まるまると太った羊のクリスー肉がたっぷりなのではなく、全身毛に覆われ歩くことも困難なほどになっていた。クリスの生命維持にと羊毛剃りのチャンピオンであるイアンが、クリスの毛を刈ったところ、世界記録を塗り替えるほどものすごいことになったのだ!

毛に覆われ苦しそうなクリス

出典 http://www.mirror.co.uk

一瞬顔がどこなのかも見分けがつかないほど丸々としたクリス。毛の重さは相当のものだ。歩行困難なのは容易に想像できる。今回、スタッフ4人に毛を剃ってもらった。

2段階にわけて剃って行くも時間がかかる作業

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作業は朝の9時から始められた。しかしあまりにも多量の毛なので同じ場所でも2回剃らねばならず、またその1回でさえ45分もかかってしまう始末。人間の髪をバリカンで剃るようにはいかないのだ。

ふわふわのウールに包まれていたクリス

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これだけの羊毛に覆われていたらさぞ温かい…いや暑かろう。クリスはなんと7年間も剃られていなかったのだ。溜まりに溜まったウールの量は通常の羊の2倍は余裕であったそうだ。

クリスの姿がようやく見えてきた

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オーストラリアのキャンベラで、野生の羊として生きてきたクリス。しかしこの毛の重さのためにヨロヨロで歩けない姿を散歩客に発見されRSPCA(動物虐待防止協会)の協力のもと、今回の散髪に至ったというわけである。

なんと重さ40.45キロのウール!!

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スリムな女子1人分の体重は余裕であると思われる。これだけの毛で服はいったい何着ぐらいできるのだろうか。どーんと広げられた様子はカーペットのようだ。上に寝転がったら温かいに違いない。

お疲れ様、クリス

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消毒薬のピンクのスプレーが付いているのでなんだか痛々しいが、羊毛刈りのチャンピオンに刈ってもらったので無駄なく綺麗に剃れたのがわかる。寒いのかちゃんと服を着せてもらっているところが、RSPCAの動物を思いやる温かさだ。

野生に帰ってまた毛がどんどん生えるのか心配だが、とりあえず暫くの間は安心だろう。この羊毛の量は世界新記録になったということだ。歩けるようにもなったし世界記録も塗り替えたし、いいことずくめで良かった、良かった。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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