モノをウル
モノをカウ
どちらが難しいのでしょうか?
ほとんどの方は
ウル方を選ばれると思います

青年もそうでした・・・・・・・・

初海外がパリ・・・・・・

記憶が正しければ
初めて行ったショウルームは
パリのヴィクトワール広場付近の
デンマークの新鋭デザイナーブランドだったと思ふ

英語も喋れない
いったいなにから初めて良いのか?
蓋を開けて初めて
「なんて重大な事を任せられたのだ」と
「責任」がのしかかる

プライスを聞くと
当時店で扱っていたプライスをはるかに超えている

それでも青年は「買わないと格好悪い」が優先し
オーダーを入れる
サイズも カラーも 彼らの言われるがまま

「これは人気だからもうちょっと買ったら?」と
セールスされると
「じゃあ」とオーダーしてしまう

終われば
結構な金額・・・・・・

ホテルに戻り
事の重大さに気づき
大阪で 傲慢になっていた己に嫌気がさしていた
「俺はなんもでけへんやん 組織に守られていただけやん」と
ようやく 「己を知る」

そして「買う」ということがとても難しいというコトも知る
ヒトに教えられていれば「なんで買うのが難しい?」と青年は思っただろう
しかし 実際そうだったのだ
青年の小さなキャパシティはいきなり超える・・・・・・
己の ボキャブラリーの乏しさ 知識の無さ 貿易の用語 予算の割り振り
トレンドの先読み 全てが無知 浅はかだった

翌日 はじめてメッセを体験する

広大な敷地内で
ブースごとにわかれている
ブランド達 プレゼンテーションする デザイナーやメーカーの人々
VMD(ディスプレイ)合戦
世界が変わった・・・・・・

チッポケダ・・・・・・・

ナニモカモがスケールがでかく
青年は 全てを踏まえて
己はなんて小さな人間だったのだろうと
思い知らされる

様々なパリの洗礼を受け
中途半端なまま
終了し
イタリアへ飛ぶ・・・・・・・

そして青年は クラシコというスタイルをキチンと知る

だが この時はそういうスタイルがあるが
俺とは また違う世界の話だと思っていた

そこから 青年の価値観を変えるとあるブランドに出会う
それはまた数年後のお話

イタリアという国が肌にあっていた
食べ物 ヒト イロ 街
パリが冷とすれば確実にイタリアは熱だろう

そんなイタリアのエピソードも書きたいところだが
かなりの長丁場になってしまうので
近い将来紹介する話の時に
書いていこうと思ふ

とにかく青年は
10数年前憧れのバイヤーという職に就いたのだが
描いていたものと現実があまりにも違い過ぎて
ものすごい壁にぶち当たってしまう
それをどう越えたのか?
いや むしろ越える事ができたのか!
それはまた次回のお話・・・・・・・

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大阪でメンズのセレクトSHOPを2店舗経営しています
現場で起こる人ありきの実体験を綴っております。

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