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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
暑くなると飲み物に氷を入れて冷たくしたり、かき氷やフラッペなども爽やかな夏の甘味として非常に人気がありますね。一方で、ダイエット志向から氷をそのまま食べる、という方もいるかもしれません。このようにときどき涼を求めることはもちろん病気ではありません。ですが、これが度を過ぎると実は病気の症状として扱われることがあるのをご存知ですか? 今回は、そんな氷を無性に食べたくなる「氷食症」について、医師に伺いました。

■ 氷食症って何?

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氷のように栄養のないものを食べずにはいられなくなってしまう「異食症」と呼ばれる病気のひとつと考えられています。この異食症の中には、自分の髪の毛を食べたり、爪を食べたり、中には石やプラスチックを食べる症状の方までいるそうです。

■ なぜ、氷を食べたくなるの?

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氷食症がなぜ起こるかは、まだ明らかになっていません。ですが、興味深いことに鉄欠乏性貧血の方、あるいは貧血にはなっていなくても鉄欠乏傾向のある方に起こりやすいといわれています。また、精神疾患がある場合にも、氷食症になりやすい傾向が……。

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■ 診断目安は……

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1日に製氷をひと皿以上食べるもの、またDSM-Ⅳと呼ばれる精神科の診断基準のひとつでは、異食症は1カ月以上非栄養物質を食べ続けるもの、という項目があることからかなり多量の氷を、毎日食べ続けることがない限り、氷食症に当てはまることは少ないと言えそうです。

■ 氷食症と診断されたら……

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血液検査で貧血や血清鉄の量を調べることになります。ここで鉄欠乏が見られれば、鉄剤の内服を行います。鉄を体内に補充することが氷食症の治療とされ、症状の軽減につながります。(なぜ体内に鉄が足りなくなると氷を食べたくなるのか、そのメカニズムについては今後研究が進むことで解明されるでしょう。 )

【医師からのアドバイス】

これからの季節、氷をはじめとする冷たいものを口にする機会が増えますが、体の冷やし過ぎは免疫力の低下を招きますので、くれぐれもご注意くださいね。

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