎症であり、化膿することはありません。しかし、数か月後に徐々に睾丸が萎縮し、精子形成がみられなくなります。片側の睾丸のみの萎縮では妊娠に支障はありません。

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精子形成がみられなくなる、片側の睾丸のみでは妊娠支障はないようですが、どちらにしても怖いですよね。私が小さい頃、私の父にうつってしまい、睾丸炎になったそうです。その時も片側だから大丈夫と言われたそうですが、高熱が出て、大変だったようです。

もしかかってしまったら注意すること

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おたふく風邪の潜伏期間は、一般的に2~3週間程度の潜伏期間を得て症状を発症すると言われております。おたふく風邪は飛沫感染、接触感染するため、腫れがなくなるまでは外出を避けるようにしましょう。  

合併症として高度難聴、髄膜炎、脳炎、精巣炎、卵巣炎などがあります。突然聴こえなくなったり(片耳の場合が多いです)、1週間以上たつのに耳の下の腫れがひかなかったり、熱が5日間以上続いたり、ひどい頭痛、嘔吐、下痢、けいれんや腫れた部分が赤くなったり、男性では睾丸の痛み、女性では下腹部痛がある場合は注意しましょう。

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おたふく風邪は抗体が大事

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おたふく風邪は一度発症すると体内に一生涯持続する抗体ができるため再感染を起こすことはほとんどないといわれております。

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抗体を作ることが重要なようです。再感染がほとんどないなら、抗体を作っておきたいですよね。抗体作るなら、予防接種が有効のようですが、どうなんでしょうか。

予防接種ってどうなの?

予防接種を受けることでおたふく風邪の予防を行うことは可能ですが、副作用として「無菌性髄膜炎」と「ムンプス難聴」があります。これらの副作用について事前に理解した上で予防接種を受けることが大切です。

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何でもそうですが、副作用があるようです。最近は子宮頸がんワクチンの予防接種による副作用など、予防接種も軽く考えられない時代になっているので、副作用のリスクは気になります。

おたふくかぜはかかってしまうと、あとは自然に治るのを待つしかありません。おたふくかぜの原因であるムンプスウイルスによって起きる無菌性髄膜炎やムンプス難聴にも特別な治療法はないのです。耳下腺炎や無菌性髄膜炎は後遺症の心配もなく治りますが.難聴は治りません。重い聴力障害を残してしまいます。 ムンプス難聴を防ぐにはワクチンしかありません。

おたふくかぜにはワクチンがあります。現在わが国では任意接種ですが、世界的には多くの国で麻しんや風しんと同様に定期接種として行なわれています。先進諸国のほとんどは麻しん・風しん・おたふくかぜ三種混合(MMR)ワクチンの2回接種を行なっており、おたふくかぜの流行はほとんどありません。ですからムンプス難聴になる人はほとんどいません。

ワクチンは1歳から接種することができます。大人でもかかったかどうかがはっきりしない人は接種をお勧めします。おたふくかぜにかかった人がワクチンを受けても何も問題はありません。

出典 http://www.oikawa-iin.jp

副作用のリスクは?

Q おたふくかぜワクチンはこわいって聞いたけど? A おたふくかぜのウイルスは、無菌性髄膜炎を起こしやすく、おたふくかぜワクチンによってもある程度(数千人に一人)起きてしまうことが知られています。

しかし自然にかかった場合には数十人に1人とワクチンを受けたときに比べて約100倍の多さでこの無菌性髄膜炎になるのです。合併症の可能性を比較すると.自然に感染するほうが明らかに危険です。

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副作用のリスクより、重篤化した時の合併症のほうが危険ということでしょうか。実際父が大変だったのを聞くと、事前に防いだほうが良いような気もしますが...。

受けていてもかかることもある?

Q おたふくかぜワクチンはあまり効かないのでは? 

A ワクチンを受けると約90%の人に免疫がつくと言われています。たしかにワクチンを受けていてもかかってしまうことがありますが、多くの場合かかっても軽くすみます。なにより集団の85%以上の人がワクチンを受けるようになれば、その病気の流行は起こらなくなります。

諸外国ですでに証明されているように、みんながワクチンを受ければおたふくかぜが流行することもなくなり、かかる心配もなくせるのです。

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受けていてもかかるのか...。が正直な感想ですが、かかっても軽くすむなら、やはり良いんでしょうか。みんなで受けることにより、未然に防ぐことも大事ということですね。

費用はどのくらい?

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まずかかったことがあるかどうか、抗体検査をしたほうが良いと言う意見が多いようです。最寄の医療機関によって金額は違うと思いますが、抗体検査とワクチンの料金を調べてみました。ワクチンは5000~8000円前後、抗体検査は2000円~6000円前後のようです。あくまで参考なので、最寄りの医療機関に問い合わせてみてくださいね。

リスクを理解して選択を

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予防接種で抗体を作ることが重要な反面、副作用というリスクもあるようです。どちらにせよ、まずは抗体を持っているのかを検査すると良いかもしれません。抗体を持っていれば、ひとまず安心できますよね。男性は、将来の子どものためにも、特に検査することをおススメします。

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