日本でも救急車をタクシー代わりに呼ぶ人が多くて、深刻な問題になっていますが、ここイギリスでも同じです。呆れる理由で救急車を呼ぶ人にはこちらが呆れてしまうほどです。

「掃除、手伝って。」で999に電話

出典 http://www.mirror.co.uk

取次ぎオペレーターによると、最近一番バカバカしかったのは「キッチンを掃除するのを手伝ってくれる人を探してる」と999に電話をかけてきた女性がいたそう。お年寄りだったのでしょうか。それにしても、思いっきり救急車の使い方を間違えてますよね。

掃除なんて緊急であるはずがないですよね。こんな風に「緊急」のために呼ぶ救急車を簡単に呼ぼうとする人もいるので、日本同様、本当に救急車が必要な人になかなか到達できない、という結果になってしまいます。

ある男性は自分の足を虫に噛まれたということで救急車を呼び、またある男性は爪の色が変わったことで999に電話。そしてある女性は、耳に綿棒がささってしまって抜けなくなったので救急車を呼んだそうです。どれも救急車をわざわざ呼ぶまでもないことなのは明らかですよね。

出典 http://www.mirror.co.uk

救急隊員によると、祝日などの休みには一番こういった迷惑コールが多いそうです。「GP(クリニック)も休みで、どうしたらいいのかわからない人が999にかけてくるんです。」なんと喉が痛いというだけで999にかけてくる人もいるらしく、もはや驚きを通り越して呆れますね。

イギリスでは、救急車を呼ぶために電話をしてもすぐに来てくれるとは限らないので、喉が痛い人なんかは痛み止めを飲んだ方がよほど早く効くでしょう。イギリスには111という緊急コールセンターもありますが、市民にはあまりいい評判を得ていないのが正直なところです。

特別に医療知識があるスタッフが待機しているのではなく、普通のカスタマーサービスのような感じで、マニュアル通りに質問し答えるというサービスなので、結局深刻な患者が手遅れになり命を落としてしまうというケースもあるようです。

怪我や深刻な病気にならないことが第一とはいえ、ちょっとしたことですぐに救急車を呼ぶのは明らかに無駄使い。日本も救急車の有料化が検討されているようですが、イギリスはその可能性はないでしょう。

すぐに救急車を呼ぶ人は、もう少し常識を持って欲しいですよね。「掃除を手伝ってほしいから」と999に電話をしてきた女性の顔が見てみたい、と思ってしまう筆者でした。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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